前回最後で、鳴海の生存が明らかになりましたね!
ということで、今回は鳴海サイドのお話です。
どんな感じになるのでしょうか。

感想です☆



からくりサーカスアニメ第6話   「地獄」



※以下、ネタバレあり※





◎あらすじ◎

どこかの施設ー
鳴海(なるみ)は、治療を受けていた。
そこに佇む1人の男。
彼は鳴海に、「生命の水」というものを与えるのだった。


その後ー鳴海は長い眠りから目覚める。
眠る間、何度も出てきた泣いている女と、笑っている子供・・。
彼は、勝(まさる)やしろがねの記憶をなくしていた。


目覚めたとき、彼の前には2人の人物がいた。
銀髪の男と、老婆。
2人によると、ここはアメリカのイリノイ州らしい。

男の名はギイ・クリストフ・レッシュ。
老婆の名はルシール・ベルヌイユ。

自分のこともよく思い出せず、困惑する鳴海。
彼はギイに事情を詳しく聞こうとするが、その時ふと部屋を覗く少女に気付く。

鳴海に気付かれたことに驚いた少女は、走っていってしまう。
子供を怖がらせた、と焦った鳴海は、彼女を追って部屋を出るのだった。


少女を追った鳴海は、子供がたくさん集まる部屋にたどり着く。
子供に遊んで、とせがまれ、中国拳法を披露する鳴海。
彼は記憶を失っていたが、体はそれを覚えていたのだ。

それを見て、喜ぶ子供たち。
だがその時、その中の1人が発作を起こす。

聞きなれたゼヒゼヒという呼吸音。
看護師が急いで子供に笑顔を見せに行く。
その姿に、鳴海の胸は激しく波打つ。
「ゾナハ病ー!!」
記憶を思い出した彼は、その場に倒れこんでしまうのだった。


病室。
医者に無茶を叱られる鳴海。
その横で、ギイが鳴海を助けたときの様子を語って聞かせる。

それによれば、ギイが鳴海の元へ行ったとき、彼は大爆発に巻き込まれ、瀕死寸前だったという。
片腕を失って、失血死しそうだったのだ。

だがそれよりも、鳴海には気になることがあった。
それは子供のゾナハ病のこと。
尋ねる鳴海に、衝撃の答えが返ってくる。

この病院には、ゾナハ病にかかった子供が2000人も収容されているというのだ。
驚く鳴海の前で、医者がギイに早く出ていくように突っかかる。
医者によれば、ギイたちの仕事が遅いせいで、患者が増え続けているという。

それをなだめるもう1人の医師。
だが彼も、ギイやルシールに向ける視線は冷たいのだった。


医者たちが出ていったあと、鳴海はギイに自分を助けた理由を訊く。
自分たちは知り合いだったのか、と。

それに対するギイの答えはNOだった。
2人は初対面で、彼は鳴海をスカウトするために日本に出向いたのだという。

意味が分からず、困惑する鳴海。
そんな彼に、ギイはいずれ話す・・と答えるのだった。


その後ー鳴海は病院で子供と遊んで過ごすようになる。
彼に懐く子供たちを可愛く思う鳴海だったが、ある日彼はふと見てしまう。
看護師のヘレンが、泣きながら大量の藥を飲んでいたのだ。

更に、彼は医師たちが自らに注射をしている姿も見てしまう。
思わず問いただす鳴海だったが、医師の答えは職務を遂行するために必要なものだ、というものだったー。


一方、ギイとルシールは子供に事情聴取を行っていた。
「真夜中のサーカス」について問いただす2人に、鳴海は声を荒げる。
だが2人は、それを意に介さず、言うのだった。
「オートマータを追うためなら、子供であろうが問い詰めるのが、自分たちの仕事だ」と。

そうして詰問を続けるギイに、溜まらず鳴海は殴りかかる。
彼は弾みで、ガラスで自分の手を傷つけてしまうが、その傷がすぐ回復することに気付く。

驚く鳴海に、看護師が話す。
自分たちがクスリ漬けになっているのは、ゾナハ病の発作を収めるためだと。
彼らはいつでも笑えるように、副交感神経を強制的にリラックスさせていたのだ。

そうしなければ子供は助からない・・と、身も心もズタズタにしながらも、皆働いている。
 事実を知った鳴海に、ギイは言うのだった。
「この病院は、地獄だ」・・と。

その後、鳴海は医師にゾナハ病について説明を受ける。
ゾナハ病には3段階の症状があって、第一段階は呼吸困難と全身の痛みが出る。
第2段階は、免疫力の低下による合併症で、この段階で死ぬ患者も多いという。

そして最終段階ー実際の患者を見た鳴海は、言葉を失う。
そこにいたのは、冷たい床に転がされ、死ぬこともできずに苦しむ患者の姿だった。

第2段階で死ねたほうがまだマシかもしれない・・辛そうに話す医師。
体の自由も効かない患者には、もはやベッドも必要ないのだ。

さっきまで元気そうにしていた子供たちも、次々症状が進むようになる・・。
絶望した鳴海は、ギイに尋ねる。
自分に何をしたのか。なぜ大怪我したはずが、こんな短時間で治ったのか。

