前回、津波に押し流される中、死を選ぼうとしたウルガー。
しかしそんな彼を救ったのは、ルカとカナタでした・・。

津波から逃れた彼らは、再び9人揃った今、どんな結論にたどり着くのでしょうかー。

感想です☆




「SECRETS」#25




※以下、ネタバレあり※










◎あらすじ◎

アストラ号は、惑星アリスペードを出発した。
夜、島での最後のトラブルを切り抜けた一行は、無事に飛びたてたことに安堵する。

だがウルガーだけは、ずっと黙ってうつむいていた。
彼は翌日、リビングに集まった皆の前で、ルカに頭を下げる。

すまなかった。

ウルガーは謝った。
ルカを殺そうとしたこと。秘密を暴いたこと・・。
だがルカは、秘密のことなら隠していた自分も悪い、と言った。

皆の前で裸になったことも、彼は気にしていなかった。
むしろ自分のことを話すきっかけが出来て良かった、と彼は話す。

それよりも・・その顔が曇る。
父のやったことでウルガーの兄が亡くなったのなら、自分こそ謝りたい・・
彼はそう告げた。

自分たちは似た者同士だ。
いや、自分だけではなく皆色々抱えている。
だからこそ、皆他人の気持ちを思いやれる人たちばかりなのだー

ルカはそう言い、改めてウルガーに伝える。
1人じゃないーと。

ウルガーは、うなづく。
ルカの父の疑惑は晴れた訳ではない。
帰ったら奴を調べて、糾弾する行動を起こす。そのために、何としても無事に帰らなければならないー

全員で、と彼は口にする。
その言葉に、皆意気込み、立ち上がるのだった。


その時ーザックが気になっていることがある、と声をあげた。
彼はウルガーの話に、疑問を感じていた。
汚職が暴かれただけで、人を殺すだろうかーと。

政治家の闇献金問題なんて、そう珍しい話ではない。
ウルガーの兄が殺されたのだとしたら、理由は別にあるのではないか?
ザックはそう自身の推論を話す。

それを聞いたシャルスも考える。
例えば、マルコ・エスポジトを調べていて、もっと大きな情報にたどり着いていたとしたら・・?

彼らの話に、ウルガーも生前の兄の言葉を思い出す。
ー思ったよりヤバいことに首を突っ込んでしまった・・。

ルカは父が殺したとは信じていない、としながらも、父が何かを隠して生きている感じはあった、と告げる。
闇献金レベルじゃない、もしかしたら今回の遭難事故にっ変わっているような情報を、ウルガーの兄は掴んでしまった・・?
皆、その可能性を思い、息を呑む。

事故は誰かが仕組んだものだ。
そしてメンバーの中に刺客がいるとしても、そいつはあくまで実行犯で、命令した奴は他にいる。
ウルガーはそう言い、大人は嘘をついているーと確信する。

彼は、拳を強く握りしめた。
俺はジャーナリストになるぞ。世界の嘘を暴いてやるんだー!!
その決意に、皆うなづく。

すると、彼はカナタの元へ銃の入ったカバンを持って行った。
それを渡そうとするウルガーに、カナタはお前が持ってろ、と戻す。

ウルガーは驚くが、カナタはお前しか使えないじゃん、とその瞳をしっかりと見据える、
銃はお前の担当だ。頼むぜー
そう言われて、ウルガーは兄を思い出す。

兄も、同じセリフを口にしたことがあった・・。
その思い出を噛みしめると、彼は笑顔を見せる。
アイ、イエー
ウルガーはカナタに、了解の意を示すのだった。


アストラ号は、超高速飛行に入った。
次の惑星までは、23日かかる。

今回の出来事をきっかけに、皆は自分のことをもっと話すようになった。
長い船内生活だが、意外と退屈はしなかった。

ウルガーも相変わらず無口だが、以前とは確実に変わった・・
アリエスはそう感じていた。

ルカは、これまで通り男として皆接していた。
でもメンバーはたまに意識したりもしていて、アリエスも女の子の友達が増えた気がして密かに喜んでいた。

ルカ自身も、自分のことが話せてすっきりした表情を見せていた。
以前にも増して彼は絶好調で、メンバー皆とも仲良しだ。
最近はウルガーに女の部分を見せて反応を楽しむのが、彼の日課になっていた。

そんな生活が続き、船内生活も20日目ー
アリエスはシャルスと共に、食事の準備をしていた。

ふと包丁で指を切ってしまった彼女を、シャルスは心配する。
彼はアリエスをよく見ていて、彼女のミスもすぐにカバーする。
その様子を見ていたキトリーは、ある可能性を感じていた・・。


その夜、キトリーはそのことを切り出した。
シャルスはいつも陰から見守っている感じで、アリエスに親切だ。
彼女だけ特別扱いしているように見えるー

そう指摘されると、シャルスは皆に優しいよ、とはぐらかす。
アリエスは話の流れから、カナタが焼きもちを焼かないかーと彼の様子を窺う。
だが何も気にせず食事に夢中の彼を見て、彼女はショックを受けるのだった。

そこで少しでも気にしてもらうために、アリエスはわざとシャルスに興味あるふりをする。
皆三角関係の予感にワクワクするが、カナタ一人そのことに気付いていない・・。

シャルスは、学校ではどんな授業を選択していたのかー?
そう問われ、彼は生物の授業を取っていたと話す。
それなら自分も取っていたー
アリエスはそう言いながら、ふと違和感を感じる。

おかしいですー
彼女はそう口にした。
私、シャルスさん覚えていません。

その言葉に、皆静まり返る。
シャルスは笑いながら、知り合いじゃなかったから自分も覚えていない、と語る。
だがアリエスは首を振った。

そして彼女は言った。
自分は覚えているのだ、と。
生物のクラスは、1クラスしかなかった。映像記憶能力があるから、授業で一緒になる人の顔は全員覚えているー

自分が転校してきてからキャンプまでの1ヶ月間に、生物の授業は何度もあった。
でもその中にシャルスはいなかった。それは間違いない・・

皆の視線が、シャルスに集まる。
彼の顔が険しくなるのを感じながらも、アリエスは問うた。

シャルスさん、何か隠してますかー?




















