前回、ウインリィを人質に取られたエドたち。
そんなエドに、キンブリーは3つの仕事をするよう交渉します・・。

一方、ブラッドレイの元で働くホークアイの前に現れたセリム。
彼はホムンクルスープライドとしての姿を、ついに現します!!

急転直下の展開!
感想です☆





第71話~ 「紅蓮の男」





※以下、ネタバレあり※










◎あらすじ◎

ブラッドレイ邸ー
ホークアイは、セリムから目を逸らさず、尋ねた。
始まりのホムンクルスと言ったわね・・。それはどういう意味?

セリムは笑みを崩さず、そのままの意味だ、と答える。
彼はこの状況で尚情報を引き出そうとするホークアイの姿勢に感心し、彼女に仲間にならないか?と声をかけた。

そこに、セリムの影が伸びるー。
そのおぞましい感触と殺気に、ホークアイの身体は全身汗でびっしょりになった。
だがそれでも、ホークアイは毅然と首を振った。
御冗談を。仲間ではなく、都合のいい人間の駒が欲しいだけでしょう?

その答えに、セリムは残念だ・・と笑った。
彼の影はホークアイにまとわりつき、その首に手をかける。
そしてー彼女の首をぐっと絞めた。

ホークアイは身じろぎし、その攻撃に耐える。
そして喘ぎながら、彼女はセリムを睨んだ。
無駄な脅しはやめてもらえないかしら。今ここで私を殺しても、そちらに利点はないでしょう?

その強い瞳に、セリムは影の手を引っ込めた。
ホークアイの足元から、次第に影は引いていく・・。
そんな中セリムは、このことは他言するな、と警告した。

もし口外したら、その時は仲間やマスタング大佐もただでは済みませんよ。私はいつでもあなたを見ていますからねー。
彼はそれだけ言うと、忽然と姿を消した。

ホークアイは周囲を窺うが、もうあのおぞましい殺気は感じなかった。
彼女は全身が汗でびっしょりになり、手が震えるのを見つめながら・・大きく息を吐いた。
わたしはいつでもあなたを見ていますからねー。
その言葉は、ずっと彼女の頭の中を巡り、離れないのだった・・。


ブリッグズ要塞ー
キンブリーから提示された3つの条件。エドは3つ目の意味が分からず、血の紋を刻むとは・・?と尋ねた。

するとキンブリーは、グローブに刻まれた錬成陣を見せながら、イシュヴァ―ルの時と同じだ、と話した。
つまり人々を殺め、憎悪と悲しみをこの地に刻むのだー。

それを聞いたエドは、思わず机を殴った。
そんなことできる訳ないだろうが!!

その音は、外にいるウインリィたちの方にも響いていた。
何事か、と中を覗こうとする彼女の姿に気付いたエドは、はっと我を取り戻す。

そこにウインリィを待たせているのも、恐らく故意だろう。キンブリーたちは、人質を使って交渉を成立させる気だ・・。
エドは怒りに震えながらも、席に座りなおす。
するとキンブリーが、口を開いた。

あなた、1つ勘違いしていますよ。これは交渉ではなく、命令です。
その眼は鋭くエドを突き刺す。
彼は、これは国家錬金術師としての仕事なのだーと諭した。

それとも・・まさか人を殺す覚悟がないくせに、軍の狗になったのですか?
そう言う彼の眼には、軽蔑が含まれていた。だがエドもまた、その眼を真っ向から睨み返した。
殺さない覚悟だよ!!

2人はそのまま、暫し睨み合う。
それからキンブリーは、なるほど・・と考え込んだ。
殺さない覚悟・・それもまた、突き詰めれば真理か・・。

その意外な反応に戸惑いつつも、エドはこれを機に・・とキンブリーに迫った。
あんたはおかしいと思わないのか?軍は人民を犠牲にして、何をしようとしている?
あんたは分かってて、協力しているのかー?

