前回、過去を打ち明けたシャルス。
彼の壮絶な過去を知ったメンバーは、シャルスの痛みに寄り添い、理解しました。

そんな中、アリエスとシャルスの関係に変化の兆しがー?
次の惑星に向けて、三角関係の予感です!

感想です☆




「SECRETS」#27




※以下、ネタバレあり※









◎あらすじ◎

惑星イクリスー
その姿が見え、一行の気分は盛り上がっていた。

ザックが、イクリスは自転周期と公転周期が同じ惑星だーと語る。
ということは太陽が沈まないのだ、と皆盛り上がるが、彼はその考えの甘さを一喝する。

太陽が沈まないということは、灼熱地獄なのだ。
水も蒸発しているだろうから、生物なんて存在できる土地ではないー
彼の言葉に、皆一気に落胆する。

反対に陽の当らない部分は、極寒だろう・・
ザックはそう話しながら、水や食料があるとすればここだろう、と地図を示す。
両面境界のベルト地帯ー
そこだけが望みだ、と彼は言う。

そこでカナタは、着陸地点は決まったから降りよう、と声をかける。
船は、大気圏に突入するのだった。


下降するにつれ、惑星の様子が見えて来た。
すごい嵐が起こり、アストラ号を揺らす。
大荒れのためベースキャンプが決められず、船は飛行を続けた。

どうやらベルト地帯も、熱い空気と冷たい空気がぶつかって大気が不安定なようだ。
だがこの先風が弱くなるようだールカが風力計を見て、気づく。
そこで、彼らは一気に風を抜けることにした。

すると、砂ぼこりが落ち着き、イクリスの大地が見えた。
地面からは、ビルくらいの高さの木が生えている。
船に負けないような大きさの鳥も数種類現れ、一行は騒然とした。

彼らは攻撃を警戒したが、どうやら鳥たちにそのつもりはないらしい。
船で飛んでいる分には大丈夫そうだ・・
皆思わず、安堵の息をつく。

だがその時、ザックは前方の木の上に、巨大な花を見つけた。
まるで口を開けているかのようなその姿に、驚いた彼は急いで舵を切る。
するとその花は、船を飲み込もうと口を大きく動かすのだった。

何だ、今の!!
辛うじて切り抜けたが、皆目を見張る。
木が襲ってきた・・?!
にわかには信じられない事態に、シャルスも頭をひねる。

ふと、フニが風船のようなものが舞い上がってくるのを見つけた。
その風船は空を飛ぶ虫たちに触れると、電気を放った。
その攻撃を受けた虫たちは、皆地面に落ちていく・・。

危険を感じた一行は、その場から逃げることに努めた。
何とか切り抜けた彼らは、さっき見た光景への疑問を語り合う。

シャルスが、あれは恐らく食虫生物のようなものだろう、と推測する。
飛行生物を罠にかけて食らう植物が繁殖している地帯なのかもしれない・・
彼の話を聞いて、ルカは船も危ないから早く着陸しよう、と叫ぶ。

だがカナタは、この辺はまずい・・とそれを止めた。
日光の少ない場所に行けば、食中植物もいなくなるかもしれない。
彼はザックに、寒冷地方面に向かうように指示するのだった。


そうして、アストラ号はベルト地帯を抜けて寒冷地へと進んだ。
すると突然、船は手のようなものに掴まれ、動きを封じられてしまう。

どうやら植物の先端が、手のように進化しているらしい。
慌てた彼らはその手を振り切ろうとするが、力が強くなかなか離れない。

まるで筋肉の塊のようだー
恐怖を感じたザックは、船を回転させる。
その圧力で手はちぎれ、どうにかアストラ号は逃げることができるのだった。

だがー次のトラブルはすぐに起きた。
さっきの攻撃で、コントロール系統に異常が生じたのだ。
姿勢制御と減速ができない、とザックが叫ぶ。

このままでは崖にぶつかってしまうー!
取り舵が取れず、彼らはパニックになった。

カナタが、次から次に何なんだ、と叫ぶ。
それに対し、ザックは今までが順調すぎるだけだったんだ・・と呟いた。
これが宇宙の冒険って奴なんだろー
彼はそう言って、汗をこぼす。


