前回、ホムンクルスに襲撃されたブリッグズ要塞。
エドたちとオリヴィエたちは手を組み、見事彼を捕えることに成功します!

一体何のために、地下に穴は掘られたのかー。
エドたちはホムンクルスの目的を知ることができるのでしょうか?!

感想です☆




第67話~ 「この国のかたち」





※以下、ネタバレあり※











◎あらすじ◎

朝ー
エドは腕が思うように動かず、もそもそと目を開けた。

暫くぼうっとしていた彼は、すぐに昨日のことを思い出す。
そうだ、隠し事をしている自分たちは身体を拘束されたのだった・・。
彼が檻の中でため息をつくと、医師の男がちょうど巡回に来たところだった。

気分はどうか?と尋ねると、医師はブリッグズ軍の動きを伝えた。
バッカニアとファルマンはホムンクルスの掘った穴の探査に行ってまだ戻ってきていないし、オリヴィエは現場につきっきり。
そしてマイルズは、怪我をしたキンブリーの様子を見に、病院へ向かっているという。

キンブリーはブリッグズ行きのスカーとやり合って、怪我を負ったらしい・・。
その情報を聞いたエドは、2人がブリッグズに向かっていることに疑問を抱くのだった。

ーその頃、要塞の外では軍人たちがスロウスを日陰の寒い方に移動しているところだった。
そこに落ち合ったマイルズは、用意された車に乗り込むと、キンブリーの入院する病院を目指した。

彼が出向くことに、運転手役の軍人は不安そうにする。
イシュヴァ―ルの内乱で、同胞を殺しまくった男ー
マイルズも平静に見えるが、内心は複雑な思いを胸に抱くのだった・・。

病院に着くと、マイルズは早速キンブリーから事件の詳細を聞いた。
報告を聞いた彼は、パンダに加えてスカーの捜索もしなければいけないのか・・と息をつく。

彼は自分たちにまかせて養生していろ、とだけキンブリーに告げると、すぐに病室を出ようとした。
だがキンブリーはそれを止め、これは自分の仕事だーと言い放った。
だからブリッグズ軍は引っ込んでいなさい。イシュヴァ―ル人は私の獲物ですー。

その言葉に、マイルズはキンブリーの方に向き直った。
彼はブリッグズの兵は殺人犯をのさばらせておく程ぬるくない、と話すと、サングラスを外した。
そしてその顔をキンブリーの前に突き出し、睨みつけた。
ここの掟は、弱肉強食。油断すれば殺られるー分かるか?

その瞳を見たキンブリーは、彼がイシュヴァ―ル人だと知って目を見開く。
そのザマで何ができる、紅蓮の。舐めた口きいてると、命綱の天敵をぶっこ抜くぞ。
そう告げると、彼は荒々しくドアを閉めて出ていく。
キンブリーは部屋が静かになると、1人忍び笑いを漏らした。

やっぱりイシュヴァ―ル人は面白い・・。

その後、少し経ったかと思うと、今度は中央からレイブンが見舞いに訪れた。
彼のにこやかな笑みを見たキンブリーは、あなたが心配しているのはこれでしょうー?と懐から賢者の石を取り出して見せる。

レイブンはそれを確認すると、引き続き仕事を頼むよーと後ろに立つ老人を紹介した。
老人は、錬金術が使える医師だという。
賢者の石があれば、あっというまに全快だー
レイブンはそう言うと、早速施術に入るー。


同刻、オリヴィエの元には穴の先を調査に行った先遣隊が戻ってきていた。
彼らは梯子で上がってくると、とにかく大きい穴だーと感想を述べた。

ちょっとした軍隊なら通れるような穴が、延々と続いている・・。
端まではとても行けなかったー
その報告を受けたバッカニアは、先遣隊を交代させよう、とオリヴィエに進言する。

そして次の隊が、クレーンによって穴の中に降ろされた。
馬に乗り出発したのを確認したオリヴィエは、自分たちも行こうーとバッカニアに声をかける。
エルリック兄弟も連れて行く。引っ張ってこい。
彼女の命により、エドたちは地下へと呼び出されるー

