今回から、7巻です!

前回、自分たちの本当の正体を明らかにしたマルコと愛。
2人はなんと未来日記の正規所有者ー7thだったのです!!

予想外に始まった所有者同士の戦い。
再び由乃と共に戦うことを決意した雪輝。
彼らは7thに打ち勝つことができるのでしょうかー?!

感想です☆




Diary29~ 「舞えよ鮮血」




※以下、ネタバレあり※









◎日記所有者一覧◎
・1st 天野雪輝・・無差別日記
・2nd 我妻由乃・・雪輝日記
・3rd 火山高夫・・殺人日記、死亡
・4th 来須圭悟・・捜査日記、死亡
・5th豊穣礼佑・・はいぱーびじょんだいありー、死亡
・6th春日野椿・・千里眼日記、死亡
・7th戦場マルコ・美神愛・・交換日記
・8th上下かまど
・9th雨流みねね・・逃亡日記
・10th月島狩人・・飼育日記、死亡
・12th平坂黄泉・・正義日記、死亡






◎あらすじ◎

雪輝(ゆきてる)たちの前に、正体を現した7th(セブンス)-。
紐を解かれた由乃(ゆの)は、真っすぐに彼らに向かう。

雪輝の中には、まだ由乃を信じていいのか・・という不安があった。
だが7thには、正体不明の交換日記がある。それに、愛(あい)はナイフを持っている・・。
彼は日向(ひなた)とまおのことを思い出し、まずはこの場を切り抜けようーと考えるのだった。

その時ー雪輝は、マルコと愛がキスするのを見た。
2人は情熱的なキスを交わすと、雪輝に問う。
なぁ、1st(ファースト)、お前は愛の力ってのを信じるかい?

彼は、自分の日記は愛を守るために常に愛を観察してきたラブ日記だ、と語る。
一方の愛も、自分の日記はマルコを守るために常にマルコを観察してきたラブ日記だ、と話した。

つまり交換日記とは、ラブラブ日記なのだー!
そう誇る2人に、雪輝は意味が分からず何が言いたいのか、と訊く。

するとマルコは息をつき、要はこの戦いは自分たちと雪輝たちのペア同士の戦いなのだーと告げた。
いずれのラブ力が勝つのかという勝負だ!!
そうマルコが言い放った瞬間、愛がナイフを投げる。

まずい・・!!
油断していた雪輝は、その攻撃に動くことができなかった。
だがー代わりに由乃が、そのナイフを払った。

驚く一行の前で、由乃は言い切る。
ユッキーは殺させないよ!

その反射神経に、雪輝はすごい・・と思わず声を漏らした。
すると由乃はその言葉に、嬉しそうに頬を赤らめる。
彼女はそれを原動力に、次々に愛のナイフ攻撃を打ち破っていったー。

そしてついに、愛のナイフは空になってしまった。
その隙に、由乃は今度は攻撃に出る。
ナイフを片手に走ってくる彼女に恐怖を感じたマルコたちは、一時退却の姿勢を見せるのだった。


ーマルコたちは、一度建物の外に出た。
彼らは逃げる際に、日向とまおを連れ出していた。
そして2人はーなぜか日向たちの手当を始める。

それに気づいた日向は驚き、どういうつもりだーと問う。
するとマルコは、武器の調達と手当のために退いたのだ、と話す。
それに、あのままあそこにいたら自分たちもたー君の仕掛けで焼かれちまうからな・・。
彼は意味深に呟くと、建物を見やる。

時間だー。
彼がそう口にすると同時に、高坂(こうさか)の家から派手に火の手が上がった。
彼らは万が一自分たちが失敗したときのために、建物ごと雪輝たちを吹き飛ばす算段を立てていたのだ。

建物中に火が回ったのを確認すると、マルコと愛は立ち上がる。
2人が建物の方に向かうのに気づいた日向は、驚く。
そんな彼女に、マルコは決着をつけに行くのだーと笑った。

