なんでしょう、今回の表紙w

ようやく2人になった勝としろがね。
しろがねから、ギイとの関係が語られるのでしょうか?

感想です☆




幕間Ⅳ~ 「そしてまた開幕ベル」




※以下、ネタバレあり※














◎あらすじ◎

あるるかんの腕は、オリンピアの腕だったー
そのことに気付いた勝(まさる)は、後を追ってきたしろがねに問う。
ギイ としろがねの関係を。
ギイは敵ではなかったのか、と。

その問いに、首を振るしろがね。
ギイはいつでも自分を守ってくれた・・そう話す彼女の言葉に、勝は2人の親し気な姿を思い出す。

あるるかんとオリンピアに何かの因縁があることについては、しろがねも小さいときから感じていたことだった。
だがギイに聞いても、彼が答えてくれることはなかったと彼女は話す。

いつか大きくなったときに、君は自分でその事情を知ることになるだろう。
そうなれば君はとてつもなく重いものを背負うことになるーだから、今は知らなくていいのだ。

ギイはそう言った。
そしていつもは厳しいのに、その時だけは優しく肩を抱いてくれたのだ・・。
しろがねは言う。
だから真相は分からないが、ギイが敵であることなどはない、と。

その言葉に、勝はもういい、と話を終わらせる。
自分を避ける勝に、何か不満があるのでは・・と尋ねるしろがね。
するとー勝は、涙をあふれさせるのだった。

不満などあるわけない、と勝は泣く。
家族のいない自分を命がけで守ってくれるしろがね。
でも本当は彼女は自由に生きていいのだ、と勝は話す。
だから自分を守らなくてもいいし、鳴海(なるみ)を忘れるのも仕方ない、と。


勝は鳴海のために、怒っていたのだ。
しろがねに優しさを与えたのは、鳴海だけだと思っていた。
だから彼女はずっと鳴海のことを忘れない、と信じていたのだ。

だがしろがねにだって、彼女の人生がある。
だから自分が鳴海を忘れなければいいことなのだ・・
そう言いながらも、勝は気持ちを抑えることができなかった。
それでも、しろがねが鳴海のことを忘れるのは嫌だ・・と。


その言葉に、しろがねは勝の腕をつかむ。
そして自分の胸を触らせる。

自分の心臓の音を聞いてほしい・・と伝えるしろがね。
ギイと旅していた頃は、彼女の鼓動は機械的な音を立てていた。
それが嫌いだった、と彼女は話す。

だが・・勝に出会って、しろがねの鼓動の音は変わった。
彼が笑えば嬉しくて高く鳴るし、危ない目に遭っているときには悲鳴をあげる心臓。
そしてーもう1人、しろがねの心臓を早く熱くさせる人がいた。

それは鳴海。
彼女は言う。
人間が人間であるためには全てを受け止めることだ、と。

だから自分は鳴海を忘れない。
その記憶さえも自分の心臓の音にして、生きてゆきたい・・と。


ギイと鳴海への好き、という気持ちは違うものだ・・そう顔を真っ赤にして告げるしろがね。
勝は彼女をキレイだと思い、ようやく心のわだかまりがほどけるのを感じる。
自分もしろがねのことが大好きだよ、と伝えて、勝は皆の元へ戻るのだった。


それを陰で聞いていたギイ。
彼は自分、鳴海、そしてエレオノールの数奇な縁に、運命を感じる。
エレオノールにも伝えていない、あるるかんとオリンピアの秘密ー
そのことを思うギイは、ロケットのママンにそっと話仕掛ける。

「しろがね」にもオートマータにも、秘密はバレていないから大丈夫。
だからエレオノールのことは安心して見守っていてほしい、と。

そう語りかける彼の中の「ママン」は、アンジェリーナだったー。



一方、「しろがね」の犬と共に旅をしてきた鳴海たちは、ついに敵の本拠地にたどり着いていた。
ずっと探し求めていた真夜中のサーカスを目の前に、ルシールはしばし物思いにふける。

彼女は死んでしまった娘のことを思い出していた。
一緒に戦ってきた敵が、今目の前にいるー!