ー穴の中は、本当に広かった。
進んでも進んでも、先が見えない・・。
エドたちが感嘆していると、オリヴィエが周囲を見回した。

ここまで来ればいいだろう・・。
彼女はそう言うと、2人の方に向き直る。
ここなら人目を気にすることもない。貴様らが知っていることを話せ、今度こそ全てだ。

エドたちは驚きうろたえるが、オリヴィエは目を逸らさなかった。
隠し立てするな、あの化け物が出てきてた時に説明を求めた自分に、貴様は「察してくれ」と言った。
それはすなわち、わたしを信頼しての言葉だ。
あの局面で曖昧な返答をすれば斬られる可能性もあったのに、自分の命を賭けてでも守らねばならぬもの、察してほしいものがあった・・。

彼女は2人の顔を覗き込んだ。
たとえば・・人質ー。

その言葉に、2人はオリヴィエが大体のことを察していることを知る。
エドとアルは顔を見合わせ、全てを明かす決意を固める。

あの不死身の奴らの仲間に、弱味を握られている。幼馴染のオートメイル技師だ・・。
彼らは皆の顔を見回した。
力を貸してほしいー!!

ーそして2人は、オリヴィエたちに今度こそ全ての情報をさらけ出した。
賢者の石のこと、ホムンクルスのこと、ブラッドレイのこと、そしてお父様と呼ばれる男のこと、軍の上層部は真っ黒だということー

余りの話に、オリヴィエ、バッカニア、そしてファルマンは黙り込む。
マスタングの部下か・・。
ようやく口を開いたオリヴィエは、優秀な人間たちだから何とかしたいなーと考え込む。

人質を取るというのも、人間相手には非常に合理的で有効な策だ・・。
彼女は立ち上がると、問題はこれからどうするかだ・・と口にする。
この地下道ー錬金術師なら、どう見る?

そう尋ねられたエドとアルは、ファルマンに全国版の地図を貸してほしい、と頼んだ。
そして地面に地図を広げると、コンパスも借りて穴が向かう先を調べた・・。

案の定だ、この穴はドラクマから掘られたものじゃない。
彼らは地形と地図を突き合わせ、そう結論づける。
恐らくこれは、国内に円状に掘られていると思う・・。

そう指摘すると、エドは錬金術において円は力の循環を司る重要なファクターだ、と皆に説明した。
後は方程式だ・・。
彼はファルマンの記憶力を頼りに、国内であった大きな流血事件が起きた場所に印をつけていく。

リヴィエア事変、カノロン内乱、ソープマン事件・・
ファルマンの口からは、すらすらと幾つもの事件の名が挙がる。
オリヴィエたちは地図の印を、ただ黙って見つめる。

それから最近では、リオールの暴動・・。
印をつけていたエドの手は、そこではたと止まった。

リオール・・
彼はそこでコーネルの正体を見抜き、東方司令部に報告をあげたはずだ、とファルマンを見つめる。
ファルマンはうなづき、その後東方軍は暴動を鎮圧したが、中央軍が出張ってきて指揮権を奪われたことを明かす。

中央軍が来てからすぐ、リオールの暴動は再開した。
報告では、中央軍は傍観のみで仕事をしなかったらしい・・。
それを聞いたエドは、頭を掻きむしる。

だがオリヴィエは彼を制し、今は作業を続けろ、と促した。
そこでエドは仕方なく、印をつける作業に戻るー。

そして、ついに印をつけ終わった彼らは、その印をそれぞれ線で結んだ。
そこに現れた形に、一行は息を呑む・・。

地図の上にあったのは、第五研究所にあった錬成陣とそっくりな模様だった。
賢者の石の錬成陣・・
こんな国中を使うような錬成陣を使ったら、一体何人が犠牲になるんだ?!
バッカニアは歯ぎしりする。

そんな中ーエドとアルは、かつてマルコーに言われた言葉を思い出していた。
君なら、真実の奥の更なる真実に気づくだろうー。

その真実とは、賢者の石の材料が生きた人間であることだった。
そして真実の奥とは、それを指導した者たちの存在だ。
更なる真実とは、国土全体を使っての賢者の石錬成ー
エドたちは考える。

だがそこで終わりではない。まだ何かあるー!!

