前回、何者かが動いていることを知った正二とギイ。
その者によって、エレオノールは人形に変えられようとしていましたー。

誰が裏で手を引いているのか。
そしてその目的は?!

感想です☆





サーカス~最終幕第39幕 「影の正体」





※以下、ネタバレあり※













◎あらすじ◎

キュベロンでエレオノールと再会した正二(しょうじ)。
だがエレオノールは正二を騙る何者かによって、自分を人形だと思うように洗脳されていた・・。


ショックを受ける正二。
彼はエレオノールに、表情がないことに気付いていた。

目に生気がなく、表情も全くない。
キュベロンでの訓練は厳しいとは聞いていたが、それでも今までにこうなってしまった「しろがね」を彼は見たことがなかった。
誰が彼女をこんなにしたー?!
正二は息を呑むー

そして、彼はエレオノールに言った。
一緒に日本へ行こう・・と。

するとエレオノールはうなづき、日本で男の子を守るのですね、と不可思議な発言をする。
その意味は分からなかったが、今すぐにでも彼女を連れていきたい正二は構わなかった。


だがその時、ルシールがエレオノールを呼びに来る。
彼女は世界各地でオートマータが動き出したことを伝え、エレオノールにも戦いに参加するよう言うのだった。

それを止める正二。
だがルシールは、「しろがね」は人形破壊者なのだ、と戦いを優先させるよう話す。
そのため、エレオノールは行ってしまうのだった・・。、


その後彼は、「しろがね」の本部へと向かう。
そこで得た情報は、恐ろしいものだった。

正二は何度も、ここに来ていたというのだ。

彼は本部で、何度も人形操りの説明をしていたという。
それを聞いた彼は、やはり自分を騙る人間がいることを確信する。
そして、ギイとの会話を思い出すのだった・・。


サイガで対面した際、ギイはエレオノールに近づく影の存在を知らせた。
彼は72年前の、黒賀村の事件の夜のことを持ち出す。
その際、手伝いの女性は妙なことを言っていたのだ。

彼女は、正二が隣村に宿を取り、皆を祭りにもてなしてくれた、と話したのだ。
だが正二には、そんな覚えはまったくなかった。
つまり、その時から既に影は動きだしていたのだ・・。


ギイは、その人物に心当たりをつけていた。
あの日から、72年にもわたって陰謀を巡らせ続けた者ー
彼は、正二やギイの動向をよく理解できる立場にいた人物だ。
尚且つ、正二の姿を真似ても怪しまれず、からくり人形の説明をするだけの知識も持ち合わせているー

そんな人物は、正二の周りには1人しかいなかった。

彼は目を見開く。
まさか、そんなはずはない・・と。
だがギイは言う。

影は、才賀貞義(さいがさだよし)-ディーン・メーストルだと!!


信じられず、固まる正二。
貞義は、長年彼のサポートをしてきていたからだ。
だがギイは、彼以外には影はありえない、と断言する。

そこで何の目的があるのかは分からないが、2人は貞義について調べることにするのだった。



それから、月日は流れた。
エレオノールが「しろがね」として戦いに身を投じる中、正二とギイはディーンについての情報を集め続けた。

ある時、ギイはロッケンフィールドに彼のことを尋ねていた。
ディーンが「しろがね」になったいきさつを知りたがるギイに、ロッケンイールドは話した。
彼は、自分と同じヴァレンティンという人物に拾われたということを。

ギイも、本部の記録でその情報は見ていた。
ディーンはロッケンフィールドよりも前に、ソヴィエトのイルクーツクで「しろがね」になったらしい。

するとロッケンフィールドは、それはおかしい、とギイに言う。
ヴァレンティンはイルクーツクの近くのバイカル湖の村で生まれ、そこで村ごとゾナハ病に罹患した。
だから彼はもうバイカル湖には近づきたくない、とロッケンフィールドに話していた、というのだ。

そんな彼が、イルクーツクに出向いたとは考えにくい、と彼は考える。
それを聞いたギイも、ディーンの足取りに疑問を感じる。
では、彼はどこでゾナハ病にかかり、誰の手で「しろがね」になったのだー?


一方、1989年東京。
正二はギイと電話で話していた。

彼も貞義のことをあれからずっと調べていたが、有益な情報は見つからないままだった。
だが彼には、黒賀村の事件のとき、どこにいたかの情報も確認できなかった。
それでも、まだ彼を疑いきれない正二。
その時、誰かが部屋をノックする。

それは貞義だった。
彼は中に入ると、しくじっちゃった・・と切り出した。
なんと、彼は外の女性との間に子供を作ってしまったのだ。

驚く正二。
彼は貞義はその女性と結婚するのかと考えたが、貞義はその考えを笑った。
そしてー彼は、今まで見せたことのない、悪意を含んだ表情を見せる。
子供は金を払って育てさせる。名前は勝とでもつけてー。
それだけ言うと、彼は部屋を出て行ってしまうのだった。



こうして、記憶はついに現代につながった。
勝(まさる)は自分とのつながりを見出し、その時ようやく父親の顔を思い出すのだった。


そして、記憶の旅はまだ続くー。
1997年、それは正二と貞義の戦いの年だった。

ついに、貞義がその正体を現すときが来たのだー。













貞義が動き出す!!


や~、ちょっとラストの貞義の顔、怖かったですね!
狂気を感じましたよ・・。

計画が順調だからか、それともバレたからなのか、ついに貞義がその本性を現し始めました。


エレオノールに近づき、彼女を洗脳した人物。
それは、貞義ーディーンでした。

数々の証拠が、彼が黒幕であることを知らせました。
やっぱり黒賀村の事件の際も、彼は村にいた可能性が高いですね。

つまり、アンジェリーナは彼に殺されたのです!!

あんなに仲間だと信じていた彼女を裏切るなんて・・。
その後にしたことも含め、やっぱり彼は許せませんね!!


そんな貞義がどんな人物なのかー
ギイと正二はその足取りを追いますが、結局不明のままでした。

どうも彼のバックグラウンドの情報は、全てねつ造されているようですね。
「しろがね」であることは確かだとは思いますが、問題は誰の手によって「しろがね」となったか、です。

もしかしたら、更に後ろで手を引く者がいるのでしょうか・・。
なんだか巨大な陰謀を感じますね。


また、彼がオートマータに黒賀村を襲わせたことの謎も、まだ解明されていません。

あのオートマータは、フランシーヌ人形のことを知りませんでした。
つまり彼らは、彼女の手で造られた人形ではないということです。

では、貞義が彼らを造ったのでしょうか?
どうやって?

いくら人形造りの知識を正二の元で得たとはいっても、オートマータとからくり人形では訳が違いますからね。

一体、貞義は何者なのでしょうか・・。



そんな貞義ですが、ついに勝へと話はつながります。
彼は外の女性との間に、子供を作ってしまったのです。

けれども彼は最初から子供は道具としか思っていないようで、全て自分の思いのままに事態を動かそうとします。

なんだか勝のお母さんも可哀想ですね・・。
相手がこんな人だと知っていたら、もっと幸せな道もあっただろうに。

それにしても、ここからの貞義は、一気に雰囲気が変わって怖かったですね。
勝が知ってる父親は、こっちですね。

やっぱり彼は、次第に本性を現し始めたようです・・。
ここから彼の計画は加速するのでしょうか。

どんな牙を剥きだすのか・・
恐ろしいですが、気になりますね。






さて、次回はいよいよ勝が生まれてからの話でしょうか。
段々時系列が難しくなってきましたね(^^;)

なるべくわかりやすく、まとめていければと思います。

次回も楽しみです☆