前回、旅行に出かけた弥子とネウロ。

早速謎の気配が満ちていますが、果たして旅先で彼らはどんな事件と遭遇するのでしょうかー。
また、弥子は無事に温泉とグルメを楽しむことができるのでしょうか?!w

感想です☆





犬に爆弾~第32話 「息【いき】」





※以下、ネタバレあり※










◎あらすじ◎

弥子(やこ)たちがやってきた温泉街には、売りが多かった。
豊富な湯量に、落ち着いた街並み。周囲の自然や、名物の数々。
首都圏からもそれほど距離がないため、プチ旅行にはもってこいの場所なのだ。

弥子は駅から降り立つと、早速地元のグルメに舌鼓を打ち始めた。
温泉卵に、飲み湯・・

時々さっき電車で一緒だった顔ぶれと出会いながらも、弥子は旅を満喫するのだった。

その後旅館に着いてから、彼女はお目当てのバイキングに一直線に向かった。
電車で出会ったグループが温泉を楽しんでいる間に、彼女はバイキングの料理をむさぼり尽くした。
その勢いに他の客はもちろん、シェフたちは腰を抜かして絶望する・・。


人心地ついて満足した弥子は、自分のしたことに気付いて、皆に謝った。
若者グループは彼女をなだめながら、ふと気づく。
弥子が、食いしん坊女子高生探偵だということにー。

そこで彼らは旅の肴に、弥子の話を聞きたいと招き入れた。
4人は大学が同じ仲間で、ゼミで異文化交流について勉強しているのだという。

男性は伊原(いはら)とデイビッド・ライス、女性は池田(いけだ)と露木(つゆき)と名乗った。
デイビッドは留学生で、彼は日本が大好きだと語った。

日本食はおいしいし、人は皆優しい。
日本建築も豊かで落ち着くし、もっと色んな場所を見て回りたい、と彼は笑うのだった。

彼らの旅行も、デイビッドに日本を見せるのが名目だという。
それを聞いた弥子は、異文化交流という単語に自分とネウロのことを思った。
こうやって違う世界や違う人間を見る楽しさを、この人たちは自分たちより知っているんだ・・。

と、そこへ一人の男性が声をかけてくる。
それは、電車で一緒だった1人旅の男性だった。
彼は皆の話が聞こえたと言い、弥子のことを見つめる。

君がアヤ・エイジアの事件を解いた探偵か・・。
その若さで大した知能を持っているようだな。

彼は春川(はるかわ)と名乗った。
大学で教鞭を取っているという。

そして、彼はアヤの事件について語った。
国籍や文化を問わず、人々の心を掴んだ歌。
アヤにそれが作れたのは、彼女が本能で人間の脳の構造を理解していたからだ。

だが自分はその段階の一歩上を研究している。
そう言って、彼は笑った。

もちろん様々な文化圏の人間の心理を知ることも、脳を知る上でとても重要なことだ。
ひょっとしたら私の研究にも、君たちの協力が必要になるかもしれないな・・。
春川はそれだけ言うと、去っていった。
気味の悪さだけが、弥子たちのテーブルには残るのだった・・。

ーその時、露木が突然体調不良を訴えた。
伊原が部屋まで送っていくという。

他のメンバーはまだ弥子の話が聞きたいというので、暫く弥子はこのメンバーのテーブルに付き合うこととなるのだった。


食事を終えて戻ると、温泉はもう閉まっている時間だった。
仕方なく弥子は寝ることにするが、なぜかネウロが真正面の天井に浮かんでいる・・。

聞くと、ネウロはこうやって眠るのだという。
彼は弥子が食事中、山の上の源泉を浴びてきたそうだ。
灼熱の源泉は、地上の割に瘴気が濃い。
だから魔人にとっては、絶好の休息場所らしい。

それを聞いた弥子は、瘴気とはそもそも何なのだ、と尋ねる。
ネウロは瘴気は魔人にとって酸素に近い・・と答えながら、うとうとし始める。
地上は瘴気が薄いため、魔界では眠る必要のなかったネウロも眠くなりやすいのだという・・。