ーその時エドは、一番古い事件に気が付いた。
1558年のリヴィエア事変・・アメストリス国建国の、すぐ後の事件だ。

この事件は宣戦布告無しに、当時隣国だったリヴィエアにアメストリスが戦争をふっかけて起こったものだった。
それを説明していたファルマンは、はっと気が付き声をあげる。
これらの各地の事件には全部、軍が関係している!!

全ての事件は、中央軍が関わり大きくなった。
建国の時から・・
その意味に、エドは汗を浮かべる。

アメストリスは初め、領土の小さな国だった。
それが周囲の小国を呑み込みながら、広がってきた。
この円を作るのに必要な分だけ、要領よく・・。
オリヴィエが、呟いた。

奴らはこの国を利用して何かをしようとしているのではなく、何かをするために一からこの国を作り上げたのかー?

軍事国家の方が都合が良かったから、必要上そうなった。
全て合理的に、中央軍の予定通りに進んでいたのだ・・。
オリヴィエたちが表情を歪めるなか、アルははっとする。

じゃぁ、ヒューズさんは・・!
エドはうなづき、この国が建国からおかしいことにいち早く気付いていたのだろう・・と話す。

彼はグラトニーの腹の中に呑み込まれたときの、エンヴィーの言葉を思い出し、唇をかみしめる。
ー今の繁栄も、自分たちの力だけで成し遂げられたと思ってやがる・・!!

気にいらん・・気にいらんぞ!!
オリヴィエが叫んだ。
彼女は地図を指し、これが本当なら次に血を見るのはブリッグズじゃないか!!と指摘する。

中央の奴らめ、私の城を使って何をしようとしているー?!
そう彼女が激昂するなか、エドたちは来た方角から軍人が1人馬で駆けてくるのに気づいた。

どうやら伝令らしく、軍人はオリヴィエたちにすぐに戻るように告げた。
中央から、レイブン中将が来ているー
それを聞いた一行はどよめき、オリヴィエは舌打ちする。

・・考える間も与えてくれんか。
彼女は仕方なく戻ることにする・・。
その時、エドはオリヴィエに声をかけた。

彼はオリヴィエの肝っ玉の強さを信頼し、ある提案をする。
レイブン中将に鎌をかけてみてくれないかー?
その突拍子もない案に、オリヴィエたちは目を見張るー


その頃、オリヴィエたちが留守ということで、レイブンの相手はマイルズが務めていた。
彼がオリヴィエが間もなく戻ると伝えると、レイブンは堅苦しい訪問ではないから気にしないでくれ・・と笑う。

それからレイブンは、客人を1人連れてきていることを明かした。
彼に砦の中を見せてやってくれー
そう言われてレイブンの後ろの白スーツの男を見たマイルズは、その瞳を見開くー。

そこにいたのは、さっきまでの怪我が嘘のようにピンピンしたキンブリーだった。
彼は不敵な笑みを浮かべ、マイルズに挨拶する。
よろしく、マイルズ少佐。面倒を見てくださるのでしたよねー?

ーその後、オリヴィエが戻り、レイブンとの会合は開かれた。
2人でお茶を飲みながら、オリヴィエは遅れてきた非礼を詫びる。
地下から化け物のような敵の襲来があった・・
そう話すと、レイブンは眉を上げる。

殺しても殺しても、死なないのですー。
オリヴィエは、その化け物はドラクマの生物兵器だと思うと話しながらも、エルリック兄弟が妙なことを言うのだ・・と切り出した。

・・エルリック兄弟?
2人がここにいることを知らないレイブンに、オリヴィエは顛末を語って聞かせ、2人には何か秘密があるようだ・・とこぼす。

今はドラクマの密偵かもしれないので牢につないであるので、後で取り調べを行ってもらえませんか?
オリヴィエに頼まれたレイブンはうなづき、更に謎の化け物型生物兵器について聞こうとする・・。