ギイは答える。
彼は鳴海に、「生命の水」(アクア・ウイタエ)を使ったのだ、と。

「生命の水」とは、どんな傷や病気にも効く万能薬だと話すギイに、鳴海はゾナハ病にも効くのかと詰め寄る。
だがギイによれば、生命の水は鳴海に使ったのが最後で、それを作る技術を彼らは持たないのだという。

ならなぜ自分に使ったのか。
気持ちの収まらない鳴海に、ギイは話す。
彼の目的は鳴海をスカウトすることだったから、彼に生命の水を使ったこと。
その理由は、一緒に自動人形(オートマータ)を倒してほしいからだ、と。


ギイによれば、ゾナハ病をばらまいた元凶こそが、オートマータなのだという。
そしてそのオートマータを率いているのが真夜中のサーカスという団体で、ギイたちは真夜中のサーカスを倒すために存在しているのだ。

その役割を持つ者は「しろがね」と呼ばれている・・ギイはそう説明し、鳴海に彼もしろがねになるよう話すのだった。

しろがね・・その言葉に何かを思い出しそうになる鳴海。
だがその時、ルシールが敵の襲来を告げる。


病院の外ーそこに、敵は迫っていた。
パウルマンという名のオートマータと、彼の操る人形オートマータのアンセルムス。
2体を中心に、オートマータたちは大群で押し寄せてくる。

恐怖に逃げ惑う子供たちを避難させる鳴海。
そして先に敵の前に姿を見せるギイ。

彼はからくり人形「オリンピア」を使い、オートマータたちを粉砕する。
その様子を見ていた鳴海だったが、その胸に抱えていた少女べスがゾナハ病の発作を発症してしまう。

笑顔を見せながら、意識を失うべス。
悲しみと怒りに震える鳴海に、ルシールは言う。
生命の水を子供に使っても、意味はない。鳴海がしろがねとなって敵を根絶することこそが、子供を助ける方法になる、と。

それでも逡巡する彼に、ルシールは仮面を渡す。
仮面で、心を隠せー
鳴海はそれを手に取り、立ち上がるー


そして・・彼は戦いに向かう。
オートマータに怯まず、憲法を繰り出す鳴海。
そんな彼の姿こそ、ギイが彼をスカウトした理由だった。

気を体に打ち込まれたオートマータは、爆発して自壊するようになっているのだ。

怒りに燃える鳴海は、一心不乱に敵に向かっていくのだったー。





ギイ、ルシール登場!!

こういう風に展開するのか~!!と感心しました!
全然違和感ない繋ぎで、よかった(^^)

アニメになると、ギイはしろがねに似てますね~。
原作だとそんなに感じなかったのになぁ。。
まぁ兄妹みたいなもんですもんね。
マザコン・チャラ男ぶりはアニメでも健在で、うれしかったですw


そしてルシール!
声が合ってますねー☆
相変わらずの迫力だし、かっこいいです!



・・で、本編の感想ですが、ゾナハ病の描写が本当につらかったです。
病院の人たちの薬漬けの事情から始まり、ゾナハ病の症状の説明。
元気だったマークやべスの症状悪化。
地獄すぎて見てるのが本当苦しかったです。

鳴海の苦悩も分かりますよね・・理屈ではルシールの話は分かっても、心がついていきませんよ。
藤田作品は絶望を感じさせるのがうまいですよね。
本当、見てて気持ちが落ち込みました・・。


でも、そこからの仮面を手に取る描写はすごくよかったです!!
BGMが相まって、背筋がぞくっとしました。

今週が「地獄」なら、来週は「悪魔」かな?
からくりサーカスは基本的に暗い展開が続くので、次回も気合入れて見ないといけませんね!


そして・・上手くまとめてあったので本編自体は満足ですが、かなりカットもされたんで、少し残念な気持ちも。
まぁエリ公女編はカットされるだろうとは思ってたんで想定内ですが、ジョージの存在がカットされるとは思いませんでした。
声優さんは発表されてただけに、尚更。

ギイがジョージの役割も担ってたんで違和感はなかったんですが、ジョージに関してはここでの始まりがあって、徐々に変化していくキャラなので・・。
見たかったなぁ・・っていう気持ちです。


ということは、彼の出番は真夜中のサーカス編になるのかなぁ。
まさかラストがカットされるとは思えないので、早く登場してもらいたいですね☆



さて、次回は公式の予告によれば、対パウロマン先生と、なんとヴィルマが登場するようです!!

リーゼはカットされたけど、彼女はナイフ絡みがあるのでカットされなかったみたいですね~(^^)
相変わらず駆け足な展開になりそうですが、楽しみです☆
あぁでも、ヴィルマがここで出るってことは、三牛親子は本格的にカットかな・・残念。

次回も楽しみです☆




原作ではこの辺~☆