ルシールはアンジェリーナに、そう語りかけるのだった。











鳴海への思い!

ようやく向かい合えた勝としろがね。
勝の不機嫌の理由も、ようやく判明しました。

やっぱり鳴海のことを思って、怒っていたのですね。
ギイのような大事な人が現れて、しろがねが鳴海を忘れてしまうのではないかー
彼はそれが怖かったのですね。

鳴海の思い出は、勝としろがねのものです。
それがなくなってしまうのは、家族を失うのと同じくらい勝にとっては辛いことだったのでしょう。

いつも泣かないと頑張っているのに涙をあふれさせる勝には、ぐっと来てしまいました。
そんなにつらかったなんて・・。


だからこそ、しろがねが鳴海を忘れることなどない、と言ってくれたのは、どんなに彼にとって救いだったでしょう。
そしてしろがね・・段々鳴海への気持ちを認めてきていますね。

顔を真っ赤にするしろがねは、すごくかわいいです。
ギイは鳴海が生きていること、教えてあげないのかな・・。
なんだか可哀想になってしまいました。




さて、話は変わって、今回は新情報が!
ギイにはどうやら、何か大きな秘密があるようです。

あるるかんとオリンピアの因縁については分からずじまいでしたが、ギイとアンジェリーナが2体の人形で戦う回想がありましたね。

ギイがオリンピア。
アンジェリーナがあるるかんですね。

なぜ「しろがね」同士が戦っているのかは分からないですが、ルシールからアンジェリーナにあるるかんは引き継がれたのですね。
そしてしろがねに・・という流れなのかな?

そしてそして!
なんといっても気になるのが、ギイのいつも言う「ママン」が、アンジェリーナだったということ!

ということは、ギイの母親はアンジェリーナなのでしょうか?
いや・・でもそれはないかな。
確かゾナハ病にかかったときに親に見放されて、ルシールによって「しろがね」になったんですよね。

ということは、彼の親代わりの役目を担っていたのがアンジェリーナなのかな?

ルシールもギイも今までそんなことお首にも出していませんでしたが、あり得ない話ではありませんね。

そして何か事情があって、2人は戦った・・?
ギイの抱える秘密と、関係がありそうですね。
「しろがね」をも欺く秘密とは、一体何なのでしょうね。



また、アンジェリーナがしろがねの母親だという情報も、非常に重要ですね!
これは・・本当の親子なのかな?
ギイの言い方だと、そんなカンジに受け取れますね。

ということは、ルシールはしろがねのおばあちゃん?!
え・・めっちゃ混乱しますね(^^;)

じゃぁやっぱりギイもアンジェリーナの子供なのかな?
それか養子?
養子だと考えるのが自然かな~。
それだとしろがねの親代わりをしていたのも、納得できますし。

ちなみに父親は誰なんでしょうね?
アンジェリーナはルシールの話からも、もう死んでいることは確定してますが、両親をなくしたと前にしろがねが言っていたので、父親ももうこの世にはいないようですね。

恐らく「しろがね」同士の夫婦だとは思いますが・・。
っていうか、じゃないと成り立ちませんよね。寿命的に。

だとすると、もしかしたらしろがねは「しろがね」同士から生まれたため、特別変異の子供という可能性もありそうです。
産まれたときから、「しろがね」だったという可能性・・。

彼女が自分の「しろがね」の成り立ちを語らないことや、ゾナハ病にかかった素振りがないのも、そういう事情があるのかもしれません・・。

いや~、考え出すと止まらないですね!
幕間なのに、重要な情報がたくさん出てきた回でした!






さて、次回からは新章ということで、鳴海編でしょうか。
ついに真夜中のサーカスを見つけましたが、ミンシアもついてきたのですね。

最古の四人、そしてフランシーヌ人形のいるサーカス。
長い戦いになりそうですね。


次回も楽しみです☆