ーそのやり取りを、エドたちは通信機で聞いていた。
オリヴィエは言葉巧みに話を誘導し、エドたちに疑惑の目を向けていることを強調する。
だが自分も女の端くれだから、子供をいたぶるのはどうにもできない・・。
そうため息をついてみせた彼女は、すっかりレイブンの心を掴んでいた。

そこでー彼女は、核心に入る。
自分はこんな年で、行き遅れてしまっている。年は取りたくないものだ・・。
そううつむきながら彼女は、あの生物兵器は素晴らしかった・・とぽつり呟く。

あれは、不死の身体を持っていた。夢のようではありませんかー。
それを聞いたレイブンはぴくっと眉を動かし、少しオリヴィエの方に席を動かす。
それから彼は顔を近づけ、オリヴィエに囁いた。
夢ではない日が近づいていると言ったら・・どうするかね?

彼はにっと笑みを浮かべた。
完全な不死の集団に興味はないかー?

・・喰いついた!!
エドたちは、思わず息を呑むー。


その頃ー
山小屋でスカーたちの到着を待つメイとマルコーは、スカーの兄の書物を解読しようと試みていた。

自分には、錬丹術の「龍脈」というのがイマイチ分からない・・。
そう話すマルコーに、メイは簡単に説明してみせる。

地球には、気というものがある。その気は山の頂から噴出し、地下へ入り、土地を潤していく。
大地の中を流れる力・・
その流れや入口・出口を理解して使うと、流れに乗って離れた場所でも錬成が可能になるのだー
その説明に、マルコーは面白いな、と感心する。

これは万物に応用できる力なのだ・・。
メイが実際にやってみせると、人間の身体にもまたその流れはあるのだ、と話す。
身体を流れる龍脈を的確に押さえられたマルコーは痛みに悶絶し、遠隔錬成の理屈を身をもって実感する。

それから彼は今度は逆に、アメストリスの錬金術についてメイに教えた。
アメストリスでは、地殻運動のエネルギーを利用する。
それは地震や火山から放出される地中のエネルギーで、その莫大なエネルギーを利用して彼らは錬成を行っているのだ。

その基本方程式は350年前に、東の賢者によってもたらされたことになっている・・。
マルコーがそこまで言うと、メイはそれが違うようなのだ・・と呟いた。

彼女はアメストリスに来てから、ずっと違和感を感じ続けていた。
それは中央の地下に行ったときに、違和感から確信に変わった・・と彼女は話す。
足元を流れるこの力は・・彼女は地面に手をつきながら、口にする。
地殻変動のエネルギーというより、沢山の人が蠢いている感じだー。


夜ー
ホーエンハイムは、1人山の中にいた。

彼は何人かの名前を口にすると、自分の胸に手を突っ込む。
すまない、使わせてもらうよー。

そうして彼が取りだしたのは、賢者の石だった。
地面で蠢くその石を見つめながら、ホーエンハイムは物憂げに佇むのだった・・。




















地下に隠れる秘密。


今回はホムンクルスの作った大穴から、エドたちが国の創成に関する重要な事実に気付いた回でした。
ついに物語の根幹に関わる、ホムンクルスの目的が明らかになりそうですね。

国の創成から、全て仕組まれたものだった・・
余りに恐ろしい事実に、ぞっとしてしまいました。

ホムンクルスたちは国全体にまたがる錬成陣を使い、何を行おうとしているのでしょうかー。
見て行きましょう!





まずはエドたちが気付いた事実の件から。
今回地下にまたがる大穴が、国中にまたがる錬成陣を形成していることが分かりました。
スロウス・・本当に、何年穴を掘り続けたの・・。
生まれてからずっとやってたんじゃないでしょうか・・。

そうしてできた大穴は、どうやらブリッグズが到達点のようですね。
これは穏やかじゃない・・。
もはやホムンクルスの計画成就まで、後少しみたいです。

エドたちやマスタングには、もう時間がありませんね。
一体何をしようとしているのか・・。
ホムンクルスの動きが不穏すぎて、心配です。


でもそんな中、エドたちはアメストリス国建国の秘密についに到達します。
なんとアメストリス国をホムンクルスが狙ったのではなく、最初からホムンクルスが利用するためにアメストリス国は作られていたのです!