シャルスの嘘。


今回はアリスペードを出発し次の惑星に向かった一行が、シャルスに疑惑を抱く回でした。


無事に3つ目の惑星を旅立った一行。
ウルガー、ちゃんと謝ったのすごく良かったですね!!

皆の前でしっかり謝れるのは、やっぱり彼が良い人であることを表していると思います。
ルカの切り返しもうまいw
深刻なシーンなのに安心して見守れたのは、2人が相手のことをちゃんと思っていることが伝わるからでしょうね。

ルカはずっと、仲間の大切さを説いてきました。
そしてウルガーは一人ではない、ということも。

その思い、ついにウルガーに届きましたね。
全員で帰るー
彼の口からその言葉が出たことに、感動しました。

皆の返事も、嬉しそうでほほえましい。
ようやく、9人の気持ちが揃いましたね!


そしてーウルガーは、自分の夢も決めました。
兄のように、ジャーナリストになって、マルコの罪を暴くー
殺すのをやめ、銃を捨てることを決意したのです。

今回のことで、他のやり方があると気づいてくれて、本当に良かったです。
ルカを傷つけることもなくて、本当に本当に良かった!!


自分の手を犯罪に染めなくても、復讐することはできるのです。
相手が真実を隠そうとするのなら、その真実を暴けばいいのですよね。

マルコにとって、何が一番大事なのか・・
それは恐らく、今の地位でしょう。

彼が本当にウルガーの兄を殺したのだとしたら、それは自分の身を守るためです。
だったら、その地位を正義の方向から奪い取ってみせればいいのです!


それに兄が目指した道で真実を暴くほうが、絶対に兄も嬉しいですよね。
復讐のために過去を向いて生きるのは、きっと兄の望んだ姿ではなかったでしょう。
兄はきっとウルガーに、前を向いて自分の夢に向かって進んでほしいと願っていたはずです。

ウルガーがそのことに気付けて、仲間と共に歩みだせて本当に良かったです。
彼なら頭も切れるし、きっと立派なジャーナリストになれることでしょう。

カナタが恩師の夢を継いだように、ウルガーも兄の後を継ぐ・・
素敵なことだと思います。

マルコのことだけでなく、今回の事故についても真実を解き明かしてくれることを、期待しています!!



さて、後はルカですが、彼も秘密を明かせて楽になったようで良かったです。
さすがルカ・・気まずさを感じさせないのは、彼の持ち味故ですね。
逆に自分からネタにしてウルガーをからかう姿には、なんか尊敬さえ抱いちゃいますw

でもこれも、皆が受け入れてくれると信じているからできることですよね。
それだけ、9人の絆が強固になったということでしょう。

残る惑星は2つ・・
このメンバーなら、きっとどんな困難も乗り越えてくれることと思います。

マルコのことがあるので、ルカはこれからも辛い思いをすることもあるでしょう。
でも乗り越えられる・・
そう信じています。




最後に、シャルスについて。

一つ疑惑が晴れたと思ったら、また次の疑惑が・・。
今度はシャルスです。

そういえば彼は活躍こそしてるものの、そのバックボーンはまだ明かされていませんでしたね。
過去も、家庭の事情も明らかになっていません。

最後まで引っ張ったとなると、もしかして彼が刺客の可能性も・・?
なんだか今回のことで、一気に怪しくなってしまいましたね。


でも、さすがに今回の流れを見ると、疑われても仕方ないですよね。
他の皆は事情を隠してはいたものの、嘘はついていませんでした。

けれども、彼は嘘をついたのですー。

生物の授業を取っていなかったというのは些細な嘘に見えますが、問題はなぜそんな嘘をついたのか、ということです。

恐らく、学校で普通に生活していたことをアピールしたかったんですよね。
となると、ある可能性が生まれます・・。

シャルスは、本当にケアーズ高校に通っていたのか?

だって通っていたのであれば、わざわざ取ってもいない授業を取っていたなんて嘘をつく必要はない訳ですよね。
でも彼は、嘘をついた・・。

ということは、シャルスは授業に出ていたふりをしていた。
それはケアーズ高校に通っていたと思わせたかったからー
そうなるのではないでしょうか。


そしてなぜそんな事実を作りたかったのかと考えると、一つの疑惑が生まれます。
シャルスは本当はケアーズ高校の生徒じゃなくて、刺客として送られてきたのでは・・?と。


うーん、これは刺客の可能性がかなり強まりましたね。
アリエスに記憶映像能力があったから明るみに出ましたが、彼女が気付かなければずっとだますつもりだったんですよね?

それって・・余りにも怪しすぎます!!


次回、彼が何と言うのかすごく気になりますね。

刺客なのか。それとも、何か他の理由があったのか・・。
どっちにせよ、はっきりと真実を話してほしいものです。

ようやくつながった9人の絆ー
もしかしたら、壊れてしまうかもしれませんね・・。








というわけで、次回はシャルスの事情に迫る回でしょうか。

アリエスの記憶能力はかなり正確なのは、今までのことでも分かっています。
となると、シャルスが嘘をついたのは確実でしょう・・。

一体なぜ、そんな嘘をついたのか。
彼は、刺客なのかー?

真相が気になります!

次回も楽しみです☆