前回、ピンチに陥ったフニ。

彼女を助けるために、走るのはカナタ!
彼は無事、フニを救うことができるのでしょうか?!

感想です☆




「PLANET CAMP」#6




※以下、ネタバレあり※










◎あらすじ◎

フニを助けるために走りながら、カナタは思い出していた。
あの、遭難した日のことを・・。

友人を抱えながら必死に歩いた日、彼は誓ったのだ。
もっと力があればーと。

そうして救出された日から彼は、一心不乱に訓練に明け暮れた。
もっと強くなるために・・
叱咤に耐えながら、彼は今まで鍛えてきたのだ・・。


今、カナタは7メートル先の木へと飛んだ。
皆が見守る中、彼はなんとか無事に着地する。

落ちたら死ぬ高さを・・ルカはその姿に目を見張る。
その時、ザックが思い出した、と声をあげた。

カナタ・ホシジマ・・彼はその名前をずっとどこかで聞いたことがあると思っていたのだ。
それが今分かったー
カナタは、10種競技の選手で、20歳未満のジュニア選手権で高校生ながら3位に入賞している経歴の持ち主なのだ。

10種競技を知らない一行のために、ザックは説明する。
その競技は短・中・長距離走から跳躍競技、投擲競技までの10種目を一人で行って、特典を競う競技だった。
陸上部には入っていないから、恐らく専属のコーチがついているのだろう・・
ザックの説明に、皆納得する。

だから走ったり飛んだり投げたり・・運動神経が抜群なのか。
するとアリエスが言った。それだけではない、と。
それだけで飛べるものではない・・
彼女はほほ笑んだ。

カナタは、仲間のために命を賭けられる人なんだー


次々に、カナタは木と木を移動していく。
後2個で、フニまでたどり着くー自然、皆の応援の声も大きくなった。

だがその一方で、カナタの体はフラフラだった。
あの緊張感の中連続で飛ぶのだから、当然だ・・
ザックの言葉に、キトリーはあることを思いつく。

その瞬間、ドラポンがフニの体を掴んだ。
このまま飛んでいかれたら終わりだぞー!!
彼女の悲鳴が響き渡るなか、皆はカナタに急ぐように言う。

だがドラポンは高く上がってしまい、もうカナタからは届かない。
何かないか・・彼は周囲を見回し、そして気づいた。
昨日ルカが置き忘れた槍ールカジャベリンーがあるのにー。

すぐに、彼はそれを手にした。
そしてそのまま、カナタはドラポンに向けてその槍を構えた。
槍投げをする気だー!!
気づいた皆は、力いっぱい彼に声援を送る。

その声に押されるように、彼は真っすぐルカジャベリンを投げた。
その槍は一直線にドラポンの体に刺さり、彼はフニを振り落とす。

フニは、そのまま木の上に落ちた。
やった・・!!
皆カナタがドラポンを仕留めたのを見て、歓声を上げる。

疲れた・・
そう言いながらも、カナタは残りの木を飛んだ。
大泣きするフニの元へ、彼は進んでいく。
その姿を見ながら、アリエスは自分が助けられたときのことを思い出す。

あの時もそうだった。
宇宙を駆けるように飛んできて、彼は言うのだ。
頑張ったなーって。

そうしてカナタは無事にフニの元にたどり着いた。
彼は涙を見せるフニに、優しく手を伸ばす。
だがその時ー疲労でふらついた彼は、後ろに大きく身を反らしてしまう。

そのままバランスが取れず、カナタは木から落ちていく。
フニが手を伸ばすが、届かない・・
皆、彼が落ちていくのを見て目を見張るー

すると、カナタの体をパラシュートが受け止めた。
そのまま彼はパラシュートに掴まり、降りていく・・。

地上では、その様子をキトリーが息を切らしながら見ていた。
彼女はカナタの体力を心配し、手当たり次第パラシュートの花を飛ばしていたのだ。

フニの体を支えながら、カナタは地上へと降りていく。
頑張ったなー
その言葉に、フニは大きくうなづくのだった。




















カナタの能力。

今回は、フニを助けるためにカナタが奮闘する話でした。


いやー、かっこよかったですね!!
今までのダメダメな姿も、これで名誉挽回ですねw


やっぱりカナタは、運動能力に長けていました。
10種競技とは・・トライアスロンみたいなものかな?

あの事故から、ずっと体を鍛えてきたのですね・・。
道理ですぐに動けるはずです。自分の脳力に自信がなければ、あんなことできませんよね。

カナタの全ては、事故によって作られてきた、ということでしょうか。
大事な恩師を失い、今度は誰も失いたくないという思いから頑張ってきたのでしょう。
サバイバル知識も身に着けたようだし、そうやって事故と向き合ってきたんですね。


そしてその結果、今彼は皆を守ることができている・・
どれだけカナタにとって、それは嬉しいことなのでしょうね。

アリエスを、そして今度はフニを救えた・・
その経験は、必ず彼の自信につながるでしょう。

更に、その経験があるから、めげずにいられる・・
うん、やっぱりカナタはキャプテンにふさわしいと思いますよ。


それにアリエスは分かっているようですが、カナタはそれだけじゃないんですよね。
カナタのすごいところ、それは何より、仲間のために命を賭けられるということ。
そしてそれをひけらかさず、相手を思って声をかけられること・・

これ、何よりリーダーに大切な資質じゃないでしょうか。


身体能力は高いほうが良いに決まっています。
でもそれだけじゃ、キャプテンは務まらないのですよね。

常に周りの空気を見て、人を安心させられる力ー
頑張ろう、と思わせる力が必要なのだと思います。

カナタには、それがあるのですよね。
だから自分が大変な思いをしても、相手に頑張ったな、と声をかけられる・・

素敵なことだと思います。


キトリーは、彼のそんな姿を見てどう思ったのでしょうね。
一難去り、そろそろこの惑星も離れる頃でしょうか。

皆の思いに、キトリーは応えることができるのか・・
見守りたいと思います。







ということで、次回はカナタとキトリーが仲直りする回でしょうか。

ヴィラヴァースでの冒険も、そろそろ終わりなのかな、と感じます。


この冒険で、少しでも皆の絆が深まっていてくれるといいですね。

次回も楽しみです☆