前回、シャルスを刺客だと指摘したカナタ。

本当に、シャルスが事件に関与しているのか。
その目的は何なのかー

ついに全ての謎が明らかになる時です!!

感想です☆




「FRIEND-SHIP」#42




※以下、ネタバレあり※











◎あらすじ◎

カナタ・・。
シャルスは掴まれた腕を振りほどいた。
彼はカナタを睨み、彼が来た方を見る。

そうか、森の方から戻ってきたのか・・。
唇を噛むシャルスに、カナタは尋ねる。
この装置で、球体の操作を・・?

するとシャルスはカナタに歩み寄った。
少しずつ距離を詰めながら、彼はスイッチを返すように迫る。

その姿に、カナタは悲し気に目を伏せた。
球体を出すところを見た。装置も奪った。
刺客はお前だ、シャルス。
何でお前がー

その時、ウルガーがシャルスに銃を向けた。
彼は銃に細工はされていないと明かし、いつでも撃てるとシャルスに言う。
更に、ザックもやってきた。

3人を見回しながら、シャルスは自分がはめられたことを知る。
全部演技だったのか・・。
そう睨みつける彼に、カナタはうなづく。

その通りだー

その言葉と共に、仲間たちが全員姿を現した。
9人に囲まれたシャルスは、事態を知る。
作戦を知らされていなかったのは、自分だけだったのか・・。
彼は苦笑した。

アリエスが、シャルスに謝った。
そして彼女は言う。
自分はまだシャルスのことを信じている、と。

その言葉を皮切りに、他の女子メンバーたちも次々にシャルスにすがる。
何かの間違いじゃないのかーと。

だが・・シャルスは言った。
どうして僕だと分かったー?

彼の言葉に、アリエスは息を呑む。
カナタが、説明を始めた。

彼は球体の正体が人工ワームホールなら、刺客は何らかの装置で球体を操っているのではないかと考えた。
そこで、もう一度惑星マクパで球体に飲み込まれたときのことを思い出してみることにしたのだ。

あの時全員を飲み込むことが目的だったなら、刺客は最後に飲み込まれなければいけなかったはずだ・・
カナタがそう言うと、シャルスは笑いだす。

そうであっても、あの混乱した状況で最後に飲み込まれた人を覚えていたとでもいうのか?!
彼は馬鹿にしたように言い捨てたが、その時その表情が歪んだ。
ー彼は気が付いたのだ。

そうか・・。
シャルスが息を呑むのを見て、カナタもうなづく。
そうだ、アリエスが覚えていたー

彼は、あの時自分より後に飲み込まれた人物がいたことは覚えていた。
だが初対面だったこともあり、誰が前にいたのかは思い出せなかった。
でもアリエスなら・・

幸いなことに、カナタはアリエスが自分の前に飲まれたことを覚えていた。
だから彼女は刺客ではないー
そこで、彼は彼女に尋ねに行ったのだった・・。

そして、アリエスは記憶能力のお陰で、カナタの前を走っている人物のことを覚えていた。
彼女ははっきりとした口調で言った。
あの時先頭を走っていたのは、間違いなくシャルスだった。
スーツの色や形、ブロンドの髪も全て覚えているーと。

カナタは、アリエスの記憶能力は信頼できる、と言った。
だが確証にはならないー
そこで今回の作戦を考えたのだ、と打ち明けるのだった。

そこまで聞いたシャルスは、負けを認めた。
アリエスが否定してくれと頼んでも、彼は言い訳もない、と首を振る。

その姿に、アリエスは涙をこぼした。
シャルスが刺客だなんて、絶対に信じられない・・
彼女は嗚咽をこらえて話した。

シャルスはいつも優しくしてくれた。
生物に詳しくて、料理が上手で、いつも皆をサポートして・・
シャルスがいなければ、きっとここまで来れなかった・・。

アリエスは笑みを作り、シャルスにもう一度尋ねた。
ね・・違うんでしょう?


だがーシャルスはそれには答えなかった。
自分には使命があったんだ・・
彼は一言、そう言った。

ザックが、シャルスはクローンで、オリジナルが彼に実行役をやらせたのだな、と確認する。
シャルスはうなづき、皆の予想通りこれはクローン犯罪を隠蔽するための一斉殺処分計画だったと明かす。

彼の任務は、ただマクパでワームホールのスイッチを押し、皆を宇宙へ送ることだった。
もちろん彼自身も死ぬことを承知での、計画だった。

それを聞いたルカは、球を出すのが少し早かったようだ・・と言った。
全員スーツを着ていたし、ヘルメットをしていたから助かってしまったのだから。

だがシャルスはうなづきながらも、自分はスーツを着たまま実行したかったのだ、と話す。
自分は、宇宙を眺めながら死にたかったー
彼の言葉に、アリエスは涙を流す。

その後、船を見つけたのは予想外だった。
ポリーナの話を聞いて、理解した・・
シャルスがそう話すのを聞いて、ポリーナは彼がアーク号の存在を知っていたことに気付く。

彼はある場所で、アーク号の実物を見たことがあったのだ、と言った。
だから通信機の場所も知っていたー

それを聞いたザックたちは、やっぱり・・と息を呑む。
シャルスは船内を皆で見回っている僅かの時間に、部品を抜き取ったことを白状した。
彼はまだ計画を続けるつもりだった。だから連絡を取られるのは、都合が悪かったのだ。

けれどもその後、彼は皆と最後の惑星までは一緒に移動することに計画を変えた。
そして、ここまでたどり着いたのだー

そう話しながら、シャルスは笑う。
全くすごい・・。
彼は感動した、と語った。
仲間と協力するって、すごい力になるんだねー

それを聞いた瞬間、ウルガーはシャルスに銃を向けた。
ふざけるな。お前はその仲間を皆殺しにしようとしたんだ!
彼はそう叫ぶが、カナタが制した。

2人のやり取りを見ていたシャルスは、この計画で脅威だったのはカナタとウルガーだった・・と言った。
身体能力抜群のカナタと、銃を持つウルガー。

だから彼は2人を先に消すつもりだったのだ・・。


それを聞いたカナタは、疑問を口にする。
彼はシャルスに、全てを話すように頼んだ。
なぜ、シャルスがこんな使命を負っているのかー

カナタには、どうしても納得できなかった。
死んでまで果たさなければいけない使命とは何なのだ。
ーシャルスは、一体何者なのだ?

