前回、記者の男の前に現れた謎の少年ー

彼はいとも簡単に男を襲い、殺してしまいます。
一体彼は何者なのかー

感想です☆




鮮明なる゛X〟~18話 「箱【はこ】」




※以下、ネタバレあり※











◎あらすじ◎

いまだ行く場所行く場所で注目されるものの、次第に平穏を取り戻しつつある弥子(やこ)の生活・・。
彼女の図太さに、叶絵(かなえ)は怖いもの知らずだ、と感心する。

それを聞いた弥子は、確かに・・と思い当たる節があった。
自分は意外と物事には動じない方なのかもしれない。
特にネウロと出会ってからは、それが顕著な気がするー

彼女は考えた。
ネウロに匹敵するような恐怖とは、どんなものだろうかー


事務所に着くと、ちょうどネウロと依頼人が話しているところだった。
どうやら依頼人は謎の気配をまとっていなかったらしい・・
ぞんざいに追い出すネウロに、彼女はカンカンに怒って出ていくのだった。

その姿を見送ると、ネウロは息をついた。
依頼人は増えたが、なかなかうまく行かないものだな・・。
彼の脳髄の空腹を満たす謎を持った来客は、未だ現れないのだった。

ー一方、ある出版社には、刑事たちが駆け付けていた。
通報をした編集長の男は、早速問題の場所へと彼らを案内する。

そこへ案内された刑事たちは、思わず息を呑んだ。
・・そこにあったのは、1つの大きな箱だった。
石垣(いしがき)は初めて見た・・と青ざめる・・

その箱は、真っ赤だった。
笹塚(ささづか)は編集長らに、この中の人物に心当たりはあるか、と尋ねる。

だが男たちは、社内の人間の安否は全て確認したと言う。
ただ出入りしていたフリーのライターやカメラマンならありうるかもしれない・・。

それを聞いた石垣は、まだ箱から目を離せずに息を吐く。
この目で見ても信じられない。その誰かがこの箱の中に、丸ごと入っているなんてー

その言葉に、編集長もうなづく。
この10年近く、自分たちも「あいつ」のことは何回も記事にしてきたし、その輪郭も掴んでいる。
だが箱の中の彼が、「あいつ」の正体に近づいたとかではないと思う・・。

恐らくただ偶然すれ違って、大した理由もなく箱に詰められた・・。
「あいつ」はそんな奴ですー!

彼がそう話すのを聞き、石垣は自分にも理解できない・・と呟く。
その時、彼はふと笹塚の様子がおかしいことに気付いた。
真っ白な顔で箱を見つめ続ける笹塚は、石垣の視線に気づくと顔を上げた。

とりあえず鑑識を呼ぼう・・
彼は雑念を振り切るように、仕事を始めるのだった。


その頃、弥子は日課のあかねのブラッシングをしていた。
ネウロには、具体的に謎の気配をまとった人間は区別がつくのか?

さっきの光景から、弥子はそう質問する。
ネウロはうなづき、今度からはこうしよう、と提案する。

もし依頼人が謎の気配をまとっていたら、弥子に合図を送る。
そうしたら弥子はその依頼人を迎え、話を聞くのだー

そう言いながら物騒な合図ばかりを見せてくる彼に、弥子はいつも通り反対して返す。
と、その時事務所のドアが開いた。
一人の中年の男が、事件の依頼に来た・・と顔を出す。

その瞬間、弥子は殺気を感じてネウロの方を振り返った。
彼は手にテレビを持ち、今にも弥子にぶつけようとしていた。
・・つまり、この依頼人は謎をまとっているという合図だ。

彼女は息をつくと、依頼人を中へと通す。
ネウロも前に出てきて、にこにこと用件を聞き出すのだった。

ーその男の依頼内容は、自分の息子の素行調査だった。
彼が話すには、息子の様子が最近明らかにおかしいのだという。
普段は引きこもっているが、夜になるとどこかへと出かけていく・・。

それだけなら気にはしないが、ある晩帰ってきた息子を見ると、衣服の至るところに血のような汚れがついていたのだという・・。
問いただしても、はぐらかされるばかり・・。
後をつけてみても、撒かれてしまうー

そこでネウロは、その息子の素行を調べ、報告すればいいのか、と合点する。
男は些細な依頼でも引き受けてくれるのか、とほっとした顔を見せる。
詳しい話を聞くと、彼らは仕事の合意をして別れるのだった。


ーその時、弥子はまだ思いもしなかった。
この依頼に危うさは漂っていたものの、恐らくネウロも想像しなかったはずだ・・。

この謎のたどり着く先で、見たこともないような悪意と遭遇することになるなんてー




















連続殺人鬼。


今回は篠原の殺害が明るみに出ると同時に、弥子たちに不穏な依頼が舞い込む話でした。

なんとも思わせぶりなラストでしたね・・これは確実に、前回のあの少年と相まみえるフラグですね。


父親のイメージの息子は、少年に似てるけどちょっと雰囲気が違うような・・?
でもミスリードかもしれないですね。
まだ犯人の素顔は、ちゃんと明らかにはなっていない訳ですし、実際はああいう雰囲気なのかもしれません。

身内に連続殺人犯がいるなんてことになったら、すごく怖いしショックでしょうね・・。
でも自分の子供を疑える父親は立派だと思います。
隠蔽しようとする人だっているでしょうからね。


次回、素行調査をすることで、弥子たちは彼の異質性に気付くことができるのでしょうか・・。
今回の犯人はかなり凶悪なので、どんな展開になるのかドキドキしますね。

なんというか前回の様子を見ると、罪悪感なんてまったく持ち合わせていないんですよね。
自分の正体が知りたいというだけで、さらっと人を殺していく・・

刑事たちの話でもありましたが、本当にそんな雰囲気を感じました。
だからこそ、余計に怖いのですよね。

まだ明確な殺意があったほうが、犯人を理解しやすいものです。
でもこの犯人は違う・・きっと私たちには理解できない悪意が潜んでいる予感がします。

そんな犯人と、ネウロはどう対峙するのかー
怖いけど、楽しみでもあります。



後は気になったのが、笹塚。

彼の沈黙には、何の意味があったのでしょうかね・・。
あの石垣が不審に感じているのだから、きっと何かあるはずw

恐らくこの連続殺人犯と、何かしらの縁があるのではないか・・と思われます。
ずっと個人的に追っている、とかなのかな。

なので、彼もこの事件には深く絡んでくる感じがしますね。
そうなると、今回は顔見せであって、1回では終わらない事件の予感もしてきます・・。


果たしてこの連続殺人犯は、ネウロにとっての究極の謎となりうるのか?
注視していきたいと思います。





それにしても、犯人の「箱にする」という犯行には何の意味があるのでしょうか。
器用すぎて人間の仕業とは思えないけど、まさか人外なんてことないですよね・・?

自分の中身を知りたいという欲求と、何か関係があるのでしょうか。
どっちにしろ、あんなものが送られてきたら溜まったものじゃありませんね。

あの少年に、送りつけるという行為が似合わないのも気になる・・。
誰か犯行を手助けする人物がいるのかも・・?
少年だけなら、その場に箱を打ち捨てて終わりな気がするんですよね。。

色々気になるけど、続きを読まないことには犯人の動機も殺害方法も分かりませんね。
次回を待ちましょうw









さて、次回は素行調査開始ですね。
明らかに怪しい行動を見せる少年ですが、果たしてその正体は連続殺人犯なのか・・?

刑事たちも事件を追うなか、弥子たちがどこまで核心に迫るのかが気になります!

次回も楽しみです☆