前回、ブラッドレイたちの手が動くなか、それぞれ内部に切り込んでいくオリヴィエとマスタング。
そんななか、ついにイズミの元にもブラッドレイの手の者が現れますー。

そしてついに明かされる、始まりの物語。
若きホーエンハイムの前に現れたフラスコの中の小人ー
彼との出会いは、ホーエンハイムの人生をどう変えたのでしょうかー?!

感想です☆





第75話~ 「クセルクセス最期の日」




※以下、ネタバレあり※









◎あらすじ◎

ークセルクセス。
ホーエンハイムは、仲間の奴隷たちに読み書きを教えていた。

彼はホムンクルスに、読み書きから計算の仕方まで毎日教わっていた。
ある日ホーエンハイムが読み書きができると知った主人は、驚き感心する。
彼のその顔を見たホーエンハイムは、笑みを浮かべてある交渉をしてみた。

ー自分を助手にしてみてはどうですか?

主人は、錬金術を研究している人物だった。
その日からホーエンハイムも、大手を振って錬金術の勉強ができるようになる。
彼は毎日、錬金術に関する書物を読み漁った。

全てのものは一から作り出され、全てのものは一へと帰っていく。
すなわち一は全。一により全があり、一の中に全がある。
一が全を含まなければ、全は無なり・・。

熱心に勉強する姿を見て、ホムンクルスはもういっぱしの錬金術師だな、とホーエンハイムをほめる。
だがホーエンハイムは首を振り、まだ助手の域を出ないさ・・と答える。
主人の腕前には、程遠い・・。

それから彼は、ホムンクルスに礼を言った。
ホムンクルスが知識をくれたから、ホーエンハイムは今の地位を手に入れることができた。
そう話すと、ホムンクルスは自分も感謝しているーと応えた。

自分がこの世に生まれることができたのは、ホーエンハイムが血をくれたからだ。言うなれば、親だな・・。
それを聞いたホーエンハイムは、まだ結婚もしていないのに・・と思わず吹き出す。

するとホムンクルスは、家庭を持つことに何の意味があるのだろう・・と呟いた。
どうやらホムンクルスには、家族や仲間を持つことの幸せが理解できないらしい。
じゃあ、お前の幸せって何なんだー?
ホーエンハイムが尋ねると、ホムンクルスは暫く考えてから口を開いた。

まずは・・このフラスコから出られる身になれば、幸せかな。この入れ物から出たら、私は死んでしまうから・・。

その時、主人が2人を探してやってきた。
彼はホーエンハイムからホムンクルスを預かると、国王の元へと連れていく。
国王がなぜ・・?
ホーエンハイムは少し疑問を感じたが、それ以上は追及しないのだった。

ー王の宮殿。
ホムンクルスはそこで、自分が呼び出された理由を知った。

不老不死・・。
彼は目の前の国王から出た言葉に、ふーんとうなづく。

その態度を主人たちは咎めるが、ホムンクルスは彼らをじろっと睨んだ。
お前たちはたまたま自分を造ることができただけだろう・・。
するとやり取りを聞いていた国王が、じれったそうに無駄話はいい、と皆を一喝した。

彼の眼は、ただホムンクルスだけを見つめる。
不老不死・・できるのか?できないのか?

その焦りの浮かぶ眼を見たホムンクルスは、クセルクセス王が死期の近さに相当焦っていることを見抜く。
彼はにっと笑って答えた。
いいよ、不老不死の方法を教えてやろうー。


ーその日から、クセルクセスでは大規模な工事が始まった。
国王の命により、国中に灌漑用の水路を引くことになったのだ。
民衆は、国王は下々のこともよく考えてくれている・・と感動する。

だが数日後の夜ー
1つの村を、悲劇が襲った。

夜盗が、村全体を襲ったのだ。
家に踏み込まれた村民は、夜盗の顔を見て驚愕する。

それは、用水路の工事を行っていた男たちだったのだ・・。

彼らは村を焼き尽くし、1人残さず殺した。
そして王にもらった錬成陣の描かれた地図を手に、男たちは次の村へと向かうー。

ー村が一晩で消えたというニュースは、すぐに国中に広がった。
村民が全滅したことを聞いたホーエンハイムは、酷い話だ・・とホムンクルスに話した。
それを聞いたホムンクルスは、静かに呟く。
へえ・・それは大変だね・・。

