前回、由乃の企みに気付いた或。
彼は雪輝を守るため由乃と戦いますが、日記の予知ははずれてしまいますー!!

驚く彼の前で、2台の未来日記を使用する由乃。
或の推理通り、彼女はこの世の神になろうとしているのでしょうかー?!

感想です☆




Diary51~ 「解明」




※以下、ネタバレあり※








◎日記所有者一覧◎
・1st 天野雪輝・・無差別日記
・2nd 我妻由乃・・雪輝日記
・3rd 火山高夫・・殺人日記、死亡
・4th 来須圭悟・・捜査日記、死亡
・5th豊穣礼佑・・はいぱーびじょんだいありー、死亡
・6th春日野椿・・千里眼日記、死亡
・7th戦場マルコ・美神愛・・交換日記、死亡
・8th上下かまど・・増殖日記
・9th雨流みねね・・逃亡日記、死亡
・10th月島狩人・・飼育日記、死亡
・11thジョン・バックス・・The watcher、死亡
・12th平坂黄泉・・正義日記、死亡




◎あらすじ◎

由乃(ゆの)のナイフは、或(ある)の胸に深く突き刺さった。
彼は痛みにもがきながらも、疑問の前に目を見張る。
なぜ日記を2つ持っているー?!

自分が破壊したものは、偽物だったのか?
彼はふらつきながら考えた。
いや、違う。破壊の瞬間、自分は見た。
由乃の日記に未来日記の証拠であるノイズが走って日記が書き換わったのを・・

その時ー彼は気付いた。
あの時、由乃の日記にはこう表示されていた。
ー天野(あまの)君が、秋瀬或(あきせある)にキスされちゃった。あの男・・許せない!

・・天野君?!ユッキーと表示されていなかった・・!!
或はそれがどういう意味を持つのかを考える。
壊したのは間違いなく、未来日記だった。だがその日記は、由乃のものではなかった。
では・・日記は誰のものだ?!

或は、ある可能性に思い至った。
3体目の死体・・彼は叫ぶ。
まさか本物の我妻由乃(がさいゆの)の日記かー?!

だがその瞬間、由乃は或の首を掻き切った。
その質問の答えは分からないまま、或は倒れてゆく・・。
由乃はほっと息をつき、満足そうに微笑むのだった。


或が動かなくなり、ようやく由乃の表情は和らいだ。
一部始終を見ていた雪輝(ゆきてる)がやってくるのを見て、彼女は笑みを浮かべる。

そして彼女は或に駆け寄ろうとする雪輝を、抑えた。
今は8th(エイス)を殺す方が先決だ。或は後でいいだろうー
その言葉に気圧された雪輝は、彼女の言う通りかまどの元へ向かうことにするのだった。

2人で向かう中、雪輝は由乃に訊く。
さっき或に壊された日記は何だったのかーと。
由乃は、ただの偽物だよ・・とだけ答えるのだった。

ーかまどは地割れに巻き込まれ、気絶していた。
絶好のチャンスに由乃はほほえみ、これで雪輝の両親も生き返るね!と声を弾ませる。
そうしてナイフを取り出す彼女を見て、雪輝は不安を感じた。

だが・・彼はその不安を見ないように努めた。
考えちゃ駄目だ。今は8thのことが先だろう?
そう自分に言い聞かせながらも、雪輝の胸には自分が手をかけた友人たちのことが次々に蘇ってきていた。

日向(ひなた)もまおも高坂(こうさか)も、必死に自分と向き合おうとしてくれていた。
なのに、自分はそれを聞かず、彼らを殺した・・。
思わず雪輝の瞳から、涙がこぼれるー

するといつから目覚めていたのか、その涙をかまどがじっと見ていた。
彼女は由乃のナイフに臆することもなく、ただ動かず死を待っていた。
その瞳は揺るぎなく、雪輝を捉えるー

子どもたちが安心して生きていける世界を作ってくんろ。
彼女は雪輝に一言だけ言うと、由乃の手によって絶命した。
雪輝はかまどに息がないのを確認すると、いよいよだ・・と実感する。

もう取り返しはつかない。後は自分と・・由乃だけだ・・。


ーその頃、或は朦朧とする意識の中、必死に頭だけを巡らせていた。
本物の我妻由乃と、偽物の我妻由乃・・
彼は2人の由乃と、日記が2つあったことの因果関係を考える。
この解はー?

ふと、或の脳裏にデウスの話がよみがえった。
デウスは一度死んだ人間は生き返らないが、別の方法はあると言っていた。
並行世界をタイムリープするという方法が・・。

2つの未来日記、2人の我妻由乃、タイムリープー・・
或の全神経に、衝撃が走る。
2人・・?!

