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period.1 「だいじなばしょ」






※以下、ネタバレあり※









◎あらすじ◎

高校こそは楽しく過ごすー
あの日、美月(みつき)はあやちゃんに誓ったのだった。



高校に入学して3週間ー
美月は友達作りに苦戦していた。

自分を変えたくて遠くの学校に来たのに、自分の気持ちを言えず、うまく人と付き合えない美月。
今日も放課後一緒に遊びたいとクラスメートに言えず、更にゴミ当番まで引き受けてしまうのだった。

落ち込む彼女は、ふと教室で眠る1人の男子に気付く。
起こそうと声をかけるが、彼は全く動かない。
仕方なく、美月は起こすのを諦めるのだった。


ゴミ捨てに向かった美月は、体育館でバスケ部が部活動をしているのに気づく。
そこに転がってくるボール。
拾おうとしたその時、突然女子が飛び出してきて、ボールをひったくる。

突き飛ばされ茫然とする美月。
見ると、その女子はバスケ部の男子に意気揚々とボールを渡していた。

気付けば、そこにはバスケ部を見に来ている女子がいっぱいいた。
彼女たちはその中の3人を見に来ているようだ。
呆気に取られていたその時、美月は後ろから声をかけられる。

入口を塞いでいて、邪魔だという男。
それはさっき教室で寝ていた男子だった。

彼が来た途端、黄色い歓声が上がる。
女子の目当てには、彼も含まれているようだ。

「朝倉永久」(あさくらとわ)-女子に呼ばれるのを聞き、名前を思い出す美月。
彼は誰も起こしてくれなかったから、寝過ごした、と部員に話す。

それを聞いて、思わず起こしたことを口にしてしまう美月。
するとその場にいた皆が、彼女に注目してしまう。

突然現れた女子に、不快感を露わにするファンたち。
面倒には巻き込まれたくない、と彼女は急いでその場を去るのだった。


その後カフェのバイトに向かった美月。
彼女は、最近引っ越してきた少女が気になっていた。
バスケをやりたそうだが、いつも1人の少女。
思わずそのことを店長に話すと、きっかけがあればきっと馴染めるだろう・・と言われる。

そんな中、さっきのバスケ部の男子の1人が、店を訪ねてくる。
彼は美月に、仕事の後付き合ってほしいーと頼むのだった。


そして店の影に連れ出される美月。
瑠衣(るい)と呼ばれていたその男は、仲間の一人を紹介してくる。
もしかして告白されるのではー
赤くなる美月。

仲間3人に連れてこられた男は、恥ずかしそうに口を開く。
ーだがその時だった。
彼は急に目を見開き、こいつじゃない・・!と叫ぶのだった。

茫然とする美月。
男は瑠衣に、女神のようにキレイな店員さんを連れて来いと言った、と怒鳴る。
それに対し、好き勝手美月の容姿を語る3人の男たち。
勝手に間違えられたのに馬鹿にされ、更には店長の娘のナナへの橋渡しを頼まれる美月。
彼女は屈辱に、落ち込むのだった。

だが一つだけ良いことがあった。
ナナが告白を断ってきたのだ。
付き合って店に通われたらどうしようかと悩んでいた美月は、ほっと胸をなでおろすのだった。



けれども翌日ー
店には昨日の4人がいた。
彼らはナナに自分たちを知ってもらうために、部活が早く終わる日は通うことにしたのだという。

大好きな場所を4人に侵される・・そしてゆくゆくは彼らのファンも入りびたるようになるのでは・・。
美月は激しく落ち込むのだった。

そんな彼女を見て、永久が近づいてくる。
彼は美月が同じクラスだと知り、他のメンバーにも彼女を紹介する、と言う。
それを全力で断る美月。
そしてついに彼女は、永久たちがカフェに通うのは迷惑だ、と伝えてしまう。

チャラい人たちに通われるのは迷惑ー
そう口にした美月。
すると永久は、それは違う、と反論する。

バスケ部は恋愛禁止だから、自分たちはその規則を守るつもりだ、と。

ただ竜二は初恋だから、見逃してほしい、と頼む永久に、驚く美月。
実は女慣れしていないということを知り、彼女はさっきの自分の発言を反省するのだった。

だがそれでもー彼女は懇願する。
ファンの人たちにはここがバレないように、配慮してほしい・・と。
ここは自分にとって大事な場所だから、騒がれたくないのだーと。


その翌日。
今日はバイトの時間になっても、永久たちは姿を見せなかった。
来るなと言ったはずなのに、来ないと物足りなく感じる美月。
そんな彼女は、ふと茂みに隠れている4人を見つけてしまう。