ー用水路の工事は、滞りなく進んだ。
そして王が待ち望むなか、ついに用水路は完成し、念願の錬成陣が国中に引かれた。

王は再びホムンクルスを呼び出し、これで不老不死は叶うのだな?と念を押す。
犠牲になった人民たちには気の毒なことをしたが、これでクセルクセスは永遠の安泰を得るだろうー。
計画に関わった者たちは皆、そう喜び合った。

それからー早速錬成の儀式が行われることになった。
王は錬成陣の中央に立ち、厳かに儀式を進める。

主人が関わっていたため、その場にはホーエンハイムも同席を許されていた。
彼はホムンクルスを腕に抱えながら、世紀の瞬間に胸を高鳴らせた。
すごいな、国王が不老不死になるんだ・・!!

儀式は進み、ついに錬成が始まった。
国中に引かれた錬成陣が発動し、そこから無数の黒い手が伸びあがってきた。
その禍々しい光景に、一行は息を呑み事の展開を見守る・・。

その時ー錬成を見守っていた関係者たちに、異変が起こった。
主人や他の錬金術師、そして王までもが・・苦しみだしたのだ。

王はもがきながら、信じられない・・とホムンクルスを見やる。
我々には、何の害も及ばないと言ったではないか・・。

ーその異変は、国中の人々をも襲っていた。
いや人間だけでなく、家畜やそこに生きる全ての生き物が、一様に苦しんだ。

その異変を見たホーエンハイムは、ただ1人異変を感じなかった。
彼は周囲を見回し、一体何が起きているのだー?!と戸惑い、ホムンクルスに問う。
するとホムンクルスはにやっと笑みを浮かべ、話した。

錬成陣の中心は、ホーエンハイムの立つここだったんだ。
私の中の君の血を使って、扉を開けさせてもらった・・。

血を分けた家族、ホーエンハイムよ。今君と私が、全ての中心だー。
その言葉と共に、地面が揺れた。

そして気づくとーホーエンハイムの足元には、巨大な眼が開かれていた。
その眼は扉で、それが開いた瞬間に国中の生き物の魂がそこに呑み込まれた。

物凄い衝撃と圧が、ホーエンハイムを襲う。
その強大なエネルギーの前に、彼は為すすべなく気を失った。
意識を失う直前、彼もまた扉に取り込まれていく。

そしてー


どのくらい経ったのだろうか。
ホーエンハイムは目覚めると、痛む頭を押さえて立ち上がった。

彼は宮殿の中で目を覚ましたが、すぐにある違和感に気付いた。
物音が・・1つも聞こえないのだ。

気味が悪いほどの静寂ー
ホーエンハイムは誰かいないのか、と中を見回し歩く。
すると至るところで、人が倒れているのが見受けられた。

彼はその1人1人に駆け寄り、脈を確認する。
だが誰1人として呼吸と脈がある者はなく、全員死んでいた。
仲間の誰の名前を呼んでも、反応はない。

ホーエンハイムは震えながら、外の様子を見ようとバルコニーへ出た。
誰か・・返事してくれ・・。
そう呟いたその時、頭上から人の声がした。

無理だな、皆魂を抜かれてるー。
その声に振り返ったホーエンハイムは、上の階に王が立っているのを見て急いで頭を下げた。

国王、ご無事でしたか・・!
だが彼はすぐに、そこにいるのが王ではないことに気付く。
似合うか?その辺にある服を適当に着てみたんだ。
そう話す男の声は、王のものではなかったのだ。

いや、その声は・・。
ホーエンハイムは信じられない、と恐る恐る頭を上げる。
すると頭上の男は、身体の具合はどうだ?と尋ねてきた。
その顔を見たホーエンハイムは、目を見開いたー。

そこにいたのは・・自分だったのだ。
俺が・・いる・・。
彼は目の前の出来事が理解できず、ただただ身体を震わせた。

ホーエンハイムと同じ姿をしたその男は、ホーエンハイムの血の情報を元に入れ物を造ったーと語った。
やっと自分の足で歩けるようになった・・。
それを聞いたホーエンハイムは、はっとする。

