前回、至郎太の謎を喰らったネウロたち。

1つ事件が解決したものの、ネウロの究極の謎探しに弥子はまた翻弄される日々を送ります。
次に向かえる謎とはー?

感想です☆





脳髄の空腹~第7話 「巣【いえ】」





※以下、ネタバレあり※











◎あらすじ◎

事件が終わり、弥子(やこ)の元に平穏が訪れた。
ネウロに携帯を壊されたので、連絡も来ない。
弥子は叶絵(かなえ)と共に放課後を楽しんでいた・・。

だがそこに、いつも通りネウロがやってくる。
彼の神出鬼没な登場に驚きながらも、2人は今日も謎を探しに街に繰り出すのだった。

一緒に歩きながら、弥子はネウロに文句を言った。
こうあちこちで待ち伏せされたら、落ち着いて食事もできない・・。
彼女の訴えを聞いたネウロは、首を傾げた。

確かに彼も、毎回弥子を探すのは面倒に思っていたところだった。
どこか決まった場所に呼び出せればいいのだが・・
そう考えた彼は、名案を思い付く。

名探偵桂木弥子(かつらぎやこ)が常にいる場所ー
それは探偵事務所だ!!
ネウロは早速、自分たちの住処を探すことにするのだった。


その道中、弥子はネウロに簡単に事務所など手に入らないことをとくとくと語った。
場所を決めなきゃいけないし、お金だってかかるし手続きもいる。
それに場所を借りるには、信用だっているのだ・・

そう話す彼女の横で、ネウロはいつのまにか魔人の姿に戻っていた。
驚く弥子に、彼は言う。
この建物から、謎の気配がするーと。

それを聞いた弥子は、顔を上げて建物を見やる。
そこは普通の雑居ビルだった。
謎の鮮度が落ちていたからなかなか気づかなかった・・
ネウロはそう話し、ビルの中へ入っていく。

鮮度が落ちているというのは、謎が生まれてから時間が経っているということだ。
迷宮入りしたのか、はたまた発覚すらしてないのか・・
2人は、4階で降りる。

ーそこは、早乙女金融と書かれた事務所だった。
ヤバそうな雰囲気を感じ、弥子はやめないか・・とネウロに言う。

だが彼は構わずドアを開けた。
すると中には、電話をかける男たちの姿があった。
借金の取り立て、振りこめ詐欺、偽札の手引き・・
そしてその様子を眺める弥子の元に、一人の男がやってくる。

その男は2人を見下ろすと、来るところを間違えているんじゃないか、と弥子に言った。
その迫力に、弥子は思わず身を引く・・。

だがその体を、ネウロが押さえた。
彼は弥子がここの皆さんの手助けになりたいと言っていると話す。

その瞳が光るー
隠しているのでしょう?この部屋で起こった事件を。

彼の言葉に、場の空気が一瞬にして凍った。
2人の前に立つ男が、口を開こうとする・・
だがそれを、奥にいた男が制した。

社長の椅子と思われる席に座ったその男は、2人の顔をじっと見つめながら言った。
お前ら何者だ・・?どこでその情報を仕入れた・・。

そう問われ、ネウロは弥子が探偵だということを明かす。
探偵・・それを聞いた他の者も、息を呑む。
そんな彼らに、ネウロは言った。

なんなら警察を紹介してもいいのだ、と。
弥子の勘が正しいなら、何らかの事件の痕跡が見つかるだろうー

すると奥の男が、慌ててそれを止めた。
そして彼は言った。
確かに先日、ここで事件は起こった・・と。

そして犯人も未だ見つかっていないという。
ネウロは彼の表情から、事件が軽いものではないことを悟る。
それを指摘すると男はうなづいた。

ここで起きたのは、殺人だ。殺されたのは社長で、3日前のことだった・・

こんな事務所だから、心当たりは多い。
だから内々でけじめをつけようとしていたところだ・・。

彼はそう説明すると、弥子たちの目的は何なのだ、と尋ねた。
何もないのに、事件に首を突っ込むわけがないー

そう指摘されたネウロは、待ってましたとばかりに身を乗り出す。
自分たちの目的は、事件を解決することだー!!

