前回は物語のプロローグでした。
今回の章は鳴海サイドのお話です。
彼はゾナハ病治療病棟で、何を見たのでしょうか。

感想です☆




からくり~銀の煙第2幕 「アメリカへ」







※以下、ネタバレあり※





◎あらすじ◎

エリの事件の後も、鳴海(なるみ)たちは「柔らかい石」の持ち主を求めて、オートマータと戦う旅をしていた。
だが鳴海の気持ちは停滞していた。
それを見越したギイは、彼にその理由を尋ねる。

鳴海は自分でも気持ちを持て余していた。
人間を狙うオートマータを壊すことに異論はない。
だが「柔らかい石」を求め、オートマータと戦うだけの日々ー
彼は「しろがね」としての生き方に、疑問を感じていたのだ。

そんな彼に、ギイとルシールは言う。
そうやってキリのない戦いを自分たちはずっと続けてきた、と。
それが「しろがね」なのだ、と。


尚も迷う鳴海。
そんな中、3人に連絡が入る。
アメリカのイリノイ州、グリーンタウンがゾナハ病によって一夜にして全滅した、と。
そしてそこの住人が、「柔らかい石」についての情報を得たらしい。
彼らはその情報を聞き出す役目を得たのだ。

しかもその現場には、もう1人「しろがね」も合流するという。
3人は急ぎ、アメリカへ向かうのだった。


グリーンタウンー廃墟と化した町に寄る鳴海たち。
真夜中のサーカスが訪れた町からは、人間がいなくなっていた。
それぞれの思いにふける3人。

それから彼らはゾナハ病患者専用病棟へと移動する。
そこに目撃者がいるらしいのだ。

厳重に警備された病棟。
ゾナハ病は最高極秘情報として、秘匿されているのだ。

苦しむ人から情報を聞き出すなんて嫌だ、とごねる鳴海。
それを押し切るギイとルシール。
彼らがすったもんだしながら病棟に入った途端、子供たちの笑い声が彼らを包む。

驚く鳴海に、ギイは言う。
この子供たちがゾナハ病患者で、目撃者かもしれない対象だ、と。

あっというまに子供たちに懐かれる鳴海。
するとそこに院長と共に、もう1人の「しろがね」が姿を見せる。

彼が現れた途端、子供たちは怯え始める。
異様な雰囲気をまとった男ーそれが「しろがね」だった。





ゾナハ病棟編、開幕!!


今度の舞台はアメリカだそうです。
6巻と7巻で出てきた町ですね!
2人の子供が真夜中のサーカスを目撃していましたが、この2人が鳴海たちの探す目撃者でしょうか。

ゾナハ病は、極秘情報として扱われているのですね。
勝たちも知らなかったし、馴染みない病気のようでしたもんね。
長年人々を苦しめている病気が隠されているとは・・ここにも「しろがね」の隠れた戦いを感じさせますね。
今回の病棟も辺鄙なところにあるもんなぁ。。
周りには何もないし。


それにしても、ゾナハ病の子供たちがあんなにいるとは・・。
なかなか辛いものがありますね。
あんなに笑顔でも、発作は襲ってくるんですもんね。
前回鳴海が怒っていたのは、そういう点から来てるのかもしれませんね。



で、今回気になったのは、鳴海の葛藤。
やっぱり彼は葛藤があるから、「しろがね」の意志に支配されないんでしょうかね。
キリのない戦いに、早くも疲弊しているようですが・・この旅で何か変わるのでしょうか。

まぁいつまで戦ってもキリがないなんて、やさぐれたくなる気持ちもわかりますけどね(^^;)
いっそこの辺は、「しろがね」の意志に支配されてしまったほうが、気持ち的には楽なのでしょうね。



さて、後はもう1人の「しろがね」について!
なんだか子供が怯えてる様子からも、冷酷さがうかがえますね。
ギイ以上に、鳴海と相性悪そう;;
4人になって、どう話は展開していくのでしょうか。



ということで、次回は新しい「しろがね」との話でしょう。
彼はどのような人物なのか・・


次回も楽しみです☆