このまま帰ったら、まるで逃げたみたいだ。
それに・・自分は女を盾に取るような軟弱な男は許せないのだー
彼はそう言うと、愛と共にドアをくぐる。

その背中に、日向は雪輝たちには勝てないだろうーと声をかける。
だがマルコはそれを鼻で笑った。

あいつらの愛は、なってない。自分たちのマジ愛が負ける訳ないさー。
その瞳には、自信がみなぎる。
そうして2人は、雪輝たちを探しに建物内に再び戻っていくのだった・・。


その頃、雪輝たちは建物内から脱出しようと走っていた。
日記を確認した雪輝は、日向たちがマルコたちに連れ出されたことを知る。

2人が危険だ。早く7thから助けなければ・・。
そう思いながらも、彼は由乃の存在を不安に感じる。

本当にいいのか?また彼女を頼っていいのか?
そう逡巡する様子を見て取ったのかー由乃が口を開いた。
いいよ、ユッキー・・。

彼女はいつものように笑みを浮かべて、優しく雪輝を見やる。
また私を利用していいよー。

彼女は、雪輝はただ自分にこう言えばいい、と助言した。
日向たちを助けることを手伝え。その代わりに、また恋人の振りをしてやるーと。

それを聞いた雪輝は、考える。
確かに・・今は偽物の恋人関係だと思えばいい。だって今は・・今は仕方ないじゃないか!!
彼は由乃に、分かった・・と答えるのだった。

と、そこに向かい側から走ってくるマルコと愛の姿が見えた。
2人は並んで走り、真っすぐに雪輝たちに照準を定める。

試してやるぜ。お前らのラブ力をよぉ!!
マルコの一声と同時に、愛がナイフを放つ。
由乃はそれを素早く払うが、その瞬間4人を火柱が包み込んだ。

炎に巻かれた雪輝とマルコは、互いに前方を行く由乃と愛を見失う。
その由乃と愛は、煙を抜けて対峙し合った。

お前らを殺せば、ユッキーはまた振り向いてくれる!!
そう叫びナイフを振り回す由乃に、愛も攻撃を仕掛ける。
だが彼女は段差に足を取られ、転びかけてしまう・・。

目の前には、由乃のナイフー
ヤバい!!
彼女がそう思った時だった。

背後からマルコが飛び出し、由乃のナイフを自らの腕で受けたのだー。
彼の交換日記には、愛が2nd(セカンド)に斬りつけられる予知が出ていた。
だから彼は身の危険を問わず、彼女を守るために飛び込んだのだ。

一方雪輝は、炎に巻かれて前方が全く見えない状態だった。
戦いはどうなったんだ?
彼は1人蚊帳の外で、ただうろたえるばかりだ・・。

そんな中、由乃にはマルコと愛の両方の攻撃が向けられていた。
マルコが由乃のナイフを奪いとり、そこに愛がナイフを投げ込む。
そのナイフは由乃の脇腹に刺さり、彼女は床に倒れたー。


ー雪輝がその状況を知ったのは、ようやくスプリンクラーが作動してからだった。
彼は由乃が床に転がっているのに気づき、急いで駆けよる。
そこに、マルコが歩み寄ったー。