・・いやー、これはかなりショック。
オリヴィエが憤慨するのも分かりますよ。
ずっとホムンクルスの手の上でいいように転がされていた訳ですからね。自分たちの存在意義とか、色々考えてしまうわ・・。

時系列的にはクセルクセスで賢者の石に人々を変えた後、ホムンクルスたちが生まれ、彼らがアメストリスを建国したということかな・・。
となると、クセルクセスに関してはお父様が行ったことになるのかな?
お父様が何者だ・・っていう謎は残るんですが、そうやって計画されて動いてきたと思うと、納得はいくかも。

その中で次第に国を統べる統率者が必要となり、ブラッドレイが選ばれたーという感じでしょうか。
この辺りは、またいずれ過去編として語られるのかもしれませんね。

で、彼らは何百年もかけて、1つの計画を進めてきた。
そしてその計画は、後一歩というところまで進んでいる・・ということなのでしょう。

そのために、エドたちも人柱として選ばれたのですね。
この時代に生まれた巡りあわせということか・・。複雑ですね。

ただその裏には、更にまだ何かある模様・・。
それがメイやマルコーたちが導き出している錬丹術との違いが関係しているようですが、さてこれはどういうことなのでしょうか。

錬丹術が気の流れをベースに錬成が行われるのに対して、錬金術は地殻変動のエネルギーが使われているそうです。
そこにヒントがあるようですが、そもそもメイの話す感じだと、錬金術に地殻変動のエネルギーが使われているのかすら怪しい気がしてきました。

恐らく錬金術を持ち込んだのも、ホムンクルス。
だとすれば人間が地殻変動エネルギーだと思っているものも、そうではない可能性は十分ありますよね。
いくらでも騙りようはある訳ですから・・。

うーん、ここまでしか難しいことは考えられませんが、人が無数に蠢く感じというメイの言葉にはうすら寒いものを感じますね。
やっぱりクセルクセスの一件に、ヒントが隠れているような気がします。

ホムンクルスにとっては、アメストリスはあくまで自分たちの計画のために作られた国だから、何の思い入れもないでしょう。
であればクセルクセスの一件で成功したお父様は、今度は国全体と人民全員の命を使って膨大な量の賢者の石を作るつもりかもしれません。

どういう仕組みかは分かりませんが、お父様の身体は管につながれ、大分年老いているように見受けられます。
それを見るに、もしかしたら賢者の石にも寿命はあるのかもしれませんよね。
元は人間のエネルギーなのだから、有限ではなくても不思議ではありませんし。

なのでお父様は再び新鮮な賢者の石を手に入れて、若返りを謀るつもりなのかも。
アメストリスが無くなっても、また似たような国を用意すればずっと同じ手で生き続けられる・・彼はそう思っているのかもしれません。

人間にとっては迷惑極まりない話ですが、元々ホムンクルスにとっては人間は取るに足らないもの。
自分たちのためなら、それくらいのこと平気でしそうですよね・・。
本当エグい・・。


まだ真相ははっきりしていませんが、真実に近づいてきた感じはありますね。
いよいよホムンクルスたちの企みの全容が明らかになる日も近いかも。

そしてそれは、戦いの日が近づいていることも表しています。
エドたちがこれからどれだけ仲間を増やし、敵の企みに対して準備ができるか・・
戦いの行方は、そこにかかっています。

今回全てを打ち明けることでオリヴィエたちの協力を得られるようになったのは、非常に大きな功績だと思います。
軍上層部を相手にするからには、軍の人間を1人でも多く味方につけておくことは必須ですからね。

オリヴィエがマスタングを嫌うのは予想通りすぎて笑いましたが、いざという時にはきっと力になってくれるはず。
後はメイたちも仲間になってくれると、かなり心強いのですが・・。

