前回、フニとビーゴの証言により、犯人の目的に気付くカナタ。

果たして彼の予測は正しいのか。
選ばれた9人の共通点は、一体何なのでしょうかー?!

感想です☆




「STAR OF HOPE」#9




※以下、ネタバレあり※










◎あらすじ◎

B5班に入れて、一斉に殺処分・・
その推測に、皆言葉を失った。

キトリーがフニに、本当に間違いないのか、と訊く。
フニはうなづき、ビーゴの話をしていると思ってよく聞いていたから間違いない、と返す。

だとしたら、この班のメンバーはランダムに選ばれたんじゃない・・。
カナタは言った。
まとめて殺されるために、意図的に仕組まれたのだ、と。

そもそもヘルメットを着けていなかったりアストラ号に出会っていなければ、彼らは全員死んでいたはずだった。
それはキャンプ中の事故に見せかけて、このメンバーを一度に抹殺しようとする計画があったということじゃないだろうか・・。
カナタの言葉に、ザックは息を呑む。

じゃぁフニもアリエスも、この班に入るように操作されていたというのか。
2人が養女になったり転校してきたのも・・。
シャルスも、2人共同じ時期に環境が変わっている、とその説にうなづく。

それを聞いていたキトリーは、思わず叫んだ。
何で自分たちが殺されなければいけないんだ!!

自分は何もやっていないー
そう頭を抱える彼女に、ザックは落ち着くよう声をかける。

アリエスも理由はひとまず置いていこうと話し、フニが見た施設で話していた人物は誰だったのだろう、と疑問を口にする。
ルカが、学校内部の人間では?と推測する。
その男は、班員を操作したり、転校させることができる権限を持っていたのだからー

すると、ウルガーが口を開いた。
自分の父親は、教頭だー
彼の発言に、皆目を見張る。

彼は自分の父親が関わっているかは分からないと言いながらも、出来の悪い息子を隠したがるような人物だから、自分を消したがっていてもおかしくない、と吐き捨てるように言う。
それを聞いたシャルスは、警鐘を鳴らした。
想像力を働かせても、意味はない。今は余りにも情報が不足しているのだからーと。

彼の言葉に、ザックはカナタに目配せする。
言うなら今だー
カナタもうなづき、彼は通信機の件を皆に打ち明けることにした。


通信機を壊した犯人が、この中にいるー?!

その衝撃は、大きかった。
皆戸惑う中、カナタは説明する。

その件も、自分たちを抹殺する計画があったのなら合点がいく。
キャンプ中の事故に見せかけて、全員を殺そうとした犯人がこの中にいるのだーと。

すると、キトリーが悲鳴をあげた。
彼女は誰が犯人だ、と取り乱し、皆に敵意を向けた。
落ち着いてと寄り添うアリエスをも、彼女は遠ざける。

犯人はあんたかもしれないじゃないー!!
そう言われて、アリエスは驚く。

だが・・彼女はすぐに我を取り戻し、キトリーに自分は違う、と訴えた。
証明できるの?
そう問うキトリーを見て、カナタも思う。
そうだ、この状況では誰も証明なんてできない・・。

アリエスも、証明はできない、と答えた。
でも自分ではないー
彼女はそう真っすぐキトリーを見つめるが、キトリーもそんなのは分からない、と彼女を見つめ返す。

2人の視線が、互いを射るー
その時、アリエスのお腹が鳴って、場は一気に白けた。

彼女は照れ笑いしながらも、空腹は敵だ、と皆に話す。
着陸は後にして、今はおやつでも食べながら話をしようー
彼女の言葉に、皆も思わず笑う・・。

何人かの顔に笑みが戻ったのを見て、カナタもほほ笑んだ。
いつもアリエスに助けられるな・・。
彼は安堵するのだった。


おやつを食べることで、ピリピリした空気も少し落ち着いた。
キトリーは取り乱したことを、アリエスに謝る。

その横で、カナタはウルガーを観察していた。
ー俺には関わるな。
彼の言葉が、カナタの頭の中を駆け巡る・・。

そこでカナタは話を戻し、この状況に心当たりがある者はいるか、と皆に訊いた。
全員が殺されなきゃいけない理由が分かる者など、いる訳がない、とザックが答える。
でも何か共通点がなきゃおかしい・・とキトリーが呟く。

アリエスが、どこまでが犯人の計画だったのか気になる、と発言した。
彼女はあの球体も、犯人の計画の内だったのかに疑問を感じていた。
あの球体には、犯人自体も呑み込まれているのだ。
その人物はどうやって遠い宇宙で助かるつもりだったのだろうー?
彼女は首をひねる。

ルカがアストラ号を用意していたじゃないか、と言うが、アストラ号は長期の旅が出来る備えはできていなかった。
アリエスの話を聞いて、シャルスもこの船は犯人の逃走車両じゃないかもしれないな・・とうなづく。

