前回、アヤと会ったことで自信を回復した弥子。

そんな彼らの前に、再びあの男がやってきますー。

Xとネウロ、再戦のときです!!

感想です☆





髪とハサミとキリトリ線~第49話 「壁【かべ】」




※以下、ネタバレあり※











◎あらすじ◎

首相官邸ー
X(サイ)は、SPたちを殺した。
その亡骸を見ながら、彼は期待して損をした・・と呟く。
そこへ、一人の女性が中へ入ってきた。

Xの付き人であるその女性ーアイは、部屋の惨状を見て派手に散らかしたものだ・・とため息をつく。
彼女は首相の側近の男たちの能力はどうだったか、とXに訊くが、Xは期待外れだったと不服そうに答える。

まぁ仕方ないだろう・・
アイはネウロの写真を見ながら、うなづく。
彼の魔人という触れ込みが本当なら、恐らく並の人間では調べようがないだろうから・・。

それを聞いたXもうなづく。
だからこそ、自分はネウロの正体が知りたいのだ、と。
自分の正体を知るには、自分同様人間離れした者の正体を調べなきゃー

彼は首相を殺したが、その正体を見ても満足のいく答えは得られなかった。
やっぱりネウロだ・・その思いは、どんどん高まっていく・・。

そこで、彼はついに自らネウロの正体を調べるために動くことに決めた。
早速部屋を出ようとするXに、アイは怪盗なのだから何か盗まなくては、とアドバイスする。

それを聞いたXは、面倒そうに部屋にあったライターを掴む。
無造作にアイにそれをプレゼントすると、彼は今更興味を惹かれるものなんてない、と息をつく。

だがー彼はふと思い出し、笑みを浮かべた。
次に狙うものは、ちょっと欲しいものなんだ。
彼は驚くアイに、楽しそうに話す。

その作品には、ネウロ同様に特別なものを感じるのだ。
自分の正体を知るために、あれをじっくり観察してみたいー

折角だから、あいつもそこに招待しようと思うんだ。
Xはそう言うと、部屋の窓ガラスを切り刻むー

そして割れたガラスの隙間から、彼は身を投げ出した。
ここの始末は頼んだよ。俺はまた・・誰かになって潜るとするよー

そうして去っていく彼を見届けながら、アイは深々と頭を下げた。
行ってらっしゃいませ、X。今度こそ、あなたの正体が見つけられますように・・。


その頃ー
弥子(やこ)は、心機一転探偵事務所へと向かっていた。

アヤの助言で、彼女は元の元気を取り戻していた。
ネウロにはできない部分で、事件解決に貢献するのだー!!

そう意気込んだ彼女はネウロに宣戦布告しようとするが、肝心の彼は魔界のゲームで遊んでいた。
珍しい姿に、弥子はホームシックにでもなったのか?と尋ねる。

だがネウロは、なぜだ?と笑った。
彼にとって、魔界はもう謎を喰い尽くしてしまった場所だ。帰る価値など一片もないのだー。

それを聞いた弥子は、改めてネウロの原動力が空腹を満たすことだというのを思い知る。
彼は自分の種族や出身など、気にも留めない。
ただ食欲に任せるまま、地上で謎を喰うのをやめる気配など、見当たらないのだ・・。

そこで弥子は腹をくくり、ネウロに届いていた手紙を渡す。
どうせ謎のない手紙だろう・・ネウロはそう言いながら、1枚ずつ中身を確かめる。

ふとー彼の手が止まった。
・・その手紙には、黒いカードが1枚入っていた。

一方弥子は、テレビで生中継される平和の壁の除幕式を見ていた。
庁舎に新しく建造されたその壁は、探偵事務所の近くにあるのだ。

テレビでは会場が大いに盛り上がっているのが見える。
市長が壁を隠した布を引っ張り、壁が姿を現すー

だが、その瞬間、皆一様に息を呑んだ。
現れたのは平和の壁ではなく、赤い箱が40個積まれた壁だったのだー。

弥子とネウロも、思わず目を見張る。
ネウロの唇には、笑みが浮かんだ。
そして弥子にもーこれが誰の仕業かはすぐに分かった。

・・Xだ。
自分にかつてないほどの恐怖を与えた人物・・。
弥子が身構える中、ネウロはさっき届いたカードを彼女に見せる。

そのカードは、市庁舎の赤い箱にもくっついていた。
内容は2通とも同じー
「今は最後の自分像が欲しいです」

そしてその下には、小さくネウロへのメッセージもあった。
ー名探偵へ。謎をそろえてお待ちしています。

どうやらこれは、奴なりの我が輩へのディナーの招待状らしいぞ・・。
ネウロはそう言って、笑う。
弥子は再び、恐ろしい事件に巻き込まれて行く予感に震えるのだったー。




















X、再び。


今回は弥子たちの前に、再びXが挑戦状を突きつける回でした。

やっぱりネウロの空腹を満たすのは、彼なのですね・・。
結構早い再登場に、わくわくしつつも不安も感じます。


それにしても、首相にまで成り代わってしまうのが、Xの本当に恐ろしいところ。
しかも彼にとって、それはどうでもいいことなんですよね。

国を牛耳りたいとかではなく、純粋に正体を知りたいだけ・・。
そのために目をつけられた今回の犠牲者たちは、本当に気の毒としか言いようがありません。

・・日本、大丈夫なのか?(^^;)



で、今回気になったのはアイの存在ですね。

彼女はXの付き人・・支援者なのかな?
後始末は全て彼女がしているようですね。

Xの記憶細胞は常に変異しているため、記憶ももたないと以前ありましたが、その辺の管理もしているようで・・。
一体彼女は何者なのでしょうね。

かなり前からXに付き従っているようですが、どんな関係なのか・・。
恐らく彼女もXの正体は知らないのでしょうから、ますますXがいつから自分が分からなくなったのかという謎も深まります。。

2人の関係について知ることも、Xの正体に近づくのに大きなヒントとなりそうですね。
アイ・・気になります。





さて後は弥子とネウロの関係ですね。

前回アヤと話したことで、弥子の中で自分の役割が明確になりました。
こうして心機一転したところで、Xの登場・・。

これは弥子が活躍する舞台が整ったということでしょう!


外側からネウロがXに迫り、内面を弥子が覗くー
2人のタッグが上手くいけば、もしかしたらXの正体に少し近づくこともあるかもしれませんね!

ネウロの空腹も満たさないといけないし、ここは弥子の活躍がどうしても期待されます!
どんな展開になるのか‥楽しみです!





後はこれだけの大事件になったのだから、警察も当然出てくるでしょう。
笛吹と笹塚はきっと絡むでしょうね。

そうなると笹塚の過去の件もあり、彼がどう動くのかが気になるところです。
地下ともつながりのある笹塚・・
警察を裏切るようなことがないといいのですが。。

Xに殺されないかも不安ですし、ここも気にして見て行きたいと思います。







というわけで、次回は皆がXの事件に向かう話ですね。

彼が欲しがっている最後の自分像というのも気になります。
名前からして、Xに関連ありそうですもんね。

次に狙われるのは、恐らく彫刻家とかなのでしょう。
弥子たちは事件を防ぐことができるのかー?

次回も楽しみです☆