・・お前、ホムンクルスか?!
そう問うと、彼は全てを説明しろ、と男に迫った。
何が起こったんだ。身体の具合とは、どういう意味だ。
取り乱すホーエンハイムに、男は自分の中に意識を集中してみろーと諭す。

血をくれた礼に、名と知識を与えた。そしてー朽ちぬ身体を与えた。
この国の人間全ての魂と引き換えになー。

ホムンクルスが話すなか、ホーエンハイムは自分の身体の内側から声が聞こえてくる感覚を覚えていた。
その声は無数に聞こえ、それぞれ違う声だった。皆一様に、悲鳴のような嘆きと叫びだった。
彼はその声が死んでいる人間たちの声だと気づき、ガタガタと歯を鳴らした。

国民の魂の半分は、ホムンクルスの身体にあった。
ホムンクルスは、ようやく窮屈なフラスコから出られたーと笑みを浮かべる。
その笑みを見ながら、ホーエンハイムは絶望し、絶叫した。

協力、感謝するよ。ホーエンハイムー
ーこうしてホーエンハイムは、不老不死の身体を手にしたのだった・・。


ー現在。
ホーエンハイムは、汽車の中でうたた寝をしていた。

そんな彼の名を、呼ぶ者があった。
眼を開けたホーエンハイムは、1人の女性が目の前にいることに気付いた。

その女性ーイズミは、私のことを覚えている?と笑いかける。
思いがけない再会に、彼らは汽車を降りてからも近況を語り合うのだった。

まずイズミは、エドとアルが自分の弟子だということを明かした。
ホーエンハイムは驚き、息子たちが世話になった・・と頭を下げる。

自分は親らしいことは何もせず、家を出てしまったから・・。
そううつむくホーエンハイムを見たイズミは、家を出るときにもっと話し合えばよかったのでは?とちくりと言う。
ホーエンハイムは恥ずかしい・・とただ頭を掻くだけだった。

と、突然イズミが咳き込んだ。
重い咳の音に、ホーエンハイムとシグは慌てる。
シグが薬を探す間、ホーエンハイムはイズミの肩をさすった。

そこでー彼は、イズミの身体がおかしいことに気付く。
彼はシグに車を捕まえてくるように言い2人になるとーイズミに耳打ちした。
イズミさん、あなた・・真理を見たね?

その言葉に、イズミははっと目を見開く。
そんな彼女に、ホーエンハイムは何を犠牲にした?と尋ねた。
イズミは言いにくそうに、内臓を少し持っていかれた・・と答えた。

死んだ子を蘇らせようとして、結果もう2度と子供を産めない身体になった・・。
それを聞いたホーエンハイムは、眉を歪めるー。

それから彼はイズミに、軍からの接触はなかったかと訊き、断ったことを確認すると安堵の息をついた。
そしてちょっと失礼、と断ると、彼はイズミの腹を殴った。
・・あ・・?
不意を突かれたイズミは戸惑い、次に身体に違和感を感じた。

ホーエンハイムの拳は、彼女の身体を貫き、めり込んだ。
イズミは腹部から出血し、吐血した。
それを見たシグが駆けてきて、ホーエンハイムを殴り飛ばすー

彼は急いでイズミに駆け寄ると、大丈夫か?!と彼女の身体を支えた。
大量の出血に、シグは完全に取り乱していた。
だがイズミは大丈夫だと答えると、呼吸が楽になった・・と話した。

驚いたシグは傷口を確認しようとするが、なぜか腹部には傷はなかった。
すると殴り飛ばされて吹っ飛んでいたホーエンハイムが、頭を撫でながら戻ってくる。

持っていかれた臓器はイズミの罪の証だから戻せないけど、腹の中を整理して血の流れを良くしたんだー・・。
彼は2人にそう説明し、シンの医学を少し齧っていることを明かした。
それから彼はイズミを見据え、あなたはまだ倒れちゃいけない人だーと彼女に話す。

イズミは戸惑いながら、ホーエンハイムを見つめ返した。
あなた、一体何者・・?!
そう問われたホーエンハイムは、ふう・・と息をついた。

化け物・・と言いたいところだが、あなたには本当のことを言っておこう。
彼はイズミとシグに、告げた。
自分はヴァン・ホーエンハイムという人間の形をした、賢者の石だ、とー。




