彼は雪輝を見下ろした。
その目には、怒りの色が浮かんでいた。
彼は、なぜ恋人を助けないんだ・・と雪輝を睨み、胸倉を掴んだ。

女のピンチに火中に飛び込むのが、男ってもんだ。お前は、ラブ以前の問題だー!!
そう言って、マルコは雪輝の携帯を取り上げる。

首が絞まるためもがきながら、雪輝は必死に弁解した。
由乃が、自分を頼ればいいって言ったんだ・・。

彼は怒るマルコに、訴えた。
仕方ないだろ?!自分で駄目なのは分かってる。でも・・
その瞳から、涙があふれた。

僕・・弱いんだもん・・。

それを聞いたマルコの顔色が、さっと白くなった。
余りの怒りに我を忘れた彼は、雪輝を踊り場から階下へ突き落す。
死んどけー。

その言葉と共に、雪輝は落ちていく・・。
由乃は動くことができず、ただその光景を涙を流しながら見ているしかないのだったー。


その後ー
雪輝と由乃の日記は、7thによって持ち去られた。

2人は病院に運ばれたが、由乃はまだ目を覚まさない。
日向とまおの怪我も深い・・。
或(ある)は桜見警察病院のベッドで休む雪輝に、笑いかけた。

完全に、僕らの敗北だね・・。

幸いだったのは、消火が早かったことだった。
そのおかげで、雪輝たちは命だけは助かったのだ。
雪輝はあの日の惨劇を思い出し、思わず涙ぐむ・・。

と、そこへ看護師が様子を見にやってきた。
彼女はなぜかベッドに腰かけると、戦った相手はどんな奴だったのか、と雪輝に尋ねる。
その質問に戸惑う雪輝に、看護師は更に詰め寄った。

どんな日記を持っていたー?
彼女は顔のマスクをはがすと、にっと笑う。
そこにいるのはーみねねだった。




















絆の敗北。

今回は、雪輝たちが7thと戦い、負けてしまう話でした。
初めての敗北!
愛の力の差を思い知らされた回でしたね。

後半戦に入り、雪輝たちももう今までの戦い方では通用しなくなっているということでしょう・・。
彼らはこの苦境をどう乗り越えるのでしょうか?!
見ていきます!


まずは7th2人から。

やっぱりマルコと愛は恋人同士でしたね!
熱いキスを見せつけてくる辺りは、さすが未来日記のキャラというか・・w

彼らの日記は、そのまま交換日記!
ただし互いが互いの動向を記録しているというまさに愛の日記でしたw
由乃が雪輝日記を持っているのと、同じ理屈ですね。

現実世界で、そんな日記つけている人見たことないけど、この世界では普通のことらしいです・・w


さて、そんな2人は互いの危険を予知しながら、ガンガン攻めていくスタイルでしたね。
雪輝と由乃と違い、マルコたちは互いに相手を思い合っているから、いざとなったらフォローし合える・・。
その信頼感が、2人を攻撃側に動くことをためらわせないのでしょう。

こういう差が、今回雪輝たちを追い詰める結果となりましたね。
純粋な戦闘能力としては思ったよりは高くない感じだったけど、この結束力は厄介です・・。

現に雪輝と由乃の関係は、本当の恋愛関係にある2人からはすぐに歪なことがバレてしまいました。
そしてその隙に付け込まれ、由乃が負傷。
その結果、雪輝も2人にやられてしまいました・・。

雪輝とマルコは、あの感じだと再戦ありですね。
マルコからしたら、確かに今回の雪輝はへなちょこで、さぞかし頼りないかっこ悪い男に映ったでしょう・・。

でも彼は今の雪輝たちの微妙な関係のことを知らないですからねー。
そこはちょっと見くびりすぎかも。

今後、雪輝たちは日記を取り返すため、再び7thと戦うでしょう。
その時に、由乃との絆がどうなっているかで、また状況は変わると思います。

あんまり舐めてかかると、足元をすくわれるのは7thの方かも。
まだ戦いは終わっていません。
次の戦いが、引き続き楽しみですねー。


後は地味に気になっているのが、もう1人の日記見習いのたー君w
彼は真の所有者ではないから、本戦には関わってはこないのかな?