彼は全てを理解した。
そして最期の力を振り絞って、雪輝たちの前に立ち上がった。
彼が生きていたことに、2人は驚くー。

ーその光景を見ていたムルムルは、或の行動を笑った。
無駄じゃよ、秋瀬或。8thは死んだ。
つまり孫日記であった探偵日記も、その力を失った・・。

おぬしにできることはもうないー
彼女は勝利の確信に、続きを静観する・・

由乃もまた、起き上がってきた或にしぶといわねーと舌打ちした。
今度こそ確実に仕留める!!
そう告げると、由乃は再びナイフを構えて或に向かう。

或は必死で雪輝に真実を伝えようとした。
だが喉を掻き切られているため、声が出ない・・。
血を吐きながら、それでも彼は動いた。

だが伝える。声が出なくとも、伝える方法はあるー!!
或は由乃の攻撃をよけようともせず、ただひたすらに雪輝に向かった。
そんな彼を見て、雪輝は由乃にやめるように叫ぶ。
もう誰も傷つける必要はないだろー!!

だが由乃は、その忠告を聞かなかった。
彼女は真っすぐ駆けてきた或の首をー跳ね飛ばした。
或の頭は空を舞う・・。

伝えなければ、伝えなければ・・。
その想いは、奇跡を起こした。
愛する雪輝君に伝えなければ・・

彼の行動に、2人は驚愕したー。

ー或は、首のない体で日記を雪輝の前にかざし、そこで絶命した。
最期の瞬間に打った日記・・その内容に、雪輝は目を見張り息を呑む。
由乃が急いで携帯を破壊したが、彼はしっかりとその内容を脳に刻みこんだ・・。

焦った様子の由乃を見つめながら、雪輝は戸惑いを隠せなかった。
今のは、どういうことだー?!


ー同刻、ムルムルは大聖堂で息絶える寸前のデウスの横にいた。
デウスの体はもはやほとんど原型がなくなっていた。
ムルムルは彼の核だけを取り出し、それを残すことで7月28日までは延命させようと考えた。

そんな彼女に、デウスは弱弱しい声で尋ねる。
なぜだ・・お前は時空王である私のしもべで、服従することしかできないはずだ。
その力は、両腕のリングで封じてあるはず・・。

それを聞いたムルムルは、ふっと笑いを漏らした。
全ては7月28日に分かることじゃよ。
彼女はそう言うと、デウスの冠を奪い、自分の頭に載せるー。

お前に代わってこの滅びゆく世界を統べるのは、このムルムルじゃー!!
彼女は勝利の笑い声をあげ、デウスを見下ろすのだった。




















或の遺した真実。


今回は由乃の真実を突き止めた或が、雪輝にそのことを伝えながら死んでいった回でした。
ついに或もかまども死亡!残されたのは、本当に雪輝と由乃のみとなってしまいました。
デウスも命尽きようとする中、2人の未来はどこへ向かうのでしょうかー。


それにしても或の執念は凄かったですね。
雪輝を好きー
その想いだけでデウスの与えた運命を覆し、首を切られても雪輝に真実を伝えた彼には畏敬の念を抱きましたよ。

まさかあんな悲惨な死に方をするとは思っていなかったのでショックでしたが、逆にあれだけのシーンだからこそ彼の気持ちが痛いほど伝わってきましたね。
でも人のために命を張って動いた彼の最期があんなだったのは、やっぱり少しショックだな・・。

或は使命を果たせたので、後悔はないのかな。
いや、由乃を雪輝の元に残していくのは辛かったはずですよね。
その後のことは、雪輝に託すしかないのですから・・。

今の状態だと、雪輝が由乃を拒むのは難しいように思えます。
彼にはもう由乃以外、味方はいないですからね。
由乃と対立したら勝てる見込みも薄いし、彼が由乃と戦うことにメリットもありません。

もし由乃に勝てたとしても、死んだ人間が生き返らない可能性が高い今では彼が神になる意味は少ないです。
むしろ由乃さえもいない世界で、彼はどう生きていくというのでしょう。

それよりは由乃の策に乗り、2人でHAPPY ENDを迎える道を探るほうが雪輝にとっても今はいいのでしょうね。
或の思惑とは違うけれど、ここまで由乃の思う方向に進んでしまうともう回避する手立てもないように感じられます・・。