もうしばらく、そこは待ちたいと思います。





続いて、レイブンとキンブリーについて。
今回お目付け役として現れたレイブン。
彼は割と上層部の中でも、下働きさせられる立場なのでしょうかw

彼が連れてきた医者も、地味に気になりますね。
ロックベル夫妻やノックス、マルコーとは全く違うタイプ・・
賢者の石に魂を売った医師です。
見た目も不気味・・。

もしかしてブラッドレイをホムンクルスにした医者も、彼かな?
こんな見た目だったような気がします・・。


で、賢者の石のおかげで全快したキンブリー。
これは厄介ですね。毎回賢者の石を使われたて回復されたら、たまったものではありません。
医師を捕まえるなりしないと、イタチごっこになりそうです。

後は彼がマイルズのことをどう思っているのかも、心配な部分ですね。
イシュヴァ―ル人を全て殲滅するのが、キンブリーの使命・・。
軍人だろうが遠慮しないで攻撃する彼の前科を思うと、マイルズが無事でいられるかすごく不安です・・。

マイルズには、是非スカーと会ってほしいんですよね。
スカーが、軍人としてマイルズがアメストリス人に仕え任務を共にしているところを見て、マイルズの話を聞いたらーきっと彼の心に変化が起きると思うのです。

少しずつ心境に変化の見えるスカー。
きっといい方向に導いてくれるーそんな気がするのです。

だからこここでキンブリーに襲われる展開だけは、絶対にあってほしくありませんね。
キンブリーは本心が読めないから、本当に怖い・・。
彼からは目を離さないようにしないといけませんね。



で、話は戻ってレイブン。
オリヴィエの鎌かけに、見事引っかかってきました!

彼らにとっても、使える駒は多い方がいいということなのでしょう。
特に北を押さえることができて自分たちのもとに掌握できれば、計画は更に順調に進みますからね。

最悪反逆されても、軍上層部でかかればオリヴィエ1人くらいつぶすのは造作もない・・。
そういう諸々を含んで、彼はオリヴィエを仲間に引き入れる方が得策だと考えたのだと思われます。

となると、今後はオリヴィエが軍上層部へのスパイになるのかな。
エドとしても心苦しいでしょうが、もう余り猶予がないことが分かった今、使える手はどんな手でも使うべきですからね。
オリヴィエも納得したからこそ作戦に応じたのだろうし、とりあえずは様子見でしょうか・・。

オリヴィエは優秀なので、きっと敵の情報を手に入れてくれることでしょう。
ここでのレイブンとの出会いが、エドたちにとって良い方向に進むといいですね。

ただここでも不安材料なのは、キンブリー・・。
彼は一人狼な分、空気を読むのにも長けていそうなので、油断は禁物でしょう。

この心理戦、どちらが勝つのかー
非常に面白くなってきましたね。
成り行きを見守りたいと思います。






最後に、ホーエンハイムについて。

今回、彼が賢者の石を持っていることが明らかになりました!
やっぱりホーエンハイムはホムンクルスで間違いないようです!

ただお父様の下にいる7人とは、やっぱり立場が違う気がしますねぇ・・。
前に予想した、ホーエンハイムの兄弟がお父様説ーまだワンチャンありそうな気もします。

お父様が錬金術を生み出し、それによって不死を得る方法を見つけたー
その結果兄弟であるホーエンハイムが何らかの理由で巻き込まれた・・
そういう仮説は、どうでしょうか・・。


彼がここで出てきたのも、きっと何か理由があるのでしょう。
なんだか本格的に、ラストへ向かっているような気がしますね。
戦いがすぐそこまで近づいているような予感がします。。

ホムンクルスの目的と共に、ホーエンハイムの正体もまもなく明らかになるのでしょうか。
一体彼らにはどんな事情があるのか・・
気になります。。








さて、次回はオリヴィエがレイブンを掌握し、スパイとして軍上層部の傘下に入る話でしょうか。

オリヴィエにとってはかなり不服な展開でしょうが、自分の守るブリッグズが狙われているとあればこの展開も仕方ないでしょう。
どうにか上層部の企みを暴き、ひいてはホムンクルスを止めなければいけませんからね。

ただレイブンもキンブリーも、一筋縄では行かない相手でしょう。
オリヴィエの力量が試されますね・・。


息を呑む緊張が続きますが、果たして腹の探り合いに勝つのはどっちとなるのかー?!
次回も楽しみです☆