するとキンブリーは、分かってますよ、と答えた。
私は世界の変わる様を見てみたいのですー。
彼はそう語り、にやっと笑う。エドはその表情に、困惑した。

覚悟と覚悟、意思と意思、命と命、信念と信念のぶつかり合い。
人間側と、「進化した人間」と名乗るホムンクルス側、どちらが勝つのか見てみたいー。
キンブリーは、エドにそう語る。

何が正しいのか、何が強いのか、何が生き残るのか、世界が何を選ぶのか・・。
長い歴史の中で、世界は弱肉強食を基に進化してきた。
気候によって滅んだ種。人類によって滅んだ種。
それはアメストリス人によって滅ぼされたイシュヴァ―ル人と何も違いはない。

たとえ新たな人間によって今の人間が滅ぼされるとしても、大きな世界の流れの中で生き残る力を持っていなかった・・。
ただそれだけのことでしょうー
キンブリーは表情も変えず、ただ淡々とそう語った。

それを聞いたエドは、じゃああんたはなぜホムンクルス側につくのだ?とその理由を尋ねる。
結末を見届けたいだけなら、どちらでもいいはずだー
その問いに、キンブリーは笑った。

彼の答えは、シンプルだった。
ホムンクルス側は、自分の特性を最大限に活かしてくれるからだー。

ホムンクルスは、キンブリーの錬金術を彼の快楽のために、遠慮なく使わせてくれる。
しかもバックアップつきだー。そんな組織が、人間側にあるか?

彼は、自身が異端だということを自身でよく理解していた。
だがそんな自分が生き残ったとしたら、それは世界が彼を認めたということだ。
生き残りを・・まさに存在を賭けた戦い。こんなやりがいのある人生は、そうそうありませんよー。

キンブリーは終始笑みを浮かべてそう語ったが、エドには全く理解できない考え方だった。
それを聞いたキンブリーは残念だ、と息をつき、懐から何か取り出した。
では理解してもらえないのなら、あなたの自己中心的な部分に語り掛けるとしましょうかー。

彼はそれを机の上に、ドン、と置いた。
あなたたち兄弟が、喉から手が出るほど欲しいはずのものです・・。
その手の隙間から、赤い光を放つ石が見える。
エドは思わず息を呑んだ。

賢者の石ー!!

キンブリーはブラッドレイから、アルの身体のことも聞いていた。
仕事を引き受けるなら、その石をあげましょう。
彼は再び交渉に入る。

目の前の石を見つめながら、エドは考えた。
そして彼は・・ようやく言葉を絞り出す。
アルと・・ウインリィにも話をさせてくれ。

キンブリーは、ウインリィにも?と眉をひそめる。
だがエドは、ウインリィも今では当事者だ、と力説した。
もう蚊帳の外じゃない以上、嘘や裏切るような真似はしたくないんだー・・。

それを聞いたキンブリーは、仕方ない、とその申し出を了承する。
ただし自分も同席の上で話してもらいますよー。
そうして、2人はウインリィを連れ、アルのいる牢の方へと向かうのだった。

ーそして全員揃うと、エドはすぐに話を切り出した。
ぶっちゃけて言う。ウインリィ、今のお前は人質状態だ。

エドから出た言葉に、ウインリィは初めは意味が分からず戸惑った。
どういうこと・・?
彼女はアルの方も見やりながら、2人に話の続きを促す。

そこでエドは、自分が人間兵器として軍のために戦うよう命じられていることを、彼女に明かした。
大量殺人にも、手を貸すことになるかもしれない・・。
それを聞いたウインリィは、そんなの断ればいいじゃない!!と叫ぶ。

だが・・そこで彼女は気付いた。
そっか、それで私が人質なのか・・。

彼女は牢の中のベッドに、力なく座り込んだ。
うつむく彼女は、自分が2人の足かせになってる・・と消えそうな声で呟く。

その様子に、エドはウインリィが泣くのではないか、と身構えた。
だがウインリィは泣かない、と首を振り、2人に謝った。
ごめん、こんなことになっているなんて気づかずに、能天気だった自分に腹が立つ・・。

それから彼女は言った。
どうしてこんなことに・・。2人はただ、元の身体を取り戻したいだけなのに・・。

その言葉に、エドは賢者の石の件を今度はアルに明かした。
作戦に協力すれば、賢者の石がもらえるらしい・・。
すると今度は、アルが立ち上がった。

彼は石の材料の件から、そんなものを使う訳にはいかない!とエドに訴える。
だがエドは、その眼を真っすぐ見返した。
これで、元の身体に戻れるんだ。自分が人間兵器になるー等価交換だ。

そのまま、2人は見つめ合った。
ウインリィが不安げに2人の顔を交互に見やるなか、アルは座り込む。
・・もう勝手にしなよ。

それで決まりだった。
エドは牢の外で待機していたキンブリーに、仕事を引き受ける旨を告げる。
それから彼は、まずはスカーの捜索を行おうーとキンブリーに持ち掛けた。

スカーは、ウインリィの両親を殺している。まず奴を探し出して仇を討たないと、気が済まない。
エドの眼が怒りに燃えるのを見取ったキンブリーは、その提案を了承する。
またスカーの人体破壊がきかないアルも、戦力になるということで同行することが決まった。

ーこうして、エドとアルは急いで外に出る支度をすることとなる。
先に行ったエドとキンブリーを見やりながら、ウインリィはアルに声をかける。
アル・・いいの?

