前回、動き出した警察組。
彼らは弥子がXにさらわれた可能性に気付き、ついにネウロたちの元を訪れます・・。

一方ネウロは、Xからのメッセージを解読!
こちらもついに決戦のときが来たようですー!!

感想です☆




絶対悪~第117話 「値【あたい】」




※以下、ネタバレあり※









◎あらすじ◎

ネウロが出ていった後、あかねは1人カードのメッセージを解き明かそうと格闘していた。
そこに、笹塚(ささづか)とアンドリューが戻ってくる。
彼らは石垣(いしがき)によるネウロの尾行が撒かれたため、彼がどこに向かったかのヒントを探りに来たのだ。

そこで、アンドリューはカードを見つける。
Xと書かれているそのカードを手にした彼は、指で額を押さえた。
少し待ってください。圧縮していた必要な情報を、脳内で解凍しますー。

彼は笹塚にそう言うと、頭脳を巡らせた。
そして・・ある可能性に思い至った彼は、はっと顔を上げる。
・・分かりました、あの向いのビルのメッセージが何なのか。X(サイ)がどこに潜んでいるのか。
ーなんという大胆な奴だ!!
彼の叫びに、笹塚は息を呑む・・。


一方、ネウロは目的地へと到着していた。
外来窓口を通り抜けると、彼は真っすぐにXの元へと向かっていく・・。

ーメッセージに残されたヒントは、地図記号だった。
Xは向かいのビルを利用して、地図記号を描いたのだ。

ビルには水で浮き出る塗料で、丸い枠の上に役所のマークを表す記号が描かれていた。
つまり窓1つ1つが、国の役所を表している。そしてその中に、1つだけ強調された〇マークがある・・。

〇だけであれば、町村役場を示す記号だ。だが国の省庁の密集地に、村役場というのは考えにくい。
そこでこのカードを重ねてみると・・
アンドリューが見せたその記号を見て、笹塚は目を見張った。

〇の中に、✕・・警察署か!!

アンドリューはうなづき、この国でこれだけの国の役所に囲まれている警察署は1つしかない・・と語る。
すなわち側の3つは、警察署の分署。右隣は法務省関連、下は外務省、右下は合同庁舎・・

つまりXが潜んでいるのは、警視庁の本庁舎だ!!
ーXの能力なら、誰かになって潜り込むのは容易いことだろう。
急ごう・・アンドリューは笹塚に言った。
また奴の行方が分からなくなる前にー!!


・・Xは、警視総監になって潜んでいた。
彼はアイからの連絡を受けると、地下のネウロの待つアジトへと向かうー。
そしいて彼は入り口で立ち止まると、ネウロを見てにやっと笑った。

ネウロ、とっても会いたかったよー。
ネウロはそれに、そっけなく応える・・。

相変わらず派手なことが好きだな、とネウロはわざわざ警視庁内にアジトを構えたことを指摘する。
Xは意外とここは穴場なのだ、とほほ笑む。

警視庁本町の地下には、国家の非常事態に備えたシェルターがある。
食糧も武器もたっぷりあり、何よりどれだけ暴れても壊れない。
自分のアジトには、最適なんだーと彼は話した。

で、おいしかった?あんたを呼ぶために出した2つの謎は。
そう問われたネウロは、正直言って喰う気にもならなかったと告げる。
謎とは純粋な悪意が宿るからこそ、美味いのだー。

それを聞いたXは、ごめんねと謝る。
彼は、これでも必死にネウロを殺すためには何をすればいいか考えたのだ・・と言いながら、柱の陰に隠れる。
そしてー反対側から身を乗り出した。

・・だから、桂木弥子(かつらぎやこ)になってみた。
ーだがネウロは反応しなかった。
以前にもその変身は見ているからだ・・。
そこでXは再び柱に隠れたー

次の瞬間、弥子になった彼と弥子がー柱の両側から顔を出した。
ただしこの前と違うのは、普通にやっても倒せないことだー。
2人の弥子ーネウロはその光景に、目を見張る。