それを聞いた一行は、驚いて目を見張る。
すると2人の前にいた男が、懐からナイフを取り出した。
彼は事件は自分たちの問題だ、と2人の侵入を拒もうとする。

奥の男がそれを止めたが、彼は意にも介さなかった。
自分はこういう何も分かってない奴が嫌いなんだ・・
彼はそう言いながら、弥子の首筋にナイフを突きつける。

探偵ごっこか何か知らないが、目の前の人間の危険度くらいは分かるようにしておかないと・・。
そう笑う男に、ネウロも笑みを浮かべた。
なるほど、では分からせてあげましょうー

そう言った途端、弥子の腕がものすごい力のパンチを繰り出した。
まともに喰らった男は、事務所の中を吹っ飛んでいく。
それを見た事務所内の男たちは、驚愕で動けなくなる・・

先生はこう見えて、数々の修羅場を潜り抜けたお方だ・・。
敵になると恐ろしいが、味方になるとこの上なく頼もしい!!

ネウロはそう語ると、弥子の手にナイフを掴ませた。
男が持っていたそのナイフは、今やぺちゃんこにつぶれていた。
その光景に、奥の男は思わず立ち上がる。

どうです?この事件、先生に一つお任せしてみては・・。
必ずや解決してごらんに入れますよー

その言葉が、契機だった。
奥の男は渋々、2人の捜査に許可を下す。

そもそもこの事件を会社内で解決しようと言ったのは、そこに転がっている男ー吾代(ごだい)だった、と彼は話した。
自分は犯人が見つかるなら手段は問わない、と社長代行の鷲尾(わしお)は2人に告げる。

それから彼は2人に、事件が解決できたら何が望みだ、と訊く。
その言葉を待っていたネウロは弥子の口を封じ、交渉に入る。
謎が喰えるうえに、巣まで手に入るー自分たちはついているぞ。
彼は弥子に、そう耳打ちした。

ネウロは鷲尾の元へ行き、自分たちの目的を伝えた。
自分たちが欲しいのは、金ではない。
事件を解決した証には、この事務所を頂きたいー

彼は男たちに、そう提案するのだった。




















事務所を求めて。

今回は弥子とネウロが探偵事務所を開くために、住処を探す回でした。

なるほど、事務所を構えれば向こうから事件も来るかもしれませんものね。
ネウロのイメージは何だか間違っていますがw、案としては悪くないです。

毎回事件の起きる現場にいるというのも目立つので、だったら自分たちから有名になる道を選ぶほうが賢いと思います。
無事、事務所が手に入るといいですねw



でもそこはやっぱりネウロというか・・事務所の手に入れ方も普通じゃないですね。

まさか乗っ取りを企てるとは・・さすがだなw
相手は闇金のようなので、乗っ取られても騒ぎにくいですしね・・確かに2人はついていたのかもしれません。

どうせ事件を解決してもしなくても、力技で事務所は奪うつもりなのでしょうw
ならば謎を解くのは、むしろ彼からのサービスともいえるかもしれませんね。

まだ全容が見えませんが、ヤクザが絡んでいるのできな臭い事件になりそうですね。
事務所員の誰かが犯人なのかな・・目立つのは鷲尾と吾代だから、2人のどちらかとか?

今回もきっと、想像もつかないような見せ方をしてくれるのでしょうね。
次回から謎解き編・・楽しみです!!



後は意外と毎回楽しみなのが、弥子のグルメ情報w

この頃はさぬきうどんが流行ってたのかな?
確かにそんな時期、あったような・・。

どうやら美食家なだけじゃなく、かなり大食いのようですね。
それであのルックス・・羨ましい。

ネウロと渡り合うからには、弥子もなかなか一筋縄じゃいかないということですね。
今後の2人の動きも、注目していきたいと思います。







というわけで、次回は謎解き編ですね。

社長はどのような方法で殺されたのか。
何か手がかりはあるのか・・。

衆人環視の中で、ネウロがどう謎に挑むのかも見どころですね!

次回も楽しみです☆