すると、シャルスは口を開いた。
自分もクローンだ・・彼はそう話す。
ただ、自分はこの中で唯一、自分がクローンだということを初めから知っていた・・。

皆の視線が集まる中、彼は打ち明けた。
自分のオリジナルの名は、ノア・ヴィクス。
ヴィクシア王政地区の王のクローンだー




















シャルスの正体。

今回は刺客の正体がシャルスだと分かり、その目的を皆が問いただす話でした。


やっぱりシャルスが刺客で確定でしたね。
予想もほぼ当たり・・やっぱりマクパの事件がヒントになっていたのですね!

それにしても、皆の悲しそうな顔、怒った顔が辛い・・

そりゃそうですよね。
ここまで一緒に旅してきて絆もどんどん深まったのに、実際はずっと命を狙っていただなんて、受け入れられないですよね。

同じ時間を過ごしてきた分だけ、事実を受け入れるのは苦しかっただろうと思います。


特にアリエスの涙は胸が痛くなりましたね。
いつも仲間を疑うことをやめよう、と彼女は皆に提案してきましたもんね。

シャルスは特にアリエスには親切だったし、とてもじゃないけど信じられないのでしょう。
悲しいなぁ・・。



ただ話している中に所々、いつものシャルスの顔も覗くんですよね。
だから彼も今は、使命だけが全てではないのではないでしょうか。

これだけ長い時間を苦難を乗り越えてやってきたのだから、仲間たちに愛情がないはずないでしょう。
きっと使命と皆への気持ちの間で、せめぎ合っているのだと思います。

どうか皆がそのことに気付いて、彼を救えるといいですね。
その役目は、やっぱりカナタの役目かな・・。

キャプテンとしてどう対応するのか・・
彼の真価も問われるときですね。


きっとカナタは誰一人見捨てないと思います。
必ず10人で、アストラに戻ると信じています!!





それにしても、シャルスの使命は本当に何なのでしょうね。

恐らくセイラのことが関係していると思いますが、問題はあの話が本当なのかということですよね。
今となっては、作り話だった可能性もあります。
それでもアリエスへの視線などを考えると、セイラという人物は存在しているでしょうが・・。


予想としては、アリエスはセイラのクローンで、シャルスは彼女との関係で何か弱味を握られ、計画に加担させられたとかかな・・。

セイラは寝たきりになっていたので、生き返らせようとシャルスは苦慮したのかもしれません。
その過程で、ジェドたちの計画を知り、クローンを造ってもらった。
だがゲノム管理法案ができて、クローンは存在することができなくなった。

だから彼は任務を引き受け、彼女と宇宙の彼方で死のうとした・・
というシナリオはどうでしょうか?あり得そうな話じゃないかなーと思うのですが。


そしてこの説だと、シャルスがガレムでアリエスを襲わなかった理由付けもできるんです。

カナタたちがオリジナルを逮捕して自分たちの生活をやり直そうとしているのを知ったシャルスは、アストラに戻ってアリエスと暮らす夢を得る。

だがアリエスとカナタは惹かれ合っている・・。
ならば自分の正体がバレる前に皆を抹殺し、アリエスと2人でアストラに戻ろうと考えた・・。

どうでしょうか。筋は通っていますよねw


まぁ完全に推測の域なので合ってるかは正直微妙ですが、使命の裏にはアリエスが絶対に関係していると感じます。

シャルスとアリエスの間には、何があるのか・・。
気になりますね!





さて、後はシャルスのオリジナルであるノアについて。

なんか名前がノアの方舟から来たのかと思わせますね・・。
惑星移住のこともありますし、暗示的な名前です。。


王様がクローンを欲したというのは、やっぱり栄光をずっと手にしたい・・とかそういう理由でしょうか?
身分が高いので、真実が明かされたときに逮捕されるかも謎ですね・・。
果たして逮捕・・できるのでしょうか?


そしてこのタイミングで王族が出たことには、大きな意味を感じますね。
世界の謎にも迫っている今、王族のシャルスなら全てを知っているかもしれません。

アストラへの移住を9人(8人?)が知らないのはなぜか。
歴史が改ざんされているのには、どんな理由があるのか・・。


シャルスのことも気になるし、セイラのことも気になるし、世界の謎も気になるし・・。
まだまだ謎がたくさんで、いつ明かされるのかとハラハラしますね。

本当に、これ終わるんだろうか・・。


ただ、確実にピースは集まり、答えに近づいている感触はあります。
まずは次回、シャルスが計画に加担した理由が語られるのでしょうか・・。

目が離せませんね。











さて、次回はシャルスの目的が明らかになる回でしょうか。

同じクローンでありながら、なぜ彼はオリジナルに従うことにしたのか。
王のクローンである彼は、何を知っているのかー。

答えはすぐそこに近づいていますね!!

次回も楽しみです☆