その問いに、アルは大丈夫、とうなづいた。
兄さんは元の身体に戻るのに、賢者の石を使いたくないはずだ。あの石は罪のない沢山の人の命を元にしたものだから、自分の勝手で身体をなくした奴が使っちゃいけないんだ。

そう話すと、アルは自分たちが錬丹術を使う少女を追っていることをウインリィに明かした。
その錬丹術に、元の身体に戻る可能性があること。そしてその少女が、スカーと行動を共にしているかもしれないこと。

それを踏まえれば、エドはスカーを追うと見せかけて、錬丹術の少女を追うつもりだということが分かる。
だからスカーがウインリィの敵だというもっともらしい理由で、キンブリーを欺こうとしているんだよ・・。

そこまで語ったアルは、利用した形になってごめん・・とウインリィに謝る。
だがウインリィは首を振り、大丈夫、と笑みを浮かべた。
今は、生きている2人の方が大事だからー。

そしてー彼女もまた、今後の身の振り方を考えた。
さて・・あたしももっともらしい理由を考えなくちゃ・・。


その後、キンブリーはスカー捜索にエルリック兄弟を同行させることをオリヴィエに伝えに行った。
ブラッドレイに全権を任されている・・
そう聞いたオリヴィエは、それなら自分に文句はない、と彼らの行動を許可する。

キンブリーは笑顔で礼を言うと、早速要塞を出ることにする。
部屋を出る前にー彼はオリヴィエに尋ねた。
・・ところで、レイブン中将がまだ行方不明で?

オリヴィエは静かにうなづく。
うむ・・そろそろ中央に報告せねばと思っている。

それを聞いたキンブリーは、満足して部屋を出ていく。
残されたマイルズはオリヴィエに、キンブリーにスカーの捜索を任せてしまっていいのか?と問う。
大総統の命なら仕方ないだろう・・。
オリヴィエはそう答えながらも、その瞳を鋭く光らせる。
それにうまく行けば、スカーとキンブリーが共倒れになる。

彼女はマイルズに、キンブリーたちに同行するよう命じた。
彼女の元には山岳警備兵から、スカーとメイたちが合流したらしいという情報も入っていた。
それをマイルズだけに明かしながら、彼女はエドたちに伝言を頼む。

スカーはお望み通り、キンブリーにくれてやれ。
そして錬丹術の娘は、できる限り極秘にここに連れてこいー。
ーマイルズは承知し、車の方へと向かうのだった。


支度を終えた一行は、車の前に集まった。
まずはスカーが最後に目撃されたバズクールへ行こうー
マイルズの提案に、キンブリーもうなづく。

エドたちは2人のやりとりを、黙って車の中で聞いていた。
そこへーウインリィが走って飛び込んできた。
彼女の登場に、エドたちもキンブリーも驚く。

キンブリーは彼女に、要塞で待っているように告げた。
だがウインリィは、エドの北方用のオートメイルが正常に作動するか心配なのだ・・と必死の顔で訴えた。
自分の家系は、万全なアフターケアを売りにしているのだ。何かあったとなったら、その名に傷をつけてしまうー!!

その切なる訴えは、キンブリーの胸に響いたようだった。
彼はため息をつきながらも、仕方ない・・と同行を許可する。
そして部下を1人エドたちの車に乗り込ませると、自分たちはマイルズの車に乗り込むのだった。

そうして、2台の車はバズクールへ向かって走り出した。
車中でキンブリーの部下は、ウインリィに対してぶつぶつと文句を言う。
それを聞いていたウインリィは、次第に瞳をうるませた。

ごめんなさい、自分の立場なんて分かっています。でも待っているだけなんて、嫌なの・・。
そう言って、彼女はしくしくと泣く真似をする。
車内の空気は部下を責めるどんよりとしたものとなり、部下の男は慌てて小さくなるのだった。