思わず声を上げる彼女を抑える4人。
彼らはファンの子を撒くため、隠れていたのだった。

自分の大事な場所を守ってくれたのだ、と気づいた美月。
だが彼女はつい、礼を言いそびれてしまうのだった。


その後永久たちにお礼を言おうと頑張る美月。
だが学校では取り巻きが彼らを囲み、放課後は真剣に勉強する姿に声を掛けづらくなってしまう。
気まずくなった美月は、逃げるようにカフェの前を掃除しにいく。

するとそこには、バスケの輪に入れないでいる例の少女の姿があった。
思わず声をかける美月。
そして少女に、皆とバスケをやりたいと思わないのか?と尋ねてみる。

だが少女はー突き放すように答える。
自分はミニバスに入っていないから無理。
そう言って駆けていってしまう。

仲間に入るきっかけを作ってあげようと思っていた美月は、思いもかけない展開にショックを受ける。
そして少女がその場にいるのを気まずくしてしまったことに、激しく落ち込むのだった。


その後のバイト中も、美月は悩んでいた。
謝りにいったとして、その後どうすればいいんだろう・・考えあぐねた彼女は、ふと4人に相談してみようかと思い立つ。

だが客席を見ると、彼らの姿はなかった。
店長に訊くと、休憩で外に出たという。
そこで外を見た美月は、永久たちが子供たちと一緒にバスケをしている姿を目にするー

そこには、あの少女もいた。

楽しそうに仲間に入って、遊ぶ少女。
その姿に美月は、胸を揺さぶられる。
そして彼女は外に走り出るのだった。


「ありがとうー!」
美月は外にいる4人に、声をかける。
何のことか分からず、戸惑う4人。
だが永久は、彼女の顔に微かに笑みが浮かんでいるのに気づく。

そのままバスケに戻る4人。
ふと美月は、少女と目が合う。
すると彼女は、手を振ってくれたのだー。
感動した美月は、思わず涙を見せてしまうのだった。


それを見ていた永久は、側に来てくれる。
そして彼に泣いた理由を訊かれ、美月は過去の話をする。

小学生のとき、彼女は友人関係に悩んでいた。
そんな時に、この場所であやという少女と知り合ったのだ。

あやは強くてかっこいい女の子で、自分もそんな風になりたかったと話す美月。
でも自分は今もその姿には程遠く、少女の件も自分ひとりではどうにもならなかった・・。

だから皆がここにいてくれてよかったー
そう話すのだった。

その言葉に、永久は美月の頭を撫でまわす。
そして素直でいい、と笑みを見せるのだった。




その後ー
この一件で、5人の距離は縮まっていく。
美月には相変わらず友達はできないが、少しずつその生活は賑やかに変わっていくのだった。










自分に自信がない女の子の物語。



1話ということで、ボリュームがすごかった・・!
あらすじ長くてごめんなさい(^^;)


初回なので、今回は登場人物の紹介にフォーカスした感じでしたね。


美月は、なかなかに暗くて地味な女子ですね。
クラスの女子も、恐らく話しかけにくいんだろうな~。
いますよね、そういう女子。

でもそんな彼女の前に現れたのは、陰キャラの彼女にはまぶしいほどの陽キャラの4人!!
いいですね~、こういう現実ではありえない展開が、少女漫画ですよね~(´∀`*)

恐らく永久を好きになっていく展開なのでしょうが、他の3人も楽しめる・・そんなカンジの作品のようですね!w
個人的には竜二が一番好きかなぁ・・。
直球タイプのほうが、かわいいと思うんですよね。


ただまずは恋愛より、美月がどう変わっていくかにフォーカスしていくんでしょうね。
変わらないことには、恋愛も始めようがないですし。

まずは友達を作ることからですね!
カフェではうまくやれているようなので、引っ張ってくれるような女子が相性良さそうですね!

美月が人との関わりで、どのように成長していくのかー
楽しみです☆