前回、ついに出会ったネウロとテラ。
彼の能力が明らかとなるなか、葛西は第2の予告を世界に向けて発信しますー。

いよいよ始まるテラ戦。
彼はどのような戦いを仕掛けてくるのでしょうかー?!

感想です☆




共闘~第146話 「杭【くい】」





※以下、ネタバレあり※









◎あらすじ◎

葛西(かさい)とシックスは、6の数字を見てパニックになる群衆を見下ろした。
ーテラは馬鹿だ。だがな、脳噛(のうがみ)ネウロ、その馬鹿が怖いんだ。
新しい血族ともなると、その馬鹿がな・・。
葛西は悠然と見下ろすテラを眺めながら、そう一人ごちる。

その後テラは、人々の間を歩いた。
皆シックスからのメッセージに恐怖し、うろたえている。
パニックだねぇ・・可哀想に。
そんな光景を見て、テラもまた一人呟く。

シックスは人々の心に大きな傷を刻んだ。
あの6という数字を見ただけで、人々には惨劇の記憶と惨劇の予感が沸き起こるだろう・・。

ーそこへ、新しい血族の女性が2人現れた。
サーシャとシューラー2人を見つけたテラは、彼ら工作部隊の働きに感謝を示す。

すると2人はテラから財布を奪い取って、帰っていった。
また物をなくした彼に呆れながら、葛西は勝手にネウロに会いに行ったことについてネウロを責める。
そのせいでサーシャとシューラは余計な仕事をすることになったのだ。

だがテラは気にせず、ネウロはなかなか気の合いそうなタイプだった、と楽しそうに話す。
だけど・・シックスの強さと美しさには到底及ばない。
彼はそう言って、ネウロに散弾を浴びせたときのことを思い返す。

あの時、ネウロの傷がDRの事件から全く塞がっていないことが確認できた。
その傷を、今夜改めてほじくり広げ、埋葬しようー。
美しく死に化粧を整えて・・。
テラは笑って言った。

それを聞いていた葛西は、自分の任務を忘れるなよ、とテラに釘をさす。
彼ら5本指の役割は、人間の数を減らすこと。
ネウロの力を削り取り最終的に殺すことは、その過程にあるだけなのだ。

だがテラは聞いているのか、いつのまにか地面にへばりついて土の音を聞いていた。
彼は人間を埋める準備は完璧さ・・と葛西に答える。
だけど葛西・・正直気が進まないよ・・。
テラは小さな声で、そうも呟いたのだったー。


その頃ー
警視庁も、シックスからの予告状の件でにわかに騒がしくなっていた。
刑事たちには、マニュアルに沿って動くようにと指示が流れる・・。

だが笹塚(ささづか)はマニュアルを見ながらも、その限界を同時に感じていた。
このマニュアルはテロ対策としてよくできているが、どこを狙うか分からないテロを100%防ぐことはできない・・。

彼は等々力(とどろき)と石垣(いしがき)を呼ぶと、言った。
自分たち現場の人間に、迷っている暇はない。
迷ったときは、ただ行動するだけだーと。

一方探偵事務所では、弥子(やこ)たちもシックスの予告状の報をテレビで見ていた。
いよいよ来たね、次が・・。
そう息を呑む弥子に、ネウロもうなづく。
奴ら・・いや、間違いなく奴だ・・。

弥子はネウロに聞いた、公園で出会った男性の話を思い返す。
ネウロは、彼は1人目の男とは思考回路が違うようだ・・と話す。
顔見せで襲撃してくるとは・・。

その言葉に、弥子も警戒を胸に刻む。
次こそは、大勢の人が死ぬ前にテロを防がなくちゃー。

だが・・彼女は尋ねる。
テロは、いつどこで起きるか分からないものだ。止める手はあるのか?
するとネウロは、心配せずとも今回は相手からアプローチしてくるだろうと答えた。

最初のテロでは、新しい血族はその力を誇示することが主目的だった。
だが2度目以降は、ネウロが出向かなければ彼らの目的は達成されない・・。
なぜならネウロの知らないところでテロを成功させたとしても、それではネウロという脅威を除いたことにはならないからだ。

その説明に、弥子は納得する。
つまり、敵はネウロを巻き込むために誘い出しに来るというわけか・・。

だが・・そんな軽々しく誘ってくるわけはないし、どうやってー?
そう考えたその時だった。
突然テレビの画面が切り替わり、テラの姿が映った。

やあ、ネウロ。ちょっとテロるから来なよ!!