じゃあ船を見つけたのは偶然だったとして、犯人は抹殺が成功したらどうやって帰るつもりだったんだ?
ウルガーに訊かれ、アリエスは自身の考えを話した。
もしかしたら、犯人も抹殺の対象だったのではないか・・と。

その案に、皆驚く。
だがアリエスは、そうとしか考えられない、と言い切る。

何なんだ、この計画は・・。
アリエスの言葉に、ルカは震えた。
キトリーたちも、犯人が命を惜しんでいないのだとしたら、まだ抹殺計画は続くのかもしれない、と焦りを浮かべる。

自分も死ぬ気なら、全員を殺すのなんて簡単だ。
船を動けなくさせればいいのだからー
カナタがそう言ったその瞬間だった。

突然、船内で爆発が起きた。
驚いたメンバーが見ると、ウォーターサーバーが爆発していた。
まずいー!!
カナタは息を呑む。

その衝撃で、壁に穴が開いてしまったのだ。
空気が漏れ出したー!!
9人は、一気に非常事態に陥るのだった。




















抹殺計画。

今回は9人の抹殺計画について考える内に、船内で爆発が起こり危機に陥る話でした。

どんどん疑惑が確証に変わっていきますね。
アリエスとフニの環境の変化の時期・・確かにここには関連性がありそうですね。

ただアリエスとフニは全くの初対面だった様子なので、そうなるとこの計画を目論んだ人物は複数いるのかな。
実行犯以外にも、計画を企てた人物が隠れていそうですね・・。


そして新たなメンバーの事実も発覚!!
なんとウルガーの父親は教頭だそうです!!

9人を学校主催のキャンプに入れるには、学校内で動ける人物がいなくては難しいでしょう・・。
となると計画の発案者かは置いておいても、ウルガーの父親が何らかの形で関わっている可能性は大きくなりましたね。

一介の教師じゃ、アリエスを特待生として招き入れることは難しいでしょう。
でも教頭であれば、できるかもしれません・・。

ウルガーの言葉通りなら、余り穏やかな性格の父親ではなさそうですし、息子を嫌っていたのなら抹殺計画に入れたのも彼かもしれませんね。

うーん、少しずつ真実に近づいている感じがしてきましたね。


ただそうなると、ウルガーはやっぱり共犯者ではないような気がします。
彼が父親を嫌っているというのは、嘘ではないと思うのですよね・・。

彼の性格も、父親に疎まれて人間関係を断ってきたからのように思えるのです。

ってかこれが全部演技だったら、もう何も信じられないわ・・。
銃を持ってたのは、護身用の意味合いのほうが強い気もしてきました。

まだ憶測の域ですが、ウルガーは私はどうしても犯人とは思えないのですよね。。
様子を見たいと思います。


で、逆に今回怪しく感じられてきたのは、ユンファでしょうか。

アリエスの予測によれば、犯人は自分の命を捨てる覚悟でこの計画に臨んでいるといえます。
そうなると、普段目立たず余り気力もなさそうなユンファは、怪しいと思えてくるのですよね。

彼女は能力も見せていませんし、ウルガーとは違う意味で誰とも馴染んでいません。
それが単に性格上の問題なのか、それともあえて皆と関わらないようにしているのか・・
その理由によって、彼女の怪しさは大きく変わると思います。

そもそも、今回までほとんど発言もしてきていませんしね。
皆とも絡まないので、一人の時間も多かったと思われます。
充分、細工をする時間は彼女にはあったのではないでしょうか・・。


とはいっても、相変わらず私はルカが怪しいと思っているのですが、状況的にはだいぶユンファも怪しくなってきたかな、と。
カナタはウルガーを疑っているようですが、皆の家庭の事情を探っていけば更なる事実が隠れている感じがします。

まだ犯人を決め付けるには早いので、もう少し様子を見たいと思います。




最後に、突然の爆発について。

これも、犯人が仕組んだことなのでしょうか。

このタイミングで、というのが気になりますね。
ウルガーの銃ならウォーターサーバーを壊せるかなとも思ったけど、そんな素振りはなかったしなぁ。
時限性の爆発物を仕込んでいた可能性のほうが高いでしょうか。

だとすると、これも誰がやったのかは分かりませんね。
でもこの状況、船が壊れたらかなりヤバいはずです。
それなのに自分の危険を省みずに計画に打って出たのだとしたら、ますますアリエスの説は濃厚になりそうですね。

自分の命が惜しくないとしたら、今後も犯人は危険な手に打って出てくると思います。
これ以上危険な目に遭わないように、早く犯人が分かるといいのですが・・。









さて、次回はアストラ号を修理し、軌道を取り戻すために奮闘する話でしょうか。
惑星シャムーアに着陸する寸前だったので、墜落する可能性もありますよね・・。

9人はこのピンチをどうやって乗り切るのでしょうかー?!

次回も楽しみです☆