アストラ号は、着陸に向かっていた。
減速できない中、カナタは祈る。
この船しかないんだ。壊れたら終わりなんだ・・。

地面はもう目の前だった。
ザックは慎重に操作する。
大丈夫だ、行ける。後少し・・

だがその時だった。
突然突風が巻き起こり、船は軌道をずらしてしまう。
そして一瞬の内に、アストラ号は崖にめりこんだー

激しい衝撃が、一行を襲う。
船はそのまま座礁するように止まったが、操縦盤を見たザックは拳を振り下ろした。

くそ・・!
そこには、「UNCONTROLLABLE」の文字が浮かんでいた・・。


着陸の衝撃が収まり、一行は目を開く。
彼らは周囲の様子を窺った後、ザックの方へ視線をやった。

ザックは操縦桿から手を放し、脱力した。
アストラ号、航行不能ー
重苦しい空気の中、彼の言葉が響き渡るのだった・・。




















アストラ号の終わり。

今回は惑星イクリスの苛酷な環境に直面し、アストラ号が航行不能に陥ってしまう話でした。

何が起きるのか分からないのが未知の惑星に降りるときのドキドキですが、今回はしゃれにならないくらい厳しい環境でしたね。

まず食料と水が確保できる地であるとはいえ、太陽が沈まない星なんて危険すぎますよね。
片面は酷暑、片面は極寒・・
そのような場所に、普通の生態系が根付いているはずないですもんね。


それにしても、想像を絶する星ですね、イクリス。

まず植物が恐ろしすぎますよね。
なんですか、あの手のような形の木は!!

まるで意志があるみたいに動くし、本当怖い!!
あまり獲物が手に入らない土地だから、見付けた獲物は全て捕まえるためにああいう独自の進化を遂げたのでしょうか。

力もかなり強いし、ヤバいですね。
握りつぶされたりしなくて、本当に良かったです。


どうやらシャムーアのように、この地では植物のほうが地位は上のように見えますね。
鳥たちも謎の電流を放つ植物の前には無力でしたし、人間がここで食料などを探すのは大変そうです・・。

まだ寒冷地しか見ていないので、太陽の当たるほうには何がいるかも分かりませんしね。
最大限の警戒をしていかないと、今回ばかりは本当に死の危険がありそうです。

前途多難ですね。
せめて水や食料が豊富な地であるといいのですが・・。




さて、後は本題のアストラ号が壊れたことですね!

恐らく整備用品だけでは直すことは難しそうですよね。
元々乗る予定のない船だったのですから、準備も何もしていませんし。


そうなると、もうアストラ号で宇宙に出ることはできませんね。
ついに、ここで手詰まりとなってしまいます・・。

恐らくこんな危険な地に、人がいたり設備があったりすることはないでしょう。
となれば、誰か助けが来ない限り、彼らはここから出ることは叶わなくなります。

考えるだけで恐ろしい・・。
こんな辺境の地で、一生過ごさなければならないなんて・・。

でも現状では、アストラ号で再度旅に出るのは無理ですよね。
この状況、どう乗り越えるというのでしょうか。


9人の力があれば、何か活路は見いだせるのかー?
私には思いつかないので、お手上げです。

皆がどう動くのか、見守りたいと思います・・。








さて、次回はイクリスに降り立つ回ですね。

アストラ号が壊れた今、彼らにできることは食料と水を集めることだけです。
下手したら、一生ここで暮らす可能性も出てくるし・・。

となると、イクリスをよく知ることが大事ですね。
もしかしたら、アストラ号を修理する術が見つかるかもしれません。

最後まで、希望は捨てたくないですね!

次回も楽しみです☆