ーその後、一行はダズクールのスカーが目撃されたポイントに到着した。
ここは元鉱山の町で、とても広い地区だった。
これは捜すのは大変だ・・。
軍人たちは景色を眺め、果てしない捜索になりそうな予感に肩を落とす。

とりあえず2手に分かれて、捜索に入ることになった。
キンブリーたちは、本部に待機だ。
そしてエドたちには、キンブリーの部下の2人が一緒に動くこととなった。

自分たちの見張りか・・。
エドとアルは良い気がしなかったが、黙ってそれに従う。

彼らは途中で、軍人たちを撒くことに決めた。
逃げられる隙を窺い、エドたちはスカーを見つけた!と叫んで走り出す。
そして追ってくる軍人を引き離すと、急いで自分たちの背後に壁を錬成した。

これで軍人たちは、自分たちを見失うー!!
2人は上手く撒いたのを確認すると、早速次の行動へと移る。
とにかく先に、スカーたちを見付けようというのだ。

だがこの広い土地では、それは簡単なことではなかった。
2人は走り回ったが、スカーたちの姿は全く見当たらない。
疲れ果て諦めかけた彼らは、建物の中でぐったりとうなだれる・・。
その時ー小走りで駆けてくる足音に、2人は気付いた。

その足音は、次第に近くなってくる。
まさか・・
2人が眉をひそめたその瞬間、メイがアルにタックルした。

アルフォンス様ーーー!!
彼女は感動の再会に、アルの前で頬を染める。
2人もチャンス!とばかりに彼女を捕まえた。

そこに、騒ぎに驚いたウインリィが、アルの鎧の中から出てくる。
メイが過剰にウインリィを警戒し、場は本筋とは関係のない話で騒然となる。
と、メイのピンチと聞きつけて、更にマルコーとヨキまで姿を現わした。

2人はエルリック兄弟を見て驚くが、エドたちは2人に全く心当たりがなく戸惑う。
こうして奇妙な再会を果たした彼らに、ウインリィは事情が分からずため息をつくのだった・・。

一方その頃、キンブリーはウインリィの姿が無くなったという報告を受けていた。
捜索対象が増えたことに、キンブリーは苛立ちを隠せない。
彼はマイルズに命じ、ウインリィが見つかったら自分に連絡するように、と言いつけるのだった。

ー同刻、スカーは廃屋の中を漁っていた。
何か使えるものはないか・・と落ちているものを見て回るが、どこを見てもろくなものはない。
と、その時ー足音が聞こえ、彼は振り返った。

そこには、軍服を着た男が2人いた。
北方軍か、と彼は構えたが、軍人たちは自分たちは中央軍だ、と話した。
キンブリー様がお待ちだ・・。

それを聞いたスカーは、はっと鼻で笑う。
たった2人で、おれをどうにかできると思っているのか?
すると軍人たちも、にやっと笑った。

並みの人間2人だけでは、貴様と渡り合えるとは思っていないさー。
そう言うと、彼らは姿を変えた。
その見た目に、スカーは目を見張る。

軍人2人は、化け物のような姿に変異していくー
キメラか・・。
スカーは腕を鳴らし、面白い・・と彼らに向かっていくのだった。




















雪山での再会。


今回はエドたちがキンブリーの命に応じ、スカーたちの捜索に乗り出す回でした。
キンブリーとの心理戦、ハラハラしますが面白いですね!

皆がそれぞれに彼を出し抜こうと虎視眈々としているのが、スリルがあっていいですよね。
このまま良い方向に進むといいな、と思います。

それに、ついにメイたちとの合流も叶いましたね!
まずは一歩リードといったところでしょうか。

でもマルコーは顔が変わってるので分からなくないけど、2人がヨキを忘れてたのには笑いました。
ヨキはとことんギャグ枠だなぁw

メイはアルにご執心のようだし、マルコーとエドたちも好意的な関係なので、ここでしっかり結びつきを得られるといいですね。
問題はスカーですが・・そこはウインリィやマイルズが何とか説得してくれないかな。と希望しています。
互いにキンブリーをよく思っていないので、そこで繋がれるといいかなと思います。

いずれにしても、キンブリーの眼を欺きつつ事を進めないといけないので、大変ですね。
やっぱりここで彼とは決戦となるかもしれないなぁ。
キンブリー程危険な人間もいないので、彼とは早めに決着をつけた方が良さそうなので・・。

