前回、互いへの思いを確認し合ったキトリーとザック。

一方食料調達も順調に進み、いよいよ惑星イクリスを後にする日も近づいてきました!
残る旅は、後惑星1つ分!

彼らの旅はこのまま無事に進むのでしょうかー?

感想です☆




「REVELATION」#32




※以下、ネタバレあり※










◎あらすじ◎

惑星イクリスー
急に吹雪いてきたので、アリエスたちは窓の外を眺めた。
まだ帰っていない者もいるので、彼らは心配する。

だがその時、キトリーとザックがちょうど戻ってきた。
ルカはキトリーの顔が赤いのに気づき、心配して声をかける。
だがその顔は、にやけている・・
何かあったなールカはそう察するのだった。

一方船にはまだカナタとフニが帰ってきていなかった。
吹雪の影響で、通信機もほとんど通じない。
妹がピンチかもしれないーキトリーは探しに行こうとするが、アリエスはそれを止める。

一緒にいるのはカナタだから、大丈夫だー
彼女にそう諭され、一行はもう少し様子を見ることにするのだった。


カナタは、吹雪の中でフニを探していた。
途中で別れてしまったのだ。

すると雪の中に倒れているフニを見つけ、彼は急いで駆け寄る。
フニは意識はあった。急に寒くなって動けなくなったようだ。
スーツの体温調節機能が動いていないのか?
カナタはフニのスーツの背中部分を見る。

すると、スーツの中に何か植物の根のようなものが入り込んでいた。
どうやらこのせいでスーツが故障したらしい。
彼はそれを抜き捨てると、もう大丈夫だぞーとフニに声をかけるのだった。

だがその時、カナタのスーツも急に体温調節機能が切れる。
いきなり寒くなって、彼は身震いする。
なんとさっきの植物が、今度は彼のスーツに潜り込んだのだ。
彼はフニを連れて、慌てるのだった。


かなりの時間待ったが、カナタたちは帰ってこなかった。
痺れを切らしたキトリーは、やっぱり探しに行く、と立ち上がる。
ザックが、カナタはサバイバルの達人だから信じろ、とそれを止めようとする。
そうしているうちに、ドアの開く音がして皆迎えに出た。

するとそこには、凍えて震えるカナタと、その背中で眠るフニがいた。
驚いた皆は、すぐに手当てに移る。
フニは軽度の低体温症だー
カナタは自分よりも先に彼女の手当をするよう頼むのだった。

そこで、7人はてきぱきとそれぞれの仕事に分かれて処置に当たる。
カナタの指示に、即座に動くメンバーたちを見て、ポリーナはお見事、と感嘆の息をつくのだった。

その後、フニは適切な処置で快方に向かった。
カナタが自分も寒いのに守ってくれたんだーと話すフニは、かっこよかったからカナタのお嫁さんになるのもアリかもしれない、と笑う。
それを聞いていたキトリーは、お嫁さんという単語にザックとのやりとりを思い出してにまつく。

その様子を見ていたポリーナは、静かにほほ笑んでいた。
彼女は全快ではないが、大分体調を取り戻していた。
元気になったら皆のことをもっと知りたい、と彼女は話す。

さっきの様子を見ても、彼らがとても良いメンバーだということがポリーナには分かっていた。
カナタを中心によくまとまっているー
そう褒められて、キトリーとフニは最初はよく揉めたけどね、と笑う。

それからキトリーは、ポリーナの船の人たちも仲良かったのか、と尋ねる。
するとポリーナはうなづいた。
皆優秀で明るくて、勇敢だった。
大きな任務があって、自分たちは命がけでそれに挑んでいたー

彼女はそう言いながら、思わず涙を見せる。
フニが、生きてて良かったね、とポリーナに笑いかける。
ポリーナは、皆の死を無駄にしないように生きたい・・と涙を拭うのだった。