Xは、ネウロには人質が効くことを知っていた。
なぜなら彼は、地球上の誰よりも人間の価値を知っているから・・。

その言葉に、ネウロは笑みを浮かべた。
分かっているではないか・・。
彼は言う。
自分にとっては人間の全てが食糧の生産者であり、全てが貴重な駒でもある。
我が輩だけが人間の裏の存在価値を知っているのだー。

Xもうなづき、言う。
そう。だから俺はあんたに惹かれたんだ・・。

それから、Xと弥子は並んだ。
だけど、あんたでも俺たちの見分けはつくかな?

姿かたちはもちろん、弥子には電子ドラッグでXと同等のパワーを与えてある・・。
2人はナイフを取り出し、ネウロに向き合った。
その中で、俺だけを選んで殺すことはできるかなー?

ーアイは、2人の決戦のために扉を閉める。
完全なるシンクロ、これが時間を必要とした理由。
彼女は頭を下げた。
ごゆるりと、脳噛(のうがみ)ネウロ・・。

扉が閉まる・・。
Xはゆっくりと、構えた。
時は満ちたー

そして・・これが最後だ!!
彼と弥子は、同時に飛び出した。
行くよ、ネウロー!!




















決戦の場。


今回はネウロがXのメッセージを解き、ついに彼のアジトへと出向く話でした。
警察もアジトに気づいたし、いよいよ本戦の始まりですね!


X、まさか警視庁内に潜んでいたとは・・。
さすがにこれは予想できませんでしたwまさかアンドリューたちとニアミスしていたとはね。

でもネウロの言う通り、派手好きな彼のいかにも好きそうな手口です。
総理になっちゃうくらいだから、警視総監になっていても全くおかしくないですね。
日本・・大丈夫なんでしょうか(^^;)



そしてついに、ネウロとXが3度目の再会を果たしました!

Xは、本当によくネウロのことを理解していますね。
彼が人間をどう思っているかを見事に言い当て、その弱みに付け込んできました。

なるほど、ネウロは人間は皆全て謎を生み出す可能性があると考えているんですね。
だから人間に手出しをすることはせず、その可能性が開くのを待っているのか・・。
言われてみれば、納得です。

でもこの境地、魔人以外には理解できないと思います。
弥子でさえ、その気持ちまでは理解していないんじゃないかなぁ。

それを言い当ててしまうX・・
彼の物事を観察する目が、どんな細胞変異よりも一番怖い武器ではないかな、と今回思いました。

・・やっぱり、こういう点から見ても、最終的にXの前に立ちはだかるのは弥子である気がするんですよね。
話を重ねるにつれて、ネウロよりも弥子のほうがXを理解し近づける存在に見えてくるのです。。

まぁ戦闘面では弥子は敵わないので、HALのときのように2人が共闘してXを倒すのかもしれないですね。
少しずつ関係性が変わってきているこの2組、今後もどう変化していくのかが楽しみです。





さて、後はXの作戦について。

2人の弥子で、ネウロに戦いを臨むとはーこれも予想外でした。
弥子に戦わせ、彼がひるんだところを狙うとばかり思っていたので。

まぁ戦略的には同じ手を取るのでしょうが、ネウロを動揺させるにはこっちの方が効果的ですね!
アイの入れ知恵もあるのかな・・Xとアイ、さすがです。


ネウロはこれに対して、どう戦うのでしょうね。
彼の場合、本物の弥子であっても手加減しなそうなのがちょっと不安です・・w

ずっと一緒にいた彼なら、弥子とXの差を見抜けるのか・・。
それとも何か別な方法で2人の正体を暴くのか・・。

これは注目ですね!
期待して待ちたいと思います!!










というわけで、次回はネウロVS Xですね!

ついに始まった2人の戦い・・
勝利はどちらの手に微笑むのでしょうか。

そして後を追う警察組は、この戦いにどんな参戦を見せてくれるのでしょうかー?!


次回も楽しみです☆