ホーエンハイムとお父様。


今回はクセルクセスで何が起きたのか、そしてホーエンハイムとお父様の正体が明らかとなった回でした。

物語の始まりが、ついにはっきりしましたね。
ホーエンハイムは、完全なる被害者でした・・。
主人によって血を使われたばっかりに数奇な運命に巻き込まれて・・気の毒すぎます。

言うなれば・・師匠と弟子って感じかな。
以前兄弟説を予想しましたが、完全に外しましたね(^^;)
ホーエンハイムは自分を奴隷の身から救ってくれたホムンクルスを信用してたのに、ホムンクルスは初めから利用する気しかなかった・・。
悲しいことです。。

ホーエンハイムが家族や仲間の大切さを語っているシーンが、後から思い起こすと辛すぎますね。
ホムンクルスには、その気持ちは全く理解できないものだった。
だから彼は人の命など何とも思わず、ホーエンハイムから大切なものを奪った・・。

一瞬にして大切な人たちや生活を全て奪われたホーエンハイムは、どれだけ辛かったことでしょう。
そんな状況で不老不死の身体を手に入れても、ちっとも幸せじゃないですよね。
むしろどうやって生きていけというのでしょう・・。

そういう気持ちが分からないから、やっぱり人間とホムンクルスは違う生き物です。
彼らは自分たちを進化した人間だというけど、それって機能的に・・ってだけだと私は思います。
人間のような感情がないホムンクルスは、むしろ人間の劣化版ではないでしょうかー。

というより、キンブリーの言うように異端‥という方がしっくり来るかな。
やっぱりホムンクルスは、人間とは異なるものです。
異なるものと人間の、種を巡る争いー
これはそういう物語なのかもしれませんね。

そしてその2つの種を繋ぐのが、錬金術なのかなーと今回の話を見て感じました。
となると、キンブリーは意外と的を射てるんだよなぁ。なんか納得いかないですけどw


現在のホーエンハイムは、不老不死から人間に戻るために、情報を集めている段階なのでしょうか。
彼の動向がイマイチ見えないのではっきりとはしませんが、とっくにホムンクルスたちが何を企んでいるかは分かっているはずですよね。
イズミとの会話でもそう読み取れるし、何より彼は一度経験している訳ですから。

お父様は今度はアメストリスを使って、また不老不死の身体を手に入れるつもりでしょう。
恐らく彼がホーエンハイムより老いて弱っているのは、彼の子供たちである7人に賢者の石を分け与えているからだと思われます。
だから再び強力なエネルギーを得るために、アメストリスを利用しようとしているのではないでしょうか。

ただそこまでは分かっても、ホーエンハイムが人間の身体を取り戻す方法はまだ分かりませんよね。
恐らく真理の扉を開かなければならないのでしょうが・・でもその後どうするのかは予想ができない・・。
ホーエンハイムはもうある程度掴んでいるのでしょうか。そこは今後明らかになっていくのかな・・。

奇しくもエドたちもホーエンハイムも、元の身体を取り戻すために戦っています。
そして親子揃って人柱・・。
となれば、今後彼らもまた協力関係となるのかもしれませんね。
今回のイズミとの再会は、その布石でしょうか。

イズミへの手が伸びているということは、計画の遂行は本当にまもなくなのでしょう。
これが遂行されてしまったら、また大勢の人が死ぬし、エドたちもホーエンハイムも無事では済みません。

そうならないためにも、ホーエンハイムは身体を取り戻す方法と同時に、何らかのホムンクルス対策をしていると思うのでしょうが、さてどうなのか・・。

今後はホーエンハイムはイズミと暫く行動を共にするのでしょうか。
それともまたすぐに旅に戻るのかな?
どちらにしても、彼の行動からは目を離せないですね。

早くエドたちとも協力し合えて、分かり合える関係になるといいなとも思います。
ホーエンハイムこそが、誰よりも家族というものを切望している人だったのだ・・と今回感じたので。