するとフニが、ポリーナは死んだ母に似ている、と少し照れながら言った。
綺麗で色が白くて・・。

それを聞いたキトリーは、フニの母親は肌が白かったのか?と訊く。
彼女はうなづき、父親のことは知らないけれど・・と話した。

その会話に、ポリーナは疑問を感じる。
2人は姉妹じゃないの?
そう問われて、キトリーは義理の姉妹なのだ、と説明する。

ポリーナは少し驚いた様子で、本物の姉妹だと思っていた、と話す。
だってそっくりなんだものー
彼女の言葉に、キトリーとフニは顔を見合わせるのだった。


その後、キトリーはポリーナの言葉に引っかかり続けていた。
言われてみれば、フニは自分の子供の頃にそっくりなのだー
彼女がそう首をひねるのを、カナタとザックも聞きながら同意する。

性格は違うが、確かに見た目は似てるなー・・。
だが似てる人間なんていくらでもいるだろう、とカナタは特に気にしていない様子だ。
そこで、キトリーは気になる点を伝えた。

フニによれば、亡くなった母親は自分たちとは肌の色も顔の造形も違うらしい。
父親のことは分からないが、それでも母親の特徴とは似ず、フニが自分と肌も髪の色も瞳の色も同じなのは不自然じゃないかー

それを聞いたカナタとザックは、キトリーがフニと本当の姉妹ではないか、と疑っていることに気付く。
彼女は自分の母親ならあり得る、と言った。
父親が別でも産んだ母親が同じなら、似ていても不思議ではない。
もしかしたら父親だって、同じ人物の可能性もある。

何か事情があって、友人に預けていたー
考えられなくはない、と彼女は考えたのだ。

するとザックは、調べてみよう、と立ち上がった。
アストラ号には、DNAを調べる機械があったのだ。
2人のDNAを比べれば、本当の姉妹かどうか判別できるー
その提案に、キトリーは乗るのだった。


その夜、早速採取したサンプルをザックは調べた。
彼はデータを見比べ、予想もしなかった結果に驚くー

頭を抱え、ザックは考える。
これはどういうことだ・・。
彼は、ある可能性に行き当たる。
そうか、そうだったのか・・!!

その後、ザックはカナタを呼び出した。
先に話しておくべきだと思った・・
彼がそう話すのを聞いて、カナタは訝し気な表情を浮かべる。

そんな彼に、ザックは言った。
検査の結果、キトリーとフニは他人ではなかった。
彼は険しい表情のまま、打ち明けた。

キトリーとフニは、同一人物だー




















隠された真実。

今回はイクリスでの冒険を続ける中、キトリーとフニの関係の真実が明かされる回でした。
最後、背中ぞくっとしました。
姉妹かと思いきや、同一人物・・
さすがに想像もしていませんでした。

つまり、フニはキトリーのクローンということなのかな?
医者であるオリーヴと、記憶移植を研究していたジェドが組んで造ったという可能性が高いですね。
オリーヴがクローンを造り、ジェドが成長したクローンに記憶を移植するつもりだったのではないでしょうか。

いや・・キトリーのクローンを造る意味が思い当たらないから、オリーヴのクローンの方が可能性が高いかもしれないですね。
自身の医者としての腕を過信し、次の代まで残しておきたいと願ったとか・・?

もしそうだとすれば、キトリーたちを家に放りっぱなしなのもうなづけますね。
自身の体を痛めた子じゃないのだから、愛情がないのでしょうね。


ただキトリーだけでなく、なぜフニも造ったのかが謎ですね。
しかも結局2人共、宇宙の果てで殺されそうになっているし・・。

何か不都合が生じ、手放すことになったのでしょうか?
他のメンバーも?

うーん、まだ不明確な部分が多いですね・・。


恐らくは非人道的な行いだから、バレるのを防ぐ目的でわざわざ宇宙で殺そうとした・・というのが有力な説でしょうか。
でも10何年育ててきて、そんな簡単に手放すものでしょうか?