その屈託ない笑みに、弥子は思わずずっこける。
テラは構わず、ネウロに向かってほほ笑んだ。
用は分かるだろう?君を地獄へ招待するよー。

彼は、自分がテロの舞台に選んだ場所は、湾岸地帯だ・・と言った。
この前のテロで生き残った辺り・・そこを根こそぎ美しくするのだという。

そしてもう1つのヒントー
テラは大きな杭を地面に差し込むと、その様子を動画で配信した。
土さ。ボクが土の声を聞けば、大地はたちまち征服できるー

そう言って彼が杭を踏み込んだ途端、地面に大きく亀裂が走った。
そして周囲の地面はあっというまに割れ、周りの人や車を巻き込んでいく。

大地には急所があり、そこを突けば1点の小さな傷でも致命傷になるー。
そう語るテラを見て、弥子は本城(ほんじょう)も似たようなことを言っていたことを思い出す。
つまり大きな杭を1本垂直に急所に打ち込めば、今とは比較にならないくらい大破壊を行うことができてしまうのだ・・。

だけど・・。
テラはふっと目を伏せた。

ねぇネウロ、ボクだって本当はこんなことしたくないんだ。
彼は哀願する。
信じてくれ、ボクは本当はこの眼で見たくないんだ。人間が苦痛で苦しむ顔を。
君が大人しくその命を差し出せば、こんなことはしないで済むんだ・・。

ー映像は、そこで途切れた。
弥子はテラの目的を知り驚きながらも、彼は新しい血族らしくないーと同時に困惑もする。
心底からの悪人には、見えなかった・・。

そう言うと、ネウロはふん、と息をついた。
悪か善かは関係ない。
生物として邪魔なのだ。だから我が輩と奴らは、潰し合う運命にある・・。

彼はそう言うと、立ち上がった。
では・・奴の土俵に上ってこようー。




















テラからの予告状。


今回はシックスの予告状に人々がパニックになる中、テラが直々にネウロを呼び出す回でした。


相変わらずテラの思考回路はぶっ飛びすぎてて読めない・・。
近くにいる葛西が理解できないのだから、これはもう凡人には理解は無理なのでしょうねw

ナルシストで馬鹿で自己顕示欲もある・・。
だから自らネウロを誘い出したりするのでしょうね。

あの顔見せも、案の定彼が勝手にやったことでした。
シックスはテラのことどう思ってたんだろう・・。
面白い奴とか感じてたのかな。あんまり好きそうなタイプに見えないけど(^^;)

まぁ表にはあまり出ませんが、彼もなかなかえげつないことを平気でするタイプです。
その点では、シックスの眼鏡には適っているのでしょう。
表面に出ないだけ・・そう思うと、恐ろしさを感じますね。

さらっと言っていましたが、傷をほじくろうだの杭を打ち込んで大破壊を起こそうだの、言っていることもDRとそう変わらないです。
ただ人を殺すことがそんなに好きではないのかな・・という印象だけが、彼と他の血族の違いでしょうか。
でも醜い人を見たくないから、殺すのだーくらい言いそうだから、それだけで弥子のような評価はできませんが・・。

いずれにしろ、見た目人が良さそうだからって油断するべき相手ではありません。
むしろ裏の顔はDRより残酷そうですからね・・。
わたしは笛吹を襲撃しようとしたこと、忘れていませんよ。。

彼のテロをネウロは止められるのかー。
次回、見逃せませんね!!




そして、今回は警察の動きも見られました。

ここで笹塚の動きを映すということは、ネウロの協力者となるのはやっぱり笹塚になるのでしょうか。
笛吹たちはあくまで指揮を取る方ですからねー・・。
まぁ妥当な線だと思います。

それに笹塚は射撃の腕など、色々と優秀です。
必ずや、ネウロの心強い味方となってくれることでしょう。

彼が一人で動く危険を考えても、今弥子たちと笹塚が手を組むのは良い判断だと思います。
2組が手を組み合って、テラを倒せるといいですね。
ネウロの魔力を思っても、それが一番いい方法に思えます。

ただ、警察がネウロのようにテロの起きる場所を予想できるかは少し不安なところですね。
でもそれは弥子がリークすればいいのかな・・。
弥子には2組を結び付けるという役割が今回は求められるのではないかと思っています。

それこそが間にバレンタイン外交戦略を入れた理由かもしれないですしね。
そう思うと、あのドタバタも無駄ではなかった・・w


まずはネウロがテロの起きる場所を断定し、テラを捕まえることからですね。
今回はあまり魔力を消耗しないことを願いたいですね。
これ以上の消耗は本当にマズいです。
なんせテラが言っていたように、ネウロの前回の傷はまったく完治していないのですからー。

第2戦、どんな戦いが待っているのかー。
楽しみに、終わりたいと思います。







さて、次回はネウロとテラの戦いが始まる回ですね!

テラは予告通り湾岸地帯でテロを仕掛けるのでしょうが、果たしてどのような手段を取るのでしょうか。
杭を打ち込むといっても、本城がしたように火薬でも使わないと大規模な破壊は行えないですよね・・。
果たして、どんな策を仕掛けてくるのか。。

まだ彼の本領が分からないので、何とも不気味な空気が漂っていますね。
ネウロVS.テラー戦いの行方が気になります。


次回も楽しみです☆