でも彼も8thとつながっているので、雪輝たちの情報は彼からも8thに筒抜けになりそうですね・・。
今は7th2人にしか雪輝たちの視線は行っていないけど、彼のことも気を付けたほうが良さそうではあります・・。




さて、続いては雪輝と由乃について。

今回、惨敗を喫した2人。
このことは、2人の関係を見直すきっかけとなるのではないでしょうか。

由乃は、雪輝といられるならどんなに利用されても構わないというスタンス。
雪輝はそれを何となく受け入れているだけで、気持ちははっきりしない・・。

こんな状態じゃ、付け込まれて当然ですよね。
このままでいくと、再戦を挑んでも結果は厳しいでしょう・・。


ただ、1回失敗したのは、チャンスでもあると私は思います。
このままでは駄目だー
互いがそう思ったなら、そこが改善のチャンスだからです。

雪輝は、今こそ由乃との関係をしっかりと考えるべきです。
受け入れられないという思いがありながら、戦いでだけは利用しようだなんて、都合が良すぎます。

1人で戦えないのなら、由乃としっかり向き合って彼女を矯正していくという判断も必要なのではないでしょうか?
一度はちゃんと好きになったのですから、そういう方向で由乃と付き合うのもアリだと思うのです。

彼女の背景がまだはっきりしない以上、不安は付きまとうでしょう。
でもそれでも、由乃との関係を見直す時期に彼は来ていると思います。

以前みねねに言われた言葉を思い出しますね。
子どもでいられる時間は終わったー
改めて彼には、その意味を考えてほしいと願います。



そして、由乃。
彼女もそろそろ、一方的な自分の思いを押し付けるだけの関係を見つめなおすときではないでしょうか。

今までは彼女なりの頑張りなのだ、と周りも生ぬるく見守っていたと思います。
でも今回本物の恋人同士である7thと戦い、真の愛の強さの前に2人は負けました。
由乃だって、心の底ではこのままでは駄目なんだ・・と気づいているのではないでしょうか。

ただ相手に自分を押し付けるだけが、愛ではない。
雪輝が求めているものは何なのかー由乃もまた、この機会に考えてほしいですね。

相手を思って動いているように見えて、由乃の行動はひどく独善的です。
彼女がそのことに気付き、変わろうとすればー雪輝も今度は由乃を本気で受け止めようとしてくれるかもしれません。

もうHappy Endまで後1か月ありません。
このままフラグを保ちたいのなら、今がチャンスです。

彼女が変わることを期待して、見守っていきたいと思います。
まぁ面白さが半減しちゃうのは、勘弁ですけどね!w





最後に、みねねについて。

再び登場の彼女!恐らく西島が呼んだのでしょうね。
また看護師コスしてるし、気に入ったのかな?今回はコスする必要なくない?w

彼女は一体何をしに来たのでしょう。純粋に7thを倒しに来た?
それとも・・?
ちょっと今回来た理由は、まだ分かりませんね。

どうやら或たちには何か策がありそうですが、そこに関係しているのかな?
皆集まったということは、再戦に向けて動いていると思うのですが・・そこにみねねの協力が必要なのかな。
うーん・・予想がつかない。。

今回気になっているのは、7thたちが日記を持ち去っただけで壊していないことなんですよね。
どうして雪輝たちをまだ生かしているのか・・。その理由がよく分かりません。

もしかしたらその辺、或たちが何らかの策を練ったのかなーと思ったのですが、まだ読めないですね。。
次回、新たな策を彼らは練るでしょうから、その辺明らかになるのかなー。

7th・8thチームも気になるし、再び混戦の予感ですね。
4th戦同様、今回も雪輝・由乃・みねねの同盟結成なるのか?!
みねねの登場に、ワクワクが止まりません!!
楽しみ(^^)








というわけで、次回は雪輝たちが7thに再戦を申し込む回でしょうか。

命である日記を奪われた雪輝たち。
破壊される危険を考えたら、すぐに彼らは奪取に向かわねばなりません。

ただ今のままでは、また負けてしまうことは確実でしょう。
雪輝たちは、今度はどうやって7thに打ち勝とうとするのでしょうか・・。

鍵を握るのは、みねねの存在?
彼女がやってきた目的を、早く知りたいです!


次回も楽しみです☆