そして元の身体を皆が取り戻した際には、親子3人で暮らしていけるといいですね。
あ、エドたちにはお嫁さんがいるかもしれないか!
そうしたら、きっと賑やかで幸せな生活がホーエンハイムも送れるでしょう(^^)

今回、彼に何も非がなく巻き込まれたと知れたことで、全力で彼を応援する気持ちになれました。
どうかホーエンハイムにも、人間としての幸せを掴んでほしいものです・・。





さて、後1点気になることが。
それはホーエンハイムが、シンの医術に通じていたことです。

以前10巻でエドたちが匿われていたロスに会うためにクセルクセスに行った際、エドとフーは東の賢者と西の賢者の話をしていました。

東の賢者はクセルクセスの生き残りで、アメストリスに錬金術を広めた人物。
西の賢者は、西の国からシンにやってきて、錬金術を広めた人物。
これってどちらも、ホーエンハイムなのではないでしょうか。

まず、東の賢者は彼で間違いないように思います。
クセルクセスの生き残りは、ホーエンハイムとお父様以外いませんからね。

そして今回ー彼がシンの医療にも通じていると判明したことで、一気に西の賢者もホーエンハイムである可能性が高まったと思います。

恐らくホーエンハイムは元の身体を取り戻すため、もしくは自分の中に吸収された仲間の命を救うため、医学の知識を求めてシンに渡ったのではないでしょうか。
そこで医学を教えてもらう代わりに、錬金術を広めた。
その錬金術がシンの医学と結びついて、錬丹術となったー
そういう歴史があったのではないか、と感じたのです。

で、もしそれが正解だとするならば・・やっぱり錬丹術にはホムンクルスの計画を阻止する力もあるように思われるのですよね。
錬金術はホムンクルスを生んだ術であり、その術の心得はホムンクルスたちにも刻まれています。
でもオリジナルに進化した錬丹術は、ホムンクルスのいわば盲点でもあると思うのです。

龍脈の流れを読み取る錬丹術。
それは地球上に流れる大地の気を読み取るものである、とメイが以前マルコーに説明していました。

一方錬金術では元からある龍脈ではなく、地殻変動などの突発するエネルギーが利用されます。
つまりホムンクルスたちは、大地の気を読み取ることはできないのですよね。

ということは大地の気をエドたちが理解できるようになり、それを利用することができるようになればーもしかしたらホムンクルスたちの計画を阻止することもできるのではないでしょうか。
地殻変動などのエネルギーよりも、大地の元からの気の方が強そうな予感がするので、ぶつかり合えばひっくり返すことができるのではないか、と。
これはあくまでも私の感覚での話なのですが・・(^^;)

更にメイによれば、アメストリスの錬金術は地殻変動のエネルギーを使っているというよりは、地中で蠢く人間のエネルギーのようなものに支えられているのでは・・ということでした。

これって、錬金術の元に犠牲になった人たちの魂・・ということでしょうか。
であるなら、人間のエネルギーが大地のエネルギーに敵うはずがありませんよね。
そうなると、やっぱり錬丹術には錬金術をひっくり返す可能性があるように思えるのです。

まだこれは推測の域でしかありませんが、スカーの兄の書物の解読が待たれますね。
彼は錬金術と錬丹術の両方を学んでいたので、その相関性やアメストリスの錬金術の不可解な点などに気付いていたのでしょう。
だとしたら、錬金術をひっくり返す術にも到達していたかもしれませんー。

スカーが合流したことで、いよいよ書物の解読も近いと思われます。
どうかホムンクルスを押さえる有用な手立てが記されていますように・・。
今はそう信じ、祈ります・・。








さて、次回はホーエンハイムがイズミに、自身の知る全てを明かす回でしょうか。

真理の扉を開いているイズミ。
ホーエンハイムは恐らく、彼女が人柱候補だということを悟ったはずです。
計画実行が近づく今、彼はイズミに真実を伝え、協力を仰ぐのでしょうかー。

一方、北での攻防の行方も気になりますね。
アルは無事にウインリィたちに合流できるのか。
エドたちはキンブリーの眼を欺き続けられるのか・・。

こちらもまだまだ、緊張状態が続きます・・。


少しずつ最後の戦いへと近づく一行。
今はそれぞれができることをやりつくすだけですね!

次回も楽しみです☆