そうして眠ってしまった彼を見ながら、弥子は思う。
人間にとっての酸素と同じということは、そんな大切なものよりもネウロは食欲を取って地上に来たということか・・。

彼女は初めて見るネウロの寝顔を眺めながら、自分も目を閉じる。
ある意味これも、旅行に来なければ見れなかったものかもな・・。


ーその頃、旅館の一部屋で、謎が生まれつつあった。

露木は、喉を抑えてのたうち回った。
彼女を狙う者の気配を感じながら、彼女は絶命するのだったー




















異文化交流の夜。

今回は旅館で弥子が人々と触れ合い、またネウロと時を過ごすことで様々な感情を得る回でした。

まさに弥子が求めてきた、人間を知るーという行為が詰まった回でしたね。
これぞ、旅のだいご味ー存分に彼女が旅を楽しんでいたので、良かったです。

それにしても大食いキャラもここまで来るとすごい!!
あれだけ大きな温泉卵を食べても、バイキングを破滅に追い込んでしまうとは・・w

味覚自体は正常なんですかね?
デイビッドはあの飲み湯をまずいと言ってましたが、弥子はおいしいと飲んでましたよね・・。
その辺は食べられれば何でも良かったりするのかな?

まぁ好みの問題かもしれないですけどね。



そのデイビッド含むゼミチームから、謎が生まれてしまいましたね。
女性メンバーの露木が死にましたが、彼女は何が原因で死んだのでしょうね。

喉を抑えているところを見ると、毒物を摂取したのかな?
ガスによる窒息死という可能性もある・・?

いずれにしろ、何らかのトリックが用いられ、彼女は殺されたようです。
犯人は残りの3人の中にいるんでしょうかね・・。

さすがに春川ということは無さそうですが。
ネウロたちの推理が待たれますね。



その春川ですが、見た目通りちょっと気味が悪い男ですね。
どうやら脳科学的なことを研究しているようですが、前回完成したように言っていましたよね。

もしかして、AIを製作しているのかな?
人間の脳に限りなく近いAI・・とかだったら、今後ネウロの望む謎にふさわしいものとなるかもしれませんね。

今回は顔見せだけでメインの事件はゼミメンバーの方になりそうですが、いずれ春川とは絡む感じがしますね。
Xに並ぶネウロのライバルとなる可能性もあるかも?

忘れないようにしたいですね!





さて後は弥子とネウロについて。

今回ネウロが気になる発言をしていましたね。

瘴気は魔界でいう酸素と同等なのだと・・。
ということはネウロ、人間界での生活はかなり体に負担がかかっているのではないでしょうか。。

元々異物として人間界に来ている訳ですし、いくら不死身のような体だとしても完全に死なないという訳ではないでしょう。
徐々に消耗していっているのだとしたら、いずれは体に限界が来る可能性もあるのではないでしょうか。


これは非常に心配ですね。。
これからXや、更なる凶悪犯罪者と対峙していくのかもしれないのに・・。

杞憂で終わればいいですが、眠気に負けているところを見ると、あながち間違ってはいなそうです。
彼の魔力を温存するためには、やっぱりもっと謎を得ていくしかないのでしょうか。

何か方法が見つかるといいな、と思いました。



それにしても、異文化交流というのは言いえて妙だな、と感じました。
旅先での出会いに、異なる人種との出会い、そして異なる生物との出会い・・。

その全てが確実に弥子の糧となっていってるんですよね。

進みは遅いかもしれませんが、こういう機会を得ることで、彼女は着実に成長していっていると思います。
今回の旅も、きっと彼女にとってプラスとなるでしょう。

ネウロだけでなく、しっかり弥子が成長しているのも、好印象ですね。
引き続き2人の活躍を見守っていきたい、と改めて感じました!!











さて、次回は謎解き編ですね。

露木の死因は何か・・。
彼女が体調悪そうにしていたのが引っかかりますね。

何か予兆があったのでしょうか。。


そして今回の事件に、春川が絡んでくるのかも気になるところです。
ネウロは謎にありつくことができるのかー?!


次回も楽しみです☆