とにかくエドたちとスカーたちが手を組むか組まないかで、物語の方向はかなり変わってきそうですね。
まだまだ予断の許さない状態・・
エドたちがどんな判断をするのか、楽しみにしたいと思います。





さて、今回はキンブリーがメインの回でしたね。
彼の考え方が、ようやく理解できたような気がします。
同意はできないけど、理解はできる・・かな。

皆それぞれに覚悟をもって、信念をもって今の戦いに臨んでいますあ。
エドたちは身体を取り戻すためだし、マスタングはよりよい未来を手に入れるため、リンやメイは自分の国の皇帝となるためー。

それはホムンクルス側も同じで、たとえばブラッドレイには明確な信念があります。
そういう色々な立場の者たちが、互いの覚悟や信念を賭けて戦い、どちらが勝つのか・・。
確かに、これはそういう物語なのでしょう。

そしてキンブリーは、その結末を見てみたい、と。
その気持ちはなんとなく分かります。どちらが勝つのかは、純粋に気になりますよね。

ただ普通の人は、そこに人の生死が関わるならやっぱりダメだ、止めなければ・・と途中で思うと思います。
でもキンブリーには、その発想はない。
あくまでも彼は、自分の欲望が一番大切で、それに忠実なのです。

そう考えるとシンプルで分かりやすい人なんですけど、常人には理解できないタイプだから気味悪いんですよね。
本人もそれを理解して自由気ままに振るっているから、またたちが悪い・・。

ある意味、一番敵に回したくない人物だと思います。
何をやらかすか分からないし、内面を読むこともできないし・・。

キンブリーは欲望に忠実な故、ホムンクルス側に回りました。
賢者の石をホムンクルス側が持つ限り、彼が人間側につくことはないと、今回はっきりしました。

であるならさっき書いたように、キンブリーを一刻も早く倒すことが、エドたちの今後を思うと必要な処置かもしれませんね。
そうしないと、彼は何をしでかすか分かりませんから・・。

スカーとの再戦も近づいているので、ここで皆で共闘してキンブリーを倒す流れになれば・・と思います。
いずれ来る最終戦は、人間VSホムンクルスの戦いです。
今こそ、人間側は皆で手を取り合うときなのでしょう・・。

改めてそのことがスカーに伝わりますように・・。
祈っています。






最後に、セリムについて。

ついに姿を現わしたセリムーまたの名を、プライド。
今回の彼とホークアイのやり取りは、息が詰まりそうでした。

ホークアイは本当に強い!あの状況で敵の情報を引き出そうとする胆力。命を脅かされる恐怖にも耐え、交渉してみせる強さ。
戦場を潜り抜けてきたからでしょうか・・。それとも仲間のためか・・
とにかく、彼女の対応は素晴らしかったです。

けれども今後、ホークアイはますます辛い立場に置かれますね。
ブラッドレイとセリムに常に見張られている状態・・
相当なストレスとプレッシャーだと思います。

セリムの能力・・あれは何でしょうね?
影と一体化して動くことができるのかな?

あの力があれば、確かにホークアイの行動を全てチェックすることも可能でしょう。
本当、ホークアイの心情を思うと辛くなりますね。
女性をこんなに追い詰めるなんて・・許せませんよ。

この状況、マスタングに伝えるのもままならないでしょうし、ホークアイはどう対応するのでしょうね。
ブラッドレイに色々聞くことはできそうだけど、行動には移せないから1人で抱えていくのもキツいだろうしなぁ。。

とにかく彼女の精神面の負担が心配です。
本当は一番にマスタングに側にいてほしいだろうけど、ホークアイは絶対そんなこと口にしないでしょうしね。

せめて誰か彼女の異変に気付き、気遣ってくれる人物がいるといいのですが・・。
まさに生殺し状態のホークアイ。
早く解放される時が来るのを、待ちたいと思います。







さて、次回はスカーたちと中央軍が戦う話でしょうか。
相手はキメラ・・なかなか苦しい戦いとなりそうです。

キンブリーが敵である今、エドたちもこの戦いに参戦するでしょう。
ということはウインリィは、スカーと再会することになるのですね・・。
複雑な心境ですが・・さて、どうなるか。。

中央の動きも気になるし、まだまだ気は抜けませんね。
どうにかこのままキンブリーを出し抜けるといいのですが・・。


北方編も登場人物が揃い、いよいよ戦いが始まりますね!
最後に笑うのはどちらか・・。

次回も楽しみです☆