何が原因で、今の状況になっているのか・・。
その辺も明らかにならないと、一連の謎は解けませんね。


ともかく、恐ろしい真実についに近づきつつあります。
予想を超える陰謀から、目が離せませんね。






さて、キトリーとフニが同一人物であることが発覚した訳ですが、そうなると他のメンバーのことも勘繰ってしまいますよね。

彼らも、親のクローンなのではないか、と。

見た目的にも合点がいくのが、カナタ、ザック、ユンファかな。
ウルガーは似ているといえば似てるかな・・。
シャルスは本当の親の顔が出てきていないし、ルカも養子なので分かりませんね。

でもルカは少なくとも、マルコには似てない気がしますね・・。
芸術家の子供だったそうなので、そっちに似ているのかも。

また、アリエスも本人は知りませんが、母親とは血がつながってないのですよね。
どっちかっていうと、セイラのクローンという説のほうが髙そうです。



そしてそう考えると、彼らの能力にも納得がいくんですよね。
皆親との関係に問題を抱えながらも、親そっくりの才能を持っています。

これこそ、彼らがクローンであるという証拠になりうるのではないでしょうか。


そしてユンファの例で考えてみると、ルーシーがなぜユンファを目立たせたくなかったのかという理由も理解できます。
恐らく自分が年老いた未来に、ユンファの体に記憶を移植するつもりだったのでしょう。
であれば、その前にユンファの才能に誰かが気付いては駄目な訳です。

後はカナタの家庭環境も、今回のことで納得できました。

レイは体の故障で一線から退かなくてはならなくなりました。
だから自分のクローンであるカナタに、同じ道を進むよう強いて特訓してきたのではないでしょうか。


考えると、どんどん辻褄が合っていきますね。
そして親たちの歪んだ思考が見えてきて、怖い・・。

本当に子供たちのことを道具としか見ていなかったんだな、というのが伝わってきます。
人間として、最低ですね。




ただ一方で、親のクローン説だと疑問が出てくる点もあります。

まずウルガー。
彼は父親にずっと疎まれて生きてきたのですよね。

なぜなんでしょう・・。
自分のクローンだとしたら、そんな態度はとらないのではないでしょうか。

兄が死んだときにも、お前だったら良かったのに、みたいなことを言われていましたよね。
将来成り代わる気だったら、そのような発言は出ないと思うのです。



後、ルカも分かりませんね。
芸術家の子供であるルカをマルコが引き取ったということでしたが、ルカをクローンだと知っていたのでしょうか?

クローンだと知っていたのなら、自分のクローンを残せば良かったのでは?
なぜルカを引き取ることになったのか、説明がつきませんね。

ルカはマルコのクローンなのではないか、とも考えてみましたが、だったらマルコもISのはずですよね。
でもマルコはルカのISの事実を知ったら、彼を遠ざけるようになった・・。
なので、彼とマルコは別の人物だという可能性のほうが高いでしょう。


この2人に関しては、クローンだという説が当てはまらない気もします・・。
まだ何か真実が隠れているのでしょうか。



そしてアリエスー
彼女に関してはエマの子供ではないので、誰のクローンなのかは現時点では分かりませんね。
恐らくセイラのクローンだとは思われますが・・。

ただアリエスがもしセイラだとしたら、彼女だけはすでに記憶移植を受けている可能性が大きいですよね。
じゃないと、小学生のときの思い出などの説明がつかないので。


で、そうなるとセイラは誰の記憶を移植されてアリエスになったのかーという謎が新たに出てきます。
うーん、ややこしい・・。

エマが何も知らなそうなのも不自然だし、ここもまだ何か大きな真実が隠されているような気がしますね。


一気に物語の核心に触れたせいで、今回は考えることが多くてまとまりきらないですね。

次回、他のメンバーについても明らかになるのでしょうね。
更なる衝撃が待っていると思うと、ワクワクが止まらないですね!







というわけで、次回はクローン説に踏み込む話ですね。

キトリーとフニの衝撃の真実から、見えたものー
そこから彼らは、事件の核心に迫ることができるのでしょうかー?

続きが気になって仕方ないですね。
次回も楽しみです☆