7月28日に何が起きるのか・・。
もはやそれを経験するのは、2人しかいなくなりました。

或の思いを、雪輝はちゃんと受け取ったのかな。
あの日記には、たぶん由乃が2人いるということが書かれていましたよね。
その意味、雪輝はちゃんと考えて答えにたどり着くのでしょうか・・。

うーん、ここ最近雪輝の優柔不断さがまた目立ってきたから、ちょっと期待薄な気もします。
ずるずる由乃に引っ張られて、また3周目に入っちゃうようなBAD ENDがあり得そうで不安です。。

友人たちは皆、命を賭けて雪輝に向かい、説得しようとしてくれました。
皆彼の幸せを願い、訴えてきたのです。その想い、しかと受け止めてほしいものです。

或も皆も、本当によく戦ってくれたと思います。
所有者ではないのに戦いに巻き込まれたにも関わらず、色んな場所での戦いを共にしたから寂しいですね。
皆安らかでありますように。本当にお疲れ様でした。





さて、次はかまどについて。
今回、彼女も退場しました。

最後までかまどは戦いには参加しませんでしたね。
でも芯は強く、殺される間際になっても一言も弱音を吐きませんでした。
強いなぁ・・。本当に母という名にふさわしい人でしたね。

雪輝は彼女にも、願いを託されましたね。
しっかりと思いを伝えた彼女と、その瞳に後ろめたいものを感じてしまった雪輝・・。
かまどの方が一枚上手でしたね。結果的には負けたけど、彼女は終始一貫して乱されず、素晴らしかったと思います。

雪輝、ちゃんと神になる気はあるのかな。
なんだか雪輝への信頼がここにきてどんどん崩れていきますね・・。
ここからの挽回あるのかなぁ。本当に不安ですよ。

所有者たちも、雪輝が勝ち残るってどういう気持ちなんでしょうね。
由乃が勝つのは納得いくけど、雪輝が勝つことに本当に納得できますか・・?

終わりも見えてきた今、雪輝にはどうにか奮い立ってほしいものです。
他の所有者の気持ちを考えさせられる、凛としたかまどの姿に改めてそう思いました。
彼女がここまで残るとは正直思っていませんでしたが、常に守られる魅力のある人だったのだなーと今回の強い瞳を見て納得しました。

子どもたちを殺されたり居場所を奪われたりと色々辛かったと思うけど、一度も弱音を吐かなかった彼女には本当に脱帽です。
お疲れ様でした。。





最後に、由乃について。

今回、或が真相に至った絵が少し出ていましたが・・
もうこれはタイムリープ確定ですよね。
自分で自分を殺すって、いざ絵で見るとなかなか恐ろしいものがありましたね。。

こっちの世界で両親を殺したのは、どっちの由乃なのでしょうね。
どのタイミングで、由乃はこの世界の由乃と入れ替わったのでしょう。

何も知らないまま殺されたこの世界の由乃のことを思うと、可哀想になりますね。
雪輝のことはもう好きになってたのかな。その前に殺されちゃったのかな。
どちらにせよ、辛い家庭環境で生きてきた末に訳も分からず殺されたこの世界の由乃の無念を思うと辛いです。

それを思うと、雪輝の気持ちも揺らぐんじゃないかなぁ。
いくら自分だからとはいえ、殺していいことにはならないですもんね。
自身の願いのためなら人を殺すことも厭わない由乃ー
その狂気を、雪輝は受け入れることができるのでしょうか。


次回雪輝は、由乃に対峙するのでしょうか。
7月28日まで後少し・・
このまま由乃とムルムルの思い通りに事態は進むのでしょうか。
それともー?

ムルムルの目的もまだ分からないし、由乃がこの後どうするつもりなのかも見えないし、まだまだ不穏な空気は続きますね。
全てが解明されるのは、いつになるのでしょうか・・。
うーん、早くすっきりしたいものです!w







さて、次回は雪輝が由乃に真実を問う回でしょうか。
ついに2人となった所有者。雪輝と由乃は、最後の戦いに向けてどう進んでいくのでしょうか。

由乃は最後まで雪輝に真実を伝えずに7月28日に持っていくつもりのようですが、雪輝はどうするのでしょうね。
このまま見ないふりをするのか、全てを明らかにして神になるかどうか選択するのかー
それによって、今後の2人の関係も大きく変わるでしょうね。

個人的には、皆の思いを汲んで雪輝には頑張ってほしいところ。
たとえBAD ENDとなっても、由乃としっかり戦ってほしいなーと思います。

いよいよ最終幕。
最後に勝ち残るのは、